264 はるのおわりに
2026.05.10.photo byるる
よく晴れて 汗ばむ気温は 初夏のよう
そんな中 昼から職場に向かいました
明朝の 仕事準備が間に合わず…
休日は できる限り
身体を休めたいのですが
やむなし ため息つきながら
蒲公英 さかりの 職場に到着
入り口に近づいたときのことです
足もとから 急に飛び立つ せわしいうごき

このフォルムは…!
「ゲイシャだ!」
"ゲイシャ" とは 学名の一部です
学名:Inachis io geisha
ゲイシャ→芸者ですね
なお "io"(イオ) という名前は
ギリシャ神話に出てくる
ゼウスの 美しい愛人のひとりです…
かつて ガリレオ・ガリレイが発見し
地動説を唱える きっかけともなった
木星の周りをまわる 衛星のひとつも イオ
4つの "ガリレオ衛星"
【イオ エウロパ ガニメデ カリスト】
のうち いちばん木星に近い衛星の名で
火山の "噴火活動" も観測されています!
※ちなみにこの4つの名前はすべて
ゼウスの愛人の名前だという…
奔放な神ゼウス汗
和名(japanese name) は
【クジャクチョウ】
たしかに 目玉模様が
クジャクの飾り羽のようですね
というわけで
足もとから飛び立った ゲイシャ(イオ)は
しばらくすると ふたたび足もとの
元いた場所の近くに戻ってきました
(これは クジャクチョウが属する
"タテハチョウ科" あるあるです笑)
そして かなりの確率で
こちらを向く笑

見せてくれている(やさしみ)
正面からは 羽うらの
黒い保護色が 功を奏して
なかなか気づかないのです
ましてや 羽をピタッと閉じて
こちらを向いて止まると…

あ?と思ったら もう飛んで逃げたあと💦
…でも 心配無用! また戻って来るという笑
かわいいですし かしこいですね
ならば…と こちらも忍び足で
背後にまわり込み しばらく待つと…



タテハチョウの仲間との
なんとも言えない
駆け引きのような "あそび" 笑
それにしても きれいだなぁ…
タテハチョウの仲間は
秋の初め頃に サナギから "羽化" します
そしてそのまま 枯葉のスキマや 小屋の中などで
"成虫越冬" するのです
つまり この日出会った クジャクチョウは
越冬明けということになります
クジャクチョウは
まだ花どころか 葉っぱも出揃わない早春に
さかんに飛び回り パートナーを見つけ
交尾ののち 産卵を終えて
その一生を終えます
ゲイシャ(イオ)が
無事 いのちを繋ぐことが できますように…!

※去年の春にも つぶやいていました
あれからいちねん…(しみじみ)
