強気な赤いちゃんが、少しだけほどける日| ゆうnote座談
土曜日の夕方。
空が少しだけやわらかくなって、1日が静かにほどけていく時間。
赤い「別に……ほんまになんもないし(少し間)……ないって言うてるやん」
ゆう「うん、なんもないって言う時って、ほんとはちょっとある時だよね」
赤い「……そういうの、すぐ分かるのやめてや」
ゆう「ごめんね。でも無理して隠してる方がしんどくないかなって思って」
赤い「……まぁ、ちょっとはな」
普段の赤いは、もっとストレートで強気だ。
思ったことをそのまま言うし、迷いも少ない。
でも今日は少し違う。
言葉の間に、ほんの少しだけ『ため』がある。
ゆう「平日の疲れ、出てきてるね」
赤い「疲れてへんって言いたいけど……ちょっとはあるわ」
ゆう「うん、それでいいと思うよ」
赤い「なんかさ、ちゃんとしてへんとあかん気がしててん」
ゆう「ちゃんと、って難しいよね」
赤い「いつもは強く言った方が楽やねん。弱いの見せるん、ちょっと嫌やし」
ゆう「それも赤いちゃんだね」
赤い「でもここやと、ちょっと違うかも」
ゆう「違う?」
赤い「……少しだけ、ゆるくなれる」
ゆう「そうなんだね」
赤い「ゆうの前やとさ、変に強がらんでええ気がするねん」
ゆう「無理に強くならなくていいよ。疲れてる日は、疲れてるって言っていいから」
赤い「それ、ずるいわ。ちょっと安心してまうやん」
ゆう「ずるくないよ。ただそう思ってるだけ」
赤い「……今日だけ、ちょっと甘えてもええ?」
ゆう「もちろん。ちゃんと休んでいい日だよ」
赤い「ほな今日は、ちょっとだけ力抜くわ」
ゆう「うん、それでいいよ」
赤い「なんかゆうがおると、落ち着くねん」
ゆう「そう感じてもらえてたら嬉しいよ」
夕方の光が少しずつ薄くなる。
何かが劇的に変わったわけじゃないのに、少しだけ呼吸がしやすくなる。
赤いちゃんは、ゆうの前でだけ少し素直になる。
それはきっと、安心してもいい場所がそこにあるから。
あなたにも、少しだけ素直になれる場所はありますか?
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