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舞台感想 ウクライナ国立バレエ スペシャル・セレクション2025

近くで公演があるのをポスターで知った夫。
夫はバレエを観たことのないので、一度観てみようかなと言います。
夫から言い出すなんて、珍しい。
夫には、ウクライナの方を応援したい気持ちもあるみたいです。

全幕物ではなく、ガラ公演です。

第一部
「ゴパック」
ヴォロディミール・クツーゾフ イーゴリ・コノヴァロフ
エルネスト・クリセンコ オレクシィ。ネステロフ

「ラ・シルフィード」第2幕よりパ・ド・ドゥ
カテリーナ・デフチャローヴァ ダニール・パスチューク

「ディアナとアクティオンのグラン・パ・ド・ドゥ」
イローナ・クラフチェンコ ニキータ・スハルコフ

「海賊」第2幕より“花園の場”
メドーラ アレクサンドラ・パンチェンコ
ギュリナーラ カテリーナ・ミクルーハ

第二部
「ゼンツァーノの花祭り」
カリーナ・テルヴァル クリマン・ギヨーム

「コッペリア」第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
カテリーナ・ミクルーハ ダニール・パスチューク

「瀕死の白鳥」
アナスタシア・シェフチェンコ

「ラ・バヤデール」第2幕より
ガムザッティ イローナ・クラフチェンコ
ソロル ニキータ・スハルコフ
黄金の偶像 クリマン・ギヨーム
マヌーの踊り(壺の踊り) エリーナ・ビドゥナ
太鼓の踊り ウラジスラヴァ・アクシューチナ
      ヴォロディミール・クツーゾフ

幕間休憩20分を入れて約二時間の公演ですので、バレエ初見の夫も退屈せずに見ることができたようです。

久しぶりに「海賊」や「ラ・バヤデール」のDVDを観直そうと思いました。
すっかり忘れていて、初めて見る演目のように新鮮でした。

さて、ウクライナ国立バレエ。
すごくレベルが高くて素晴らしいと思いました。
それに、美男美女揃い。
小顔でお人形のように綺麗なバレリーナばかり!

「ゴパック」の男性ダンサーのジャンプの高さ!
全身バネって感じです。

「ディアナとアクティオンのグラン・パ・ド・ドゥ」と
「ラ・バヤデール」のガムザッティを踊ったイローナ・クラフチェンコさん。
美しく魅惑的で高い技術を持っておられて、素晴らしかったです。

「瀕死の白鳥」を踊られたアナスタシア・シェフチェンコさんの腕の動きが見事で、引き込まれました。白鳥が辛そうで泣きそうになりました。

「海賊」のギュリナーラと「コッペリア」のグラン・パ・ド・ドゥを踊られたカテリーナ・ミクルーハさんもベビーフェイスで愛らしいのに魅力的な踊りをなさる方で印象に残りました。

コールドバレエを含めて本当に世界レベルの技術を持つダンサーばかりだなって感心しました。

こんなに高度な技術を持ったダンサーが来日公演しているのに、観客の入りが悪くて、なんだか申し訳なくなってしまいました。
バレエ人気が落ちているのだろうか?
私も最近観に行っていなかったから、ちょっと心配になってしまいました。

この公演は、「子供無料チケット」対象公演でした。
皆、知らないのかな? 
もっとたくさんの子供さんに観て欲しいなあって思いました。
生の舞台でなければ、感じられないことが絶対にあるから。

以下の公演も「子供無料チケット」あるみたいですよ。
8月5日(火)14:00開演 愛知県芸術劇場 大ホール
8月11日(月・祝)14:00開演 J:COMホール八王子
詳しくはこちら
ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ) 「スペシャル・セレクション 2025」| 光藍社(こうらんしゃ)–ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)

なんとなく、日本のバレエの未来に少し危機感を感じてしまいました。

宣伝不足もあるのかと思うけれど、宣伝しなくてもTVの方から取材するくらいのことをするべきだと思うんですよね。
最近のTVって「映える」ことに群がる人々相手に、話題のアミューズメントやグルメばかり紹介しているように見えます。

未だ終わる気配を見せない戦争に巻き込まれた遠い国から、素晴らしい芸術を届けてくれているダンサーたちを紹介し、多くの観客が公演に足を運んでみようかと思わせる番組くらい自発的に作って紹介したらどうなんだよ!って思ったりもします。
(あ、もしそんな番組があったらごめんなさい。私が見ていないだけだから……)

もう、本当に見る価値ある公演でした。
是非、行ってみてください。

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