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どゅるんどゅるんの朝
いわゆるトルソー型大型オナホという商品がある。
首から太ももの付け根までの女体を模したものだ。
朝の八時、地下鉄に向けて人が行き交う道のど真ん中にそれがうつぶせで転がっていた。
前方にいた女性がその物体に間近に近寄って、凝視し通り過ぎた。
私は小学生、特に少女に見せたくないため車道側に寄せようと革靴のつま先で蹴った。
よりにもよって仰向けにひっくり返る。
アンバランスな巨乳と、腰のくびれが現れた。
早く道端に寄せなくては、と焦りそれを持ち上げた。
シリコン製でドゥルンドゥルンとした触り心地。
女を模しているはずなのに、人の肌と全く異なる。
他の男が私の背後を通り過ぎる。
私は小さく悲鳴を上げながら、例の物体の脇腹を小さく蹴り続け移動が成功した。
頭部を車道側へ、股を歩道側に置いたため膣を模した穴にティッシュが詰め込まれているのが丸見えになった。
最悪。
ガムテープで貼り付けて見えないようにしてくれればいいものの、他の人がモノをつっこまないためかテッシュを雑に詰めている。
これに誰かが腰を振った。
吐き気がした。
駅について、吐き気を抑えながら手を洗う。
