理想の仕事用キーボードを求めて。紆余曲折の末に「Keychron K2 Max」へ着地した話
はじめに:さよならV1 Max、こんにちはK2 Max
こんにちは、おせんどうです。
前回の記事で、「フリーアドレス環境で使える、1kg以下の静音キーボード」としてKeychron V1 Maxを本命に掲げ、Amazonプライムデーへ向かった私。
しかし、世の中思い通りにはいかないもの。 私が狙っていた「V1 Maxのカーボンブラック(JIS配列)」が、どこを探しても入荷未定のまま一向に復活しないのです。後発の「レトロカラー」なら在庫はあるのですが、どうしても黒/グレー系のキーボードを諦めきれなかった私は、ここで大きな決断を下します。
「よし、兄弟機のKeychron K2 Maxにしよう」
これも何かの縁。私は沼の入り口で少しだけ方向転換をし、K2 Maxをポチることにしました。
迷いなき「ノーマル版」へのこだわり
K2 Maxを選ぶにあたり、一つだけこだわったことがあります。 実はこのモデル、側面に木材の装飾が施されたお洒落な「スペシャルエディション」が存在するのですが、私が選んだのはあえての「ノーマル版」です。
※↓がスペシャルエディション。こちらも洗練された雰囲気があり、人気があるのも頷けます。
理由はシンプルで、ノーマル版の持つ「ミニマルでメカっぽい道具感」が私の好みだったから。 装飾を削ぎ落とした佇まいと、色味の異なるダークグレーが組み合わされ、引き締まったキーキャップ。仕事の相棒として毎日使い倒すなら、この無機質なツール感がどうしてもほしかったのです。
プライムデーの悲劇
そして迎えたAmazonプライムデー本番。 ガジェット好きの血が騒ぐこの祭典で、私は衝撃の事実を目の当たりにします。
K2 Maxのスペシャルエディション、安くなってる! 他のKeychronのモデル、安くなってる!! ……私が欲しい「ノーマル版のJIS配列」、1円も安くなってない!!!
なぜなのか。世の中うまくできすぎです。 普通ならここで「安いからスペシャルエディションで妥協しようか」と揺らぐところですが、不思議と迷いはありませんでした。なぜなら、私にとっての正解は「ノーマル版のルックス」一択で、この時点ですでに心が決まっていたからです。
さらに、もう一つの罠がありました。 本当はオフィス向けに「静音赤軸」が欲しかったのですが、Amazonで買えるノーマル版のセットは「普通の赤軸(Keychron Superメカニカルスイッチ)」しかラインナップされていなかったのです(後から自分でキースイッチを交換することはできるのですが、最初のセットには存在しませんでした)。
結局、お祭り騒ぎのAmazonを横目に、私は定価で「ノーマル版の赤軸」をカートに入れました。でも、全く後悔はありません。「こいつは大人気で、セールにしなくても売れるから安くしないんだ。きっとそうだ」と自分を納得させることにしました。
実際に仕事で使ってみたリアルな感想
さて、無事に届いたK2 Maxをオフィスのフリーアドレス席に持ち込んで、さっそく実戦投入しています。

隙間無く詰まったキーとグレー基調のミニマルな感じがたまりません
■ 完璧なサイズ感とルックス
会社のデスクは決して広くはありませんが、75%サイズはやはり絶妙です。キーがギュッと隙間なく詰まっているレイアウトが、なんともミニマルで美しい。これぞ求めていた「コンパクトな仕事道具」です。
■ ウォールナットのリストレストとの最強コンボ
キーボード本体はあえて無機質なノーマル版にしましたが、それに合わせてウォールナット材の木製リストレストを一緒に購入しました。 メカっぽいキーボードの手前に、温かみのある木のリストレスト。サイズもぴったりで、タイピングも驚くほど快適に。結果的にこの組み合わせは大正解でした。毎日ホクホクで使っています。
■ 打鍵感:コトコトとカタカタの中間の、心地よい響き
V1 Maxのようなガスケットマウント(内部のクッション構造)ではないため、タイピング時に少しだけ「底打ち感」はあります。でも、それが逆にしっかりとしたタイピングのフィードバックになっていて、十分に「コトコトとカタカタの中間くらい」と上品で心地よい感触を楽しめています。
■ 音(静音性):探り探りのデビュー戦
ラインナップの都合で選んだ「普通の赤軸」ですが、メカニカルとしては比較的小さめの音とはいえ、オフィスで使うとやはりそれなりにカチャカチャと響いているような気も。 今は「周りの迷惑になってないかな…?」と、少しだけ探り探り、気持ち優しくタイピングしています。オンライン会議する時間が多く、周りの人のキーボード音など余り気にならないかな?とも思いつつ、ここは慎重にいきます。
まあ、これはこれで「後から静音スイッチに交換する」という楽しみを残してくれたということで、伸びしろだと捉えています。
おわりに
色々と想定外の連続でしたが、結果として「Keychron K2 Max(ノーマル版)」を迎えたことは大正解でした。
毎朝ロッカーから取り出し、狭いフリーアドレスの机にセットする。そのたびに、この武骨でミニマルなキーボードが「さて、やるか」というスイッチを入れてくれます。
「静音化」という次の沼の気配を感じつつも、まずはこの新しい相棒と共に、日々の仕事を乗り切っていきたいと思います!

