真実って何だろう
映画『死ねばいいのに』をみにいった。
僕の好きなバンドThis is LASTが主題歌をしている作品で、どうしてもこの曲を初めて聞くのは映画館の音響がいいと思い、曲も事前に聞くことはせず、全く前情報なしの状態で映画館に足を運んだ。
すごく考えさせられる、素敵な作品だった。
エンディングで流れる「アイリス」
この曲が映画の内容をストレートに語っていて、映画の中でモヤモヤと生まれた感情が一気に渦を巻いて、エンディングで涙が込み上げた。
人は言葉で感情を表現できる。
目や表情、態度で感情を表現できる。
そしてそれらのことから、相手の感情を理解しようとすることもできる。
でもその言葉が、目や表情が本当かどうかはわからない。
もしかしたら本人ですらわかっていないかもしれない。
苦しくても、平気なふりをしているうちに感覚がおかしくなってしまうこともあるから。
感情だけでなく、様々な出来事についても
人が関われば関わるほど、それぞれの意図や感情、想いが混ざり合い、
そしてそれぞれの視点が加わり、真実はひとつではなくなる。
その人の目から見たものがその人にとっての真実になるからである。
自分はこう思っていたのに、相手は違った。
自分は愛していたのに、相手はそうは思っていなかった。
自分は傷つけているつもりでなかったのに、相手は傷ついていた。
自分は助けを求めていたのに、相手はそれがSOSだと思わなった。
自分は幸せだと思っていたのに、相手は幸せじゃないという。
その人は幸せじゃないはずなのに、「幸せ」と言う。
その「幸せ」はほんと?強がり?ウソ?逃避?
その言葉を信じていいの?
自分は相手のことをわかってるの?
分かっていると思いたいだけ?
分かろうとしてる?わかった気になってない?
相手は本当にどう思ってるんだろう。
わからない。
わからない。
絶対にわからない。
でもやっぱりわかろうとしなければいけない。
死んでしまってから、
知りたいと思っても、もう聞くこともできない状況になってしまっては、
知ることはできないから。
あなたはどう思ってるの?教えて。
いま、教えて。
本当の気持ちを。
「死ね」「死んじゃえ」「死ねばいいのに」
そんな言葉が誰にも投げられない世界でありますように。
あなたは幸せですか?幸せを見つけられていますか?
あさみが本当に幸せだったのなら、そうやって今の幸せを見つけ、幸せだと言えること、本当に素敵だと思う。
『死ねばいいのに』
<泣けた度>
★☆☆☆☆(ちょっと刺さった):エンディングアイリスの1サビでぐわーってなった。
<面白い度>
★★★★☆(しっかり見たい):「どういうこと?」がずっと頭にあって先がしりたい、本当のことをしりたいってなった。奈緒さんの演技がやっぱり引き込まれるし、静動の演出とかその切り替わるタイミングが抜群で本当に面白かった。
<学びになった度>
★★★☆☆(人生観に入り込む):常にわかろうとすることの大切さについては考えている。それを改めて考えさえられたし、もう作品全体をとうしてずっと考えてという言われているようで、思考が止まらなった。
<帰ってきたい度>
★★★★★
