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「なんとなく違和感」が教えてくれる、40代からのキャリア見直し

「実は、就職してからずっと今の仕事に、なんとなく違和感があったんです」

そう話してくださったのは、46歳のクライアント。新卒で就職した企業で、20年以上、真面目に働き続けてこられた方でした。

でも、その違和感の正体について、これまでじっくりと考えたことはなかったそうです。「置かれた場所で頑張らなないと」 「こんな違和感は誰しもが感じること。わがまま言っている場合じゃない」 「家族もいるし、安定が一番」

そうやって自分に言い聞かせながら、一生懸命働いてきたそうです。

ふと立ち止まりたくなった瞬間

でも最近になって、こんなことを考えるようになったそうです。「このままで、本当にいいのかな」 「そろそろ、自分の人生のことをちゃんと見つめ直したい」

そう思ったとき、キャリアカウンセリングにお越しくださいました。きっとこの気持ちに正面から向き合うことは、とても勇気が必要だったのではないかと思います。

「できるけど、しっくりこない」状態

話を丁寧にうかがっていくと、彼には明確な強みがあることがわかりました。

  • 論理的に物事を整理する力

  • 人にわかりやすく伝える力

  • 強い責任感

これらを活かして、これまでの仕事でもしっかり成果を出されてきました。でも、その強みと今の仕事の特性が、どうやら「合っていない」のです。言い方を変えると「できてしまうけど、しっくりこない」 状態でした。

ご本人も薄々気づいていたけれど、目を向けないようにしてきた違和感。それがここにきて、「ちゃんと向き合わなければ」という感覚に変わっていったのです。

取り組んだ3つのステップ

キャリアを見直していくにあたって、まず一緒に取り組んだのは次の3つでした。

1. 自分の経験とスキルを棚卸し

今までどんな場面で力を発揮してきたか、何が得意で、どんな価値を周囲に提供してきたか。「なんとなくできてしまう」ことも含めて、あらためて見つめ直していきました。

2. 学生時代の情熱を再発見

彼が今でも心惹かれるのは、大学生時代に打ち込んでいた研究分野でした。「当時、気がついたら昼夜問わずやっていたんです。時間を忘れて夢中になって、周りからは『また徹夜してる笑』って言われるくらいでした」

知らず知らずのうちに没頭していた、あの感覚。今後の可能性として、それをどう活かせるか、少しずつ探り始めています。

3. 社内のキャリア相談窓口にコンタクト

転職ありきで考えるのは良し悪しです。今の会社が好き、貢献したい、という気持ちがあれば、「転職の前に、今の環境でもできることを探す」ことも選択肢としては大アリです。

まずは社内のキャリア支援部署に相談し、異動や配置転換という選択肢がないか探ることにしました。

違和感は、あなたからの大切なサイン

この相談を通じて、あらためて感じたことがあります。

人は強みがあるからこそ、どんな場所でもある程度はやっていけてしまう。でも 「頑張れること」と「満たされること」は、必ずしも一致しない のです。

だからこそ、ふと立ち止まりたくなる瞬間が訪れたら、それは自分の声に耳を傾けるタイミングなのかもしれません。

あなたも、自分に問いかけてみてください

  • 今の仕事に、自分の強みは活かせていると感じますか?

  • 「なんとなくの違和感」は、いつからありますか?

  • 心から満たされる仕事とは、どんなものだと思いますか?

「次のステージ」を見つけようとする勇気

このクライアントのように、これまでを否定せず、「次のステージ」を見つけようとする姿勢に、とても勇気を感じました。

40代でのキャリア見直しは、決して遅くありません。 むしろ、これまでの経験という土台があるからこそ、より深く自分と向き合い、本当に満たされる道を見つけることができるのだと思います。

今違和感を抱えているあなたへ。
その気持ちは、ちゃんと意味のあるサインです。
「もう少し、自分を大事にしてもいいかもしれない」そう思えるようになったときが、きっと第一歩なのだと思います。

キャリアの違和感について、一人で悩まずにお話ししてみませんか?あなたの「次のステージ」を一緒に探していきましょう。


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