「辛かった日も、笑えた日も。全部に嵐の歌がいた。」
導入
今日。
ついにこの日が来ました。
正直。
まだ少し実感がありません。
嬉しい。
寂しい。
楽しみ。
苦しい。
なんだか色んな感情が混ざっています。
今日はただのコンサートじゃありません。
私にとって今日は、
ずっと人生の隣にいた人たちに会いに行く日です。
思い返せば。
人生って。
楽しいことばかりじゃありませんでした。
仕事で苦しかった日。
誰にも言えずに抱えた日。
家に帰っても気持ちが切り替わらない夜。
恋愛で苦しかった日。
失恋した日。
自分を責め続けた日。
「もう疲れたな」
って思った夜。
きっと。
誰にでもありますよね。
私にもありました。
そんな時。
不思議とイヤホンをつけていました。
そして。
気づけば。
いつもそこにいました。
流れてくるイントロ。
聞き慣れた声。
何度も聞いた歌詞。
別に。
直接励ましてくれたわけじゃない。
私の名前を知っているわけでもない。
会ったこともない。
それでも。
なぜか。
救われていました。
泣きながら聞いた曲があります。
通勤電車で聞いた曲があります。
眠れない夜に繰り返した曲があります。
「今日だけ頑張ろう」
そう思わせてくれた曲があります。
音楽って不思議です。
たった数分なのに。
人生を支えてしまう。
たった一曲なのに。
生きる理由を少し作ってしまう。
今日。
私はコンサートへ行きます。
でも。
たぶん。
ライブを見に行くというより。
感謝を伝えに行くんだと思います。
あなたたちは知らないと思う。
でも。
確かに。
私の人生を救いました。
今日は。
そんな話を書きたいと思います。
第1章
苦しかった夜、いつもイヤホンの向こうにいた
今だから言えるんですが。
私。
たぶん。
思っていたより弱かったんです。
仕事で疲れて。
人間関係で疲れて。
恋愛で傷ついて。
家に帰って。
ご飯も食べる気力なくて。
電気もつけず。
ソファに座って。
ただ天井見てる日。
ありました。
何が苦しいのか。
自分でも分からない日もありました。
「大丈夫?」
って聞かれても。
何が大丈夫じゃないのか。
説明できない。
ただ。
なんとなく苦しい。
ただ。
なんとなく寂しい。
そんな夜。
私はよくイヤホンをつけていました。
そして。
気づくんです。
また聴いてる。
またこの曲だ。
またこの声だ。
不思議でした。
別に。
悩みを解決してくれたわけじゃない。
現実が変わったわけでもない。
明日が楽になったわけでもない。
でも。
ほんの少しだけ。
呼吸ができた。
それだけで十分でした。
たぶん。
本当に苦しい時って。
正論より。
隣にいてくれる存在の方が大事なんですよね。
頑張れ。
前向こう。
大丈夫。
そういう言葉が苦しい時もある。
でも。
歌は違いました。
押し付けてこない。
責めてこない。
ただ。
そこにいてくれた。
何百回聞いた曲があります。
イントロ流れた瞬間。
「ああ、帰ってきた」
って思う曲があります。
通勤電車で。
涙を我慢した曲があります。
夜中。
何回もリピートした曲があります。
失恋した日に聞いた曲。
嬉しかった日に聞いた曲。
人生って。
思い出を振り返ると。
曲がくっついてるんですよね。
だから今日。
改めて思うんです。
ありがとう。
本当にありがとう。
たぶん。
あなたたちが思っているより。
ずっと。
救われていました。
あなたたちが思っているより。
ずっと。
人生の近くにいました。
知らないと思う。
でも。
苦しかった夜。
何回も助けてもらいました。
もう一度言わせてください。
本当に。
本当にありがとう。
あの時。
イヤホンの向こうにいてくれて。
ありがとう。
第2章
「頑張れ」が苦しかった時、歌だけは隣にいてくれた
苦しい時って。
不思議ですよね。
本当は。
優しい言葉が欲しいはずなのに。
その優しさすら苦しくなる。
「頑張って」
って言われる。
でも。
もう頑張ってる。
「元気出して」
って言われる。
でも。
元気の出し方が分からない。
「時間が解決するよ」
って言われる。
でも。
今が苦しい。
だから。
