もうからないのか。
会話のなかで、なんか嫌だなって思う瞬間がある。それは
「ゲストハウスが儲からない前提」で会話されるとき
例えば先日(ちょっと実際の会話から省略している部分もあります)。
ゲスト:「飯室さんてゲストハウス開業の相談も受けてられるんですね」
飯室:「そうですね、うけることもありますよ。こないだ近所でゲストハウス開業した女性も元うちのスタッフなんですけれど、在籍中は相談会を何度かやりました」
ゲスト:「えー、めちゃお人好しじゃないですか。ライバルでしょ」
飯室:「いや、あっちも小さな宿だし、旅や宿が好きなひとたちがちゃんとお客さんのこと考えてやってるんで、同志ですね」
ゲスト:「そうじゃない人もいるってことです?」
飯室:「そうですねー、例えば "ゲストハウスって儲かりそうだからとりあえず無人宿作りたい" とか言われることもあって、そういう相談にはのらないですね」
ゲスト:「ははははは。ゲストハウスなんて儲かるわけないですからねー!」
飯室:「…」
はい。正直にいってちょっと嫌な気持ちになりました。こういうふうに言われるのってこれまで何度か経験しています。もちろん大儲けできる仕事ではないかもしれないし、あなたより稼いでいないかもしれない。でも他人の働きに対してそういう言い方ってどうなの? と思う。こちらは宿業で税金を納め、それなりに家族を養って生活をしている。
でも多分、サービス業ってそういう蔑んだ感じに見られがちなんだろうな。かしこまった専門職と対局にある、近しい存在。なんだったら「働いているというより、趣味みたいなもの」そんな感じで見られているんだろうな。
私としては、宿泊業だって専門的な知識を持っておこなう仕事だと思っているし、誇りをもって従事しているんですけれどもね。
