22年間の不法滞在を「人道」で覆すのか? ナヴィーンさん収容問題に思う法の軽視
日本に22年間滞在し続けたスリランカ出身のナヴィーンさん(45)が、7月14日に東京入管に出頭したところ収容されました。難民申請や在留特別許可を繰り返し却下され、自主帰国手続きを取ったはずが、健康問題を理由に国会議員7人が仮放免を求め、支援団体が記者会見で人道的対応を訴える——。
一見「可哀想な家族の物語」に聞こえますが、法遵守の観点から見れば、これは明らかな問題です。不法滞在を長年続け、制度を何度も利用しながら、最終的に「人道」を盾に居座ろうとする姿勢に、強い疑問を感じざるを得ません。
22年間のオーバーステイという現実
ナヴィーンさんは2004年頃に留学資格で来日後、ビザが失効した後も日本に留まり続けました。難民申請は複数回行いましたが、裁判所(東京地裁・高裁)でいずれも棄却。スリランカ政府が迫害を容認していないと判断されたにもかかわらず、退去強制令書が出ている状態で長年暮らしてきたのです。
日本人妻との結婚生活を強調する声がありますが、婚姻関係が在留資格を自動的に保証するものではありません。法は明確で、在留特別許可は裁量事項であり、不法残留という違法状態の上に築かれた家族関係を優先するものではないのです。
「自主帰国」から一転する矛盾
報道によると、ナヴィーンさんは6月に自主帰国の意思を入管に伝え、書類を準備して出頭しました。強制送還より再入国禁止期間が短い可能性に期待したのでしょう。しかし収容後、解放の方向性が出ると、支援者側からは「これからも日本で一緒に生きていく」といった声が聞こえてきます。
高血圧200超え、うつ病、液体栄養剤で維持という健康不安を訴えながら、解放が決まればイベント参加や通常生活の予定が出てくる点も、整合性が取れません。入管施設でのストレスを指摘する声は理解できますが、法を遵守していればこの状況に陥らなかったという根本的事実を無視すべきではありません。
国会議員7人の「外国人優先」要望
立憲・共産・れいわ・社民などの議員が要望書を提出し、仮放免を求めたそうです。日本のルールを無視して22年も滞在した人物を、税金と行政資源を使って守ることに、何の国益があるのでしょうか?
法を守っている方々は在留資格の厳格な審査を受け、ビザや永住権取得に努力しています。不法滞在者に「人道」という特別扱いをするのは、法治国家として公平性を欠き、法の軽視を助長します。不法滞在者ゼロプランを進める政府方針に逆行する動きと言わざるを得ません。




本当に「非人道」か?
入管行政に改善の余地があるのは事実です。しかし、難民認定を繰り返し却下され、裁判でも負け続けているケースで、無制限に「人道」を主張するのは濫用です。スリランカに帰国すれば危険だという主張も、入管・裁判所が事実認定していない以上、鵜呑みにできません。
「帰らないから収容される。シンプルな理由」「国益にならないことに血道を上げる議員でいいのか」といった声が多数上がっています。支援者側が感情に訴える一方で、多くの国民は「法を守るのが前提」と冷静に見ているのです。

法の支配を守るために
この問題の本質は、個人の事情 vs. 国家のルールです。どれほど悲惨な境遇でも、不法滞在を長年続け、制度を疲弊させる行為を容認すれば、移民政策全体の信頼が崩れます。
真に保護すべき難民は、しっかり認定する。
不法滞在は原則として退去させる。
在留特別許可は例外的に、厳格に運用する。
これが法治国家の基本です。ナヴィーンさん夫妻には、まずは法を尊重した上で、正式な手続きを踏んでほしい。感情論で法をねじ曲げるような動きは、日本社会全体のためにも止めるべきです。
皆さんはこの問題をどう思いますか? コメントで法遵守の重要性について、ご意見を聞かせてください。
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