誰かの言葉が入ってこない時期がありました。
そんな時。
なぜか。
歌だけは入ってきた。
不思議でした。
同じ日本語なのに。
同じ言葉なのに。
歌だけは。
なぜか心まで届く。
車の中。
夜道。
通勤電車。
布団の中。
眠れない深夜2時。
何回。
助けてもらったんだろう。
たぶん。
数えられない。
正直。
曲を聴きながら泣いた日もあります。
イヤホンしながら。
駅のホームで。
コンビニ帰りで。
部屋を真っ暗にして。
泣いた日。
ありました。
でも。
その涙って。
少し違ったんです。
苦しいだけじゃない。
少しだけ。
「もう少し頑張ろう」
って思える涙。
私は思うんです。
きっと。
歌って。
問題を解決するものじゃない。
人生を変えるものでもない。
でも。
人生が苦しい日に。
隣に座ってくれるものなんだと思う。
それが。
どれだけ救いだったか。
たぶん。
言葉にできません。
人生には。
誰にも言えない夜があります。
家族にも。
友達にも。
恋人にも。
言えない夜。
そんな夜。
私は。
何度もあなたたちを選びました。
再生ボタンを押しました。
そして。
少しだけ。
呼吸できました。
あなたたちは知らないと思う。
でも。
本当に救われていました。
もしかすると。
あなたたちは。
何百万人に向けて歌っていたのかもしれない。
でも。
あの夜の私は。
確かに。
「私一人のために歌ってくれてる」
そう思っていました。
勝手ですよね。
でも。
それくらい。
支えでした。
だから今日。
改めて言いたい。
ありがとう。
苦しい夜。
そばにいてくれて。
ありがとう。
何回も。
何回も。
立ち上がらせてくれて。
ありがとう。
そして。
これから先も。
きっと誰かの夜を。
救い続けてください。
第3章
人生の節目には、いつも嵐がいた
不思議なんです。
人生を振り返ると。
思い出より先に。
曲が浮かぶ。
あの頃何歳だったか。
何してたか。
誰を好きだったか。
全部。
曲が連れてきてくれる。
楽しかった日も。
ちゃんと覚えています。
友達と笑った帰り道。
ドライブ。
夏。
旅行。
家族との時間。
「今幸せだな」
って思った瞬間。
そこにも。
いつも曲が流れていました。
だから。
苦しい時だけじゃないんです。
楽しかった記憶にも。
あなたたちがいる。
そして。
恋をした時。
これが一番かもしれません。
好きな人から返信が来た夜。
スマホ見ながらニヤけた帰り道。
通知音が鳴るたび嬉しくなった日。
「おやすみ」
その一言だけで幸せだった日。
たぶん。
誰にもありますよね。
LINEを待った夜。
既読になっただけで嬉しかった夜。
返信来なくて落ち込んだ夜。
そんな恋愛の全部に。
曲がありました。
恋してた頃。
幸せだった頃。
不安だった頃。
全部。
隣にいた。
そして。
別れた日。
あの日も覚えています。
何も食べられなかった。
眠れなかった。
スマホばかり見ていた。
「終わったんだ」
そう思った瞬間。
頭が真っ白になった。
でも。
そんな日も。
気づけば。
イヤホンをつけていました。
曲が流れる。
涙が出る。
また流す。
また泣く。
何回も。
何回も。
同じ曲を聞いた。
今思うんです。
あの日。
もし曲が無かったら。
どうしていたんだろう。
もっと苦しかったかもしれない。
もっと壊れていたかもしれない。
人生って。
特別な日だけじゃない。
普通の日の積み重ね。
朝。
通勤。
帰宅。
夜。
眠れない時間。
何もない日。
そんな。
数え切れない日々全部に。
あなたたちがいました。
だから。
今。
改めて思う。
ありがとう。
楽しかった日も。
LINEを待った日も。
恋した日も。
別れた日も。
泣いた日も。
笑った日も。
全部。
寄り添ってくれて。
本当にありがとう。
たぶん。
人生を振り返るたび。
これからも。
私は曲と一緒に。
あなたたちを思い出します。
第4章
活動休止の日、少しだけ時間が止まった
あの日のこと。
たぶん。
私はずっと忘れません。
活動休止。
その言葉を見た瞬間。
頭が追いつきませんでした。
え?
どういうこと?
本当に?
なんで?
