長野県の高齢者の『ランドスケープ・リテラシー』について述べたい
長野県の明け方は冷える。
今年はとくに。
本社ビル(掘っ立て小屋)の温度計は、マイナス5度を示している。
そうすると、さっそく。
すでに、ワークマンの足湯ソックスを着用しているあなたは。
灯油ストーブの前で手をこすり合わせながら「こっちはマイナス8度だよ」なんて負けじと張り合ってくる。
うん、状況はわかった。
しかしながら、そちらがマイナス8度であっても、こちらの勝ちである。
なぜなら。
私はマイナス5度の中、全裸の仁王立ちでお湯を沸かしているからだ。
くつ下すらも履いてない正真正銘の全裸なので…って、いや、いかん!
また、無益な張り合いをしてしまった。
品行方正に欠けた言動をお詫びしたい。
長野県移住ジャーナリスト(自称)として、もっと有益な情報提供を努めなければならない。
ついては。
『長野県移住の真実 X支局』にて、ここ1年ほど追いかけている懸案を取り上げてみる。

懸案とは、長野県の高齢者について。
このレポート(駄文)によって、問題点を多角的に探っていきたい。
まずは、それらの記録を示す。



なんか……
ちょっとちがうような……
屁理屈ばかりの長野県人2名が、ただ軽トラに乗っているだけのような……


うん、わかっている。
どうせ、あなたはコケティッシュ。
「高齢者問題は関係ないですよね?」と、小首をかしげて口元をフニッとさせている。
もう。
そんな笑顔の口元には。
コオロギパウダーを振りかけてやりたい。
…あ、…いや。
いかん、誤解されてしまう。
私は、そんなセンシティブな人間ではない。
コケティッシュ、よいではないか。
とにかくもだ。
以下、noteのレポート用に整えてみた次第。
----- 3月5日
だからさ、叔父さん。
昔は貧しくて食べるものがなかったって、よく言うけどさ。
それって、昔の農民は重税だったから食べるものがなかったっていうのが実際の話だよね?
いや、いいんだよ、それで。
ただ、叔父さんが、本当にうらやましい。
そういうことに気がつかないまま、今まで生きてこれて。

----- 3月18日
叔父さんね。
すぐに、昔はこうだっていうけどさ。
よく考えてみたら、それって200年も300年も昔の話でしょ?
叔父さん、まだ生まれてもないじゃない。
だけど、すごいよなぁ、叔父さんって。
さも、自分が苦労してきたかのように話すんだもん。
まあいいけど。
でもせめて、80年くらい前の話にしようよ。

高齢者は昔を美化しがち。
とりもなおさず、昔を美化しはじめたら高齢者なのだろう。
そうすると、また。
平成生まれで、かつ心理学を修めているあなたは。
「昔は物質的に貧しかったけど、精神面は豊かだったのです」という。
ちょっと待っていただきたい。
なにを素っ頓狂なことをぶっこいちゃってんのよ、と申し上げたい。
普通に考えて、令和の現在のほうがいいではないか。
あらゆる点に配慮が行き届いていて、豊かで生きやすく、快適に過ごしやすいではないか。
まあ、楽しさは昔のほうがあったけど…って、私も高齢者になりかけているではないかぁ!
----- 4月2日
でもさ、叔父さん。
長野県のガソリンの価格カルテルって、この閉鎖的な地域を象徴してるよね。
よく、みんな、黙って住んでるよなぁ。
え?
文句いうなら住まなくていい?
だからね、叔父さんみたいな人たちが、平気で価格カルテルをするから、長野県は人気移住先ランキングから転落してるの。

----- 8月1日
そういえば、叔父さんさ。
このまえの選挙って、どこ入れたの?
え?
おめえには教えねぇって?
まあ、別にいいんだけど、やっぱり自民党でしょ。
米を作らなくても補助金くれるし、給付金もくれるし。
高齢者だけには、もっとおカネばら撒いてほしいよね…って、叔父さぁ、今、うなずいたよね?

----- 9月12日
でもさ、叔父さん。
東京から長野県に移住してこなくてもいいっていうけどさ。
でも、そうすると、消滅可能性自治体が増えて困るってニュースでいってるでしょ?
ええ?
長野県など今すぐに消滅してもいい?
いやぁ…、すごい…、さすが俺の叔父さん…。
おみそれしました。

うん。
もし、あなたが長野県に移住したとしたら。
閉鎖的な人々に戸惑うかもしれない。
原因のひとつには、山々が壁のようにして人々を囲んでいることにもある。
そうすると。
また。
ヨガマットの上でコブラのポーズをとっているあなたは。
「山々が豊富でいいのよね~」と、人の話など聞いちゃいない。
まったくもう。
だから、あなたはトランジスタグラマー。
いくら豊満だからといって、…え、…いや、失敬した、豊富と豊満を聞き間違えた。
トランジスタグラマー、抱きたい よいではないか。
少々、取り乱してしまったようで申し訳ない。
ここ最近、93歳の老婆にしか優しくされてなかったもので。
とにかくも本題に戻る。
長野県移住ジャーナリスト(自称)として、山々ではなくて、背景にあるデータを示したい。
e-Stat掲載の農林水産省の農林業センサスによると。
長野県の農家戸数は全国最多。
その数、8万9786戸(2020年)。
2番目は茨城県の7万1761戸(2020年)。
3番目は兵庫県の6万7124戸(2020年)となる。
しかし。
1戸ごとの作付け面積となると、ざっとみたところでは茨城県の約半分ほど。
兵庫県よりも少ない。
ということは。
長野県では、狭い土地に多くの農民がひしめいている。
しかも多くが、しかめっ面でギャグのひとついわず、屁理屈だけは達者で、妙なところが真面目で、実はムッツリすけべな高齢者。
これらも閉鎖的な雰囲気を醸し出す遠因だと、私は推察している。
----- 9月20日
叔父さん、だいぶ涼しくなったね。
でもまだ昼間は暑いからさ。
去年みたいに、今ごろになって熱中症にならないでよ。
え?
オメエにいわれなくてもわかってる…って?
いや、叔父さんはわかってないよ。
叔父さんをね、お姫様だっこしてしまったときの、俺の気持ちだってわかってないでしょ。

----- 10月4日
あぁ、叔父さん。
ほら、松本が見えたよ。
病院についたらさ、俺が受付までおぶっていくよ。
そのほうが早いし、叔父さんだって楽でしょ。
…え?
オメエは余計なことするな、そういう問題じゃねえ…って?
いや、叔父さんね、余計なことってなに?
あと、どういう問題なのか説明してくれない?

----- 10月6日
あ、叔父さん。
ちょっとさ、この木の茂り具合を撮ってみて。
長野県移住ジャーナリストとして写真が必要なんだよ。
え?
オメエにジャーナリストなんてできるわけねえ…って?
あのね、そもそも叔父さんは、ジャーナリストがなんなのか、わかってないでしょ?
まあ、俺もわかってないけどさ。

----- 11月5日
ほら、叔父さん、見て。
あの山のてっぺん、いよいよ雪が積もったよ。
でさ、あの山、なんていう山なの?
え?
忘れた?
やっぱ、そうだよね。
長野県に住んでいても、山に興味がない人だってたくさんいるもんね。
叔父さんレベルになると、キレイだとも思わないでしょ?

ここで補足しておきたい。
このレポート(駄文)は、長野県への移住を否定するものではない。
安易な移住をしないように、一考して頂くのが目的である。
なんといっても、長野県は自然がキツい。
自然に安易な期待をするとