[SUNO作曲]ペトリコール
皆さん、ペトリコールって言葉をご存知でしょうか。
昨日テレビを見ていて知ったんですけどね、雨の降り始めに漂うあの独特の香りの名前なんですね。
ジェミニさんによると
ペトリコール(Petrichor)とは、雨が降ったときに地面から立ち上る、あの特有の「雨の匂い」を指す言葉です。長い日照りの後に雨が降ることで、土壌中のバクテリアや植物の油分が空気中に舞い上がり、心地よい土や草のような香りを生み出します。
だそうです。
私この時期にあの雨の香りを聞くと、小学生時代の夏休みを思い出すんですね。
記憶と香りって結びつきが強いんだそうで、なんだか懐かしい気持ちになります。
友達数人と夏休みに連れ立って遠くの川まで自転車で行くことにしたんですね。
道に詳しいのがいたんで、そいつに付いていく形でみんな夏の日差しの中大汗かきながら自転車こいで、まぁ本当に遠い所で、永遠とも思える時間でしたね。
たどり着いた川の冷たくて気持ちいいこと。また、大人の力を借りずにそこまでたどり着いたってのが、とっても嬉しくてね。
一通り遊んだ後、また同じ道を帰るのかよーって皆で言いながら帰ってたらとんでもない夕立に降られましてね、田舎の道だから遮るもんなんてございません、皆頭から靴のつま先までびしょ濡れになって「これ家帰ったら怒られるよ」なんて笑い合ってました。
とってもいい思い出です。
あと夏になると雑木林から漂ってくる腐葉土の発酵するような香りもまた、小さい頃のカブトムシ採り思い出させられて懐かしい気持ちになりますよね。
それではお聞き下さい、オトマでペトリコール
皆さんが雨の香りで思い出すのは、どんなエピソードなのかなってちょっと聞いてみたかったり(チラチラ
あわよくばどんな曲になるのかなって気になってみたり(チラッチラッ
ペトリコール
遠くで光る入道雲へ、僕らは連れ立って進んでった。車ならすぐの場所も、自転車じゃ世界の果てで。焼けた腕を見せ合って、くだらないことを言って、水筒も底をつく頃、ようやく川についた。
みんな真っ赤に日焼けして、水の中ではしゃいだ。大人に頼らずここまで来た。それだけで、なんだか夏だった。服を脱いで飛び込んでは、名前を呼び合って、川の水の冷たさに何度も笑った。
少しの不安と、わけのない熱を、水筒の底でからから鳴らして。
ペトリコール。忘れてた夏がほどけてく。雨が降って、靴が重くて、僕たちはただ夢中で自転車をこいだ。川遊びの帰り道、またずぶ濡れだって。
靴の中まで水浸しで、シャツも肌に張りついた。誰かの笑い声だけが、雨の中で跳ねていた。家に帰れば怒られるかな、まあいいかって言いながら、夕立の中を並んで、笑いながら自転車をこいだ。
少しの不安と、わけのない熱を、水筒の底でからから鳴らして。
ペトリコール。忘れてた夏がほどけてく。雨が降って、靴が重くて、僕たちはただ夢中で自転車をこいだ。川遊びの帰り道、またずぶ濡れだって。
今でも夕立が降ると思い出す。からからと鳴る。まだ、からからと鳴る。
