【第1回】勝つ身体は食事で仕上がる― 高校球児のための食トレ戦略 ―第1章:土台(意識・エネルギー)朝を制する者が、1日を制する」
「朝は食べられません」現場で、最も多く聞く言葉の一つです。
・時間がない
・食欲がない
・なんとなく食べていない
理由は様々です。しかし、ここで一つ問いです。
「エネルギーを使う前に、エネルギーは入っていますか?」
日中、選手は授業、練習、トレーニングと、多くのエネルギーを消費します。つまり、1日の中で最もエネルギーが必要なのは“朝から”です。それにも関わらず、朝食を摂らずに1日をスタートするということは、ガソリンが入っていない車で走り出すようなものです。
さらに重要なのは、「空腹の時間=身体の分解が始まる時間」ということです。筋肉をつけるためにトレーニングをしているのに、その筋肉を“削る状態”で1日を始めてしまう。これは、非常にもったいないです。
トップレベルの選手ほど、朝の食事量をしっかり確保しています。それは、エネルギーを最も使う時間帯が「朝から始まる」ことを理解しているからです。夜は回復の時間。朝は活動のスタートです。だからこそ、「使う前に入れる」ことを大切にしています。
朝は、まだ身体が完全に起きていない状態で、「半分寝ながら食べている」ような選手もいます。それでも問題ありません。むしろ大切なのは、その状態でも“口に入れている”という事実です。食欲があるかどうかではなく、身体にエネルギーを入れているかどうか。完璧に食べることよりも、 “食べ続ける習慣”の方が、身体を変えます。
ではどうするか。難しいことは必要ありません。まずは、“食べられる形でいいので入れること”です。
例えば一つの例として
・ご飯
・味噌汁
・納豆
・生卵
・バナナ
・ヨーグルト
・牛乳(またはプロテイン)
・シーチキン缶+ミニトマト
・プロセスチーズ
一見多く感じるかもしれませんが、これらは特別な調理を必要とせず、すぐに準備できるものばかりです。つまり、家庭への負担を大きく増やさずに、アスリートとしての食事に近づけることができます。また、菓子パンやジュースを選ぶこともあると思います。それ自体が悪いわけではありません。ただし、それ“だけ”で終わってしまうと、アスリートとしては栄養が足りません。
例えば、菓子パンに
・牛乳
・ヨーグルト
・ゆで卵
をプラスするだけでも、身体への影響は大きく変わります。大切なのは、「何を減らすか」ではなく「何を足すか」。そして完璧な食事ではなく、“ゼロを作らないこと”です。朝を変えるだけで、集中力、パフォーマンス、回復。すべてが変わり始めます。強い選手ほど、朝を軽く見ていません。
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体は、日々の選択の積み重ねでできている。
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明日の朝、何を食べますか?
※現場での栄養講習を通して、選手の変化をサポートしています。