色んな感情が一気に来ました。
もちろん。
ずっと走り続けてきたこと。
どれだけ大変だったか。
想像もできません。
だから。
「ありがとう」
って気持ちもある。
でも。
正直。
寂しかった。
すごく。
すごく寂しかった。
だって。
人生の中にずっといたんです。
学生の頃。
社会人になって。
恋愛して。
失恋して。
苦しい夜を越えて。
気づけば。
いつもいた。
そんな存在が。
急に止まる。
頭では理解しても。
心が追いつきませんでした。
活動休止発表の日。
たくさん動画を見ました。
曲を聴きました。
SNSも見ました。
たくさんの人が泣いていました。
その時。
少し思ったんです。
ああ。
私だけじゃなかったんだ。
こんなにたくさんの人が。
同じように支えられていたんだ。
って。
それが少し嬉しかった。
そして。
少し誇らしかった。
活動休止してからも。
曲は聴きました。
苦しい日は相変わらずありました。
嬉しい日もありました。
そして。
気づけば。
相変わらず曲を流していました。
不思議ですよね。
止まっても。
止まらない。
テレビで見なくなっても。
毎日の中にいる。
だから。
活動休止って。
終わりじゃなかった。
少なくとも私の中では。
ずっと続いていました。
正直に言います。
待っていました。
ずっと。
「いつか」
を。
別に。
毎日考えてたわけじゃない。
でも。
心のどこかで。
待っていました。
だって。
人生の一部だったから。
今日。
改めて思います。
待たせてくれてありがとう。
待たせるくらい。
たくさん愛される存在になってくれてありがとう。
そして。
待ち続けた時間さえ。
少し愛おしく思えるくらい。
たくさんの思い出をくれて。
本当にありがとう。
第5章
今日のコンサートは、終わりじゃなくて「ありがとう」を言う日
そして。
今日。
ついにこの日が来ました。
朝起きた瞬間から。
少し変でした。
嬉しい。
楽しみ。
なのに。
少し苦しい。
少し寂しい。
なんだろう。
この感情。
準備しながら。
服を選びながら。
電車に乗りながら。
ずっと考えていました。
たぶん。
これは。
ライブへ行く感情じゃない。
会いに行く感情なんだと思う。
長い間。
人生の隣にいた人たちに。
会いに行く。
そんな感じ。
思えば。
どれだけ助けられたんだろう。
何回曲を流したんだろう。
何回イヤホンをつけたんだろう。
何回。
救われたんだろう。
数えられません。
たぶん。
人生の苦しい瞬間を切り取ったら。
そこには。
いつも曲が流れてる。
だから今日。
私は思っています。
もう。
何を歌ってくれてもいい。
どんな演出でもいい。
どんな席でもいい。
ただ。
そこにいてくれるだけでいい。
だって。
十分すぎるほど。
もらったから。
きっと。
会場では泣くと思います。
イントロで泣くかもしれない。
姿見ただけで泣くかもしれない。
最後なんて。
たぶん無理。
でも。
今日は悲しい涙じゃなくて。
ありがとうの涙を流したい。
あなたたちは知らない。
でも。
本当に。
人生を支えていました。
苦しい時。
嬉しい時。
恋愛してた時。
失恋した時。
仕事で壊れそうだった時。
何もかも嫌になった時。
ずっと。
いました。
だから今日。
やっと言える。
ありがとう。
本当にありがとう。
たぶん。
今日という日は。
終わりじゃない。
私にとっては。
「ありがとう」を直接届けに行く日。
ただそれだけなんです。
第6章
あなたたちが救ったのは、きっと私だけじゃない
正直。
ずっと思っていました。
こんなに救われてるの。
私だけなんじゃないか。
って。
苦しい夜。
イヤホンをつけて。
泣いて。
曲を聞いて。
また明日を頑張ろうと思う。
そんなこと。
自分だけがやってる気がしていました。
でも。
違いました。
ライブ会場。
SNS。
コメント。
街で流れる曲。
色んな場所で気づくんです。
みんな。
同じだった。
受験を頑張れた人。
失恋を乗り越えた人。
仕事を頑張れた人。
家族を支えた人。
病気と戦った人。
大切な人を失った人。
色んな人生。
色んな苦しみ。
色んな涙。
その隣に。
あなたたちがいた。
それを知った時。
少し泣きそうになりました。
だって。
すごくないですか。
誰かの人生を救うって。
簡単じゃない。
しかも。
一人じゃない。
何万人。
何十万人。
何百万人。
想像もできないくらい。
たくさんの人。
それぞれの人生の中で。
誰かの支えになっている。
そんな存在。
なかなかいません。
私は時々考えます。
もし。
あの頃。
