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「伝わらなかった配慮」が生んだ傷 ― 僕が中学時代に思い出したこと

あるニュースを見て、僕の胸が痛みました。
先日、あるドラマの撮影現場で起きたトラブルが報道されているのをSNSで発見したのがきっかけです。
共演していたお二人のうち、片方の方には過去に辛い経験があり、そのことへの配慮が現場で必要とされていたそうです。
ですが、その配慮が本人にきちんと伝わっていなかったことが、後になって大きな傷を生んでしまいました。

中学時代、僕も同じような孤立を経験した

僕は中学生の頃、女子から嫌われてしまい、
席をやたらと離される時期がありました。
強い口調で罵倒されたこともあります。
特に中学三年生になってからは、それがさらにエスカレートしました。

半年間、教室の片隅で

席替えのたびに、僕は先に帰ってしまうようになり、
そのせいで先生に連れ戻されることもありました。
結局、僕は教室の片隅に一人だけ座らされたまま、
半年間を過ごすことになったのです。

惨めでしたし、悔しかったです。

そして何より、先生にも裏切られたような気持ちになりました。
当時の僕は、今回のニュースで傷ついている俳優さんと同じくらい、心がすり減っていたと思います。
実際、学校に行けなくなった時期もありました。

似ているのは「伝わらなかった」という構図

今回の件も、僕の経験も、根っこにあるのは同じことだと感じています。
それは、必要な情報や配慮が、間に立つ人を通して当事者にきちんと伝わらなかったということです。
誰か一人が完全に悪いというより、伝達がどこかで途切れてしまことで、耐えきれないほどのすれ違いが生まれてしまう。
それは僕がこれまで生きてきた中でも、何度か経験してきたことでした。

心配なのは、両方の心の傷

今、僕が一番気にかけているのは、傷ついた俳優さんの心が深く落ち込んでいないかということです。
かといって、共演していた女優さんを責めたり中傷したりするのも、まったく違うと思っています。
誰か一人を悪者にして終わらせるのではなく、伝えるべきことがきちんと伝わる仕組みを、僕たちの身の回りでも大切にしていきたいと、あらためて感じました。

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