しなやかに、あなたらしく。
はじめまして!キャリアコンサルタントの松井と申します。
数ある投稿の中から、このnoteを見つけてくださり、ありがとうございます。現在、国家資格キャリアコンサルタントとして、働く人のキャリア相談や企業研修に携わっています。
このnote「働く人のキャリア休憩室」は、仕事や人間関係、これからのキャリアについて、少し立ち止まって考えられる場所をつくりたい。
そんな想いから始めました。
仕事をしていると、
「上司とうまくいかない」
「部下との関わり方が分からない」
「今の仕事を続けていいのか分からない」
「頑張っているのに、なぜか苦しい」
そんなモヤモヤを抱えることがあります。
けれど、その悩みは必ずしも、誰か一人に原因があるとは限りません。
本人が大切にしていることと、会社から求められていること。
上司が期待していることと、部下が受け取っていること。
自分が担いたい役割と、実際に任されている役割。
その間に少しずつ「ズレ」が生まれ、働きづらさにつながっていることがあります。
私はこれまで、個人と組織、その両方の立場で働く人の悩みに向き合ってきました。それが、今の私のキャリア支援の土台になっています。
営業から、人事・人材育成・キャリア支援へ
私は営業として社会人をスタートし、その後、人事・人材育成・キャリア支援の領域へと歩んできました。
気づけば一貫して、「人」と「働くこと」に関わる仕事を続けています。
人事では、教育制度の導入や研修の企画・登壇など、人材育成の仕組みづくりを担当してきました。
そこで、新入社員の配属後のキャリア面談やフォローアップ、彼らを育てる管理職へのヒアリングや面談など、育てられる側と育てる側、双方の声を直接聴く機会も多くありました。
そこで見えてきたのは、「育てられる側」だけが悩んでいるわけではない、ということでした。
新入社員や若手社員からは、
「上司が何を求めているのか分からない」
「ちゃんと評価されているのか不安」
「相談したいけれど、忙しそうで声をかけられない」
という声を聞く。
一方で、管理職からは、
「どこまで任せればいいのか分からない」
「厳しく言ったら辞めてしまうのではないか」
「本人のためを思って伝えているのに、うまく伝わらない」
という声を聞く。
どちらかだけの話を聞いていると、「相手に問題がある」ように見えることがあります。でも、両方の話を聞いてみると、それぞれが、それぞれの立場で悩み、考え、良かれと思って行動している。でも、うまく噛み合わない。
そんな場面を何度も見てきました。
個人の問題に見えて、実は「関係性」の問題かもしれない
これまで延べ1,500名以上のキャリアに向き合ってきました。その経験から、私が大切にするようになったのが、「個人だけを見るのではなく、個人と環境の関係性を見る」という視点です。
たとえば、「自分は仕事ができない」と思っている人がいたとしても、本当に能力だけの問題なのでしょうか。
求められている役割が曖昧なのかもしれない。上司からのフィードバックが足りないのかもしれない。本人が大切にしたいことと、今の働き方が合っていないのかもしれない。
反対に、部下について「もっと主体的に動いてほしい」と悩んでいる管理職がいたとしても、部下本人の意欲だけが問題とは限りません。
期待する役割が伝わっているのか。任せる範囲は明確になっているのか。本人がどこでつまずいているのか。見ていく必要があります。
働く上で生まれるモヤモヤは、「自分が悪い」「相手が悪い」だけでは整理できないことがたくさんあります。だから私は、個人の気持ちや価値観を大切にしながらも、それだけで終わらせず、「会社からは何を求められているのか」「相手は何を期待しているのか」「どこですれ違っているのか」「自分は、本当はどうしたいのか」を一緒に紐解いていくことを大切にしています。
働く人の「言葉にならない想い」に向き合う
キャリア相談をしていると、「こんなこと相談していいのか分からなかった」と言われることがあります。
仕事、上司や部下との人間関係、キャリアの方向性、家庭との両立。
どれも特別な悩みではないように見えるからこそ、
「これくらい自分で何とかしなければ」
「私が弱いだけなのかもしれない」
と、一人で抱え込んでしまう方が意外に多いのです。
でも、話していくうちに、「転職するかどうか」で悩んでいると思っていたけれど、本当は「今の職場で自分が大切にしたいものが満たされていない」ことに気づいたり。「上司が嫌い」という話から、「自分はどんな関係性の中で力を発揮できるのか」が見えてきたり。
最初に口にした悩みの、もう少し奥にあるものが見えてくることがあります。
だから私は、すぐに答えを出すことよりも、「私は、何に悩んでいるんだろう」を一緒に言葉にしていく時間を大切にしています。
このnoteで伝えたいこと
このnoteでは、働く人が日々感じているモヤモヤや悩みを取り上げながら、その背景にあるものを一緒に考えていきます。
たとえば、
・立場があるからこそ相談しにくい悩み
・部下や後輩との関わり方に迷ったとき
・上司と部下の間で揺れたとき
・評価や期待に応え続けることに疲れたとき
・今の働き方に違和感を覚えたとき
・自分のキャリアに立ち止まったとき
「こうすれば正解」という答えをお伝えするというより、
なぜ、私はこんなにモヤモヤしているんだろう。
その理由を少しずつ紐解けるような文章を書いていきたいと思っています。
「こんな考え方もあるんだ」
「自分だけじゃなかったんだ」
「私は、こういうことを大切にしていたのかもしれない」
そんなふうに、自分自身を少し理解できる場所になれたら嬉しいです。
Blooming Career
現在は子育てをしながら、「Blooming Career」という屋号で、個人の方向けにはキャリアコンサルティングを、企業様向けには人材育成やマネジメント、キャリアに関する研修などを行っています。
「Blooming Career」という名前には、一人ひとりの可能性が、それぞれのタイミングで花開いていくキャリアを支えたい。
そんな想いを込めています。
花には、それぞれ咲く時期や咲き方があります。華やかに咲く花もあれば、道端で静かに咲く花もある。早く咲く花もあれば、時間をかけて咲く花もあります。
キャリアも同じだと思っています。誰かと同じように進む必要はありません。迷う時間も、立ち止まる時間も、その人のキャリアの一部です。
ただ、「自分らしく働く」ということは、自分の気持ちだけを大切にすればいい、ということでもないとも思うのです。
私たちは、多くの場合、組織や誰かと関わりながら働いています。
だからこそ、自分が大切にしたいことと、組織の中で求められていること。その両方を見ながら、自分なりの働き方を見つけていく。私は、その間にあるズレを一緒に紐解き、整えていく伴走者でありたいと思っています。
最後に
人のキャリアに、ひとつの正解はありません。
私自身も、これからも迷ったり、立ち止まったりしながら、自分のキャリアを歩いていくのだと思います。だからこそ、ここでは「正しい答え」を急ぐのではなく、一度立ち止まって考える時間を大切にしたい。
仕事の合間に、ふらっと休憩室に立ち寄るように。
少し言葉を読んで、
少し自分のことを考えて、
また日常に戻っていく。
このnoteが、働く人にとってそんな「休憩室」のような存在になれたら嬉しいです。よろしければ、また読みに来てくださいね。
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