曲が無かったら。
もし。
出会ってなかったら。
私はどうしてたんだろう。
もちろん。
生きてたと思う。
でも。
今の私は少し違ってたと思う。
少なくとも。
あの夜。
救われた事実は変わらない。
あなたたちは知らない。
本当に知らないと思う。
でも。
人生を変えていました。
たくさんの人の。
たくさんの夜を。
たくさんの涙を。
支えていました。
そして。
きっとこれからも。
何年後でも。
誰かがイヤホンをつける。
落ち込んだ帰り道。
失恋した夜。
眠れない深夜。
そこでまた。
曲が流れる。
そして。
また誰かが救われる。
それって。
すごいことです。
本当に。
本当に。
ありがとう。
あなたたちが思っているより。
ずっとたくさんの人が。
救われていました。
第7章
これから先、曲を聴くたびに思い出すと思う
たぶん。
何年経っても。
私は曲を聴くと思います。
スーパーで流れた時。
車の中。
テレビ。
シャッフル再生。
ふとした瞬間。
きっと。
また立ち止まる。
そして思う。
「ああ。」
って。
たぶん。
これから先。
人生は続いていきます。
また嬉しいこともある。
また苦しいこともある。
また恋もするかもしれない。
また失敗もする。
また泣く日もある。
でも。
その全部の未来の中でも。
きっと曲は流れる。
不思議ですよね。
人って。
思い出は少しずつ薄れる。
景色も。
会話も。
細かいことも。
少しずつ消える。
でも。
曲だけは残る。
イントロ数秒で。
全部戻ってくる。
あの景色。
あの日の気温。
あの感情。
あの涙。
あの笑顔。
全部。
一瞬で。
だから私は思います。
きっと。
あなたたちは。
ただのアイドルじゃなかった。
人生のアルバムみたいな存在だった。
曲をめくるたび。
人生のページも開く。
仕事で苦しかった頃。
好きな人を待ってた夜。
失恋して眠れなかった日。
家族と笑ってた時間。
全部。
そこにいる。
だから。
これから先も。
きっと思い出します。
10年後も。
20年後も。
もしかすると。
もっと先も。
歳を重ねても。
白髪になっても。
曲が流れたら。
少し笑うと思う。
「あの頃も頑張ってたな」
って。
そして。
少し泣くかもしれない。
でも。
その涙は。
苦しい涙じゃなくて。
ありがとうの涙だと思う。
人生って。
全部持っていけない。
でも。
曲だけは。
ずっと一緒に歩いてくれる。
だから。
改めて言いたい。
たくさんの思い出を。
たくさんの青春を。
たくさんの夜を。
本当にありがとう。
これからも。
きっと私は。
曲を聴きながら。
あなたたちを思い出します。
第8章
嵐へ。心からありがとう。
最後に。
少しだけ。
直接言わせてください。
嵐へ。
本当に。
本当にありがとうございました。
たぶん。
あなたたちは知らない。
知らないままだと思う。
でも。
確かに。
私の人生を支えていました。
苦しかった日。
イヤホンの向こうにいました。
嬉しかった日。
曲が流れていました。
恋をした日。
LINEを待った夜。
返信が来て嬉しかった夜。
失恋した日。
眠れなかった夜。
人生が嫌になった日。
何もかも面倒になった日。
全部。
全部。
そこにいました。
私は。
特別なファンじゃないかもしれません。
会ったこともありません。
話したこともありません。
名前も知りません。
でも。
人生の近くには。
ずっといました。
不思議ですよね。
会ったこともない人に。
こんなに救われるなんて。
でも。
本当に救われていました。
あなたたちは。
歌っていただけかもしれない。
笑っていただけかもしれない。
ステージに立っていただけかもしれない。
でも。
その歌が。
その笑顔が。
その存在が。
確かに。
誰かを救っていました。
その一人が。
私です。
今日。
コンサートへ行きます。
たぶん泣きます。
いっぱい泣くと思います。
でも。
寂しい涙だけじゃない。
感謝の涙を流したい。
だって。
十分すぎるほど。
もらったから。
人生って。
苦しいことの方が覚えている。
でも。
振り返ると。
その隣には。
いつも曲がありました。
だから。
最後にもう一度。
ありがとう。
青春をくれて。
ありがとう。
たくさんの夜を支えてくれて。
ありがとう。
たくさんの思い出をくれて。
ありがとう。
そして。
これから先も。
きっと誰かの人生を。
救い続けてください。
私はこれからも。
曲を聴きます。
きっと何年経っても。
そのたびに思うと思います。
「ああ。
あの時も救われてたな」
って。
嵐へ。
心から。
ありがとう。
