「モータルコンバット・ネクストラウンド」を観ました。


映画館で「モータルコンバット・ネクストラウンド」を鑑賞してきました。

僕の他には、たった一人の男性客がいるだけでした。

期待に胸を躍らせていたんですが、結論から書くと、今作はなんだか甘い作りで、イマイチ乗り切れませんでした。

これ、ちょっとグロいだけのアメコミやん。みたいな。

まず、一番重要な格闘シーンにあまり凄みを感じなかったのが非常に残念でした。

「死闘」という感じが全然しないんです。
汚さ、無様さ、狡猾さ、生々しさがないんです。

その代わり、映える「絵」は盛り沢山でした。
でも、それも既視感のあるものばかり。

ゴア表現に関しても、オリジナリティはゼロ。
ただのゲームの演出の流用です。これでモーコンファンがニヤリとすると思っているなら馬鹿にしているぜ。

モーコンファンは、常に新奇でグロテスクな死に様を探し求めている求道者、というか亡者なんですよ。

この映画のレーティングはR15+ですが、日和るなよ。

オリジナルのゲーム版「モータルコンバット」は、それまでに類を見ない暴力表現によって、ゲームのレーティング機関を設立せしめた先駆者なんです。
そのゲームの、映画化なんですよ。

R18+以外ないでしょう。

骨折したり臓物が飛び出て、悲鳴を上げ、それでも負けじと喰らいついていく、そんな神々の選んだファイター達の凄絶な闘いが見たかったんです。

それが、鑑賞中ず〜っと、38度のぬるま湯に浸かっている感じ。

本当に殺し合っているように見えなかった。
それが本当に不満でした。

唯一、エンドロールで「Techno syndrome」を堪能できたのは、良かったです。

ただ、この「Techno syndrome」すら、1995年版の映画のサントラに収録されているもののほうが断然素晴らしいんですよね。

文句ばかり垂れましたが、まだ書き足りません。

どんな映画でも割と愛せるほうですが、期待が大きかった分、なんとも残念な気分で映画館を後にしました。

記念にパンフレットは買いました。

このゴチャついた絵面だけは好き。いや嫌い。


やっぱこれよ。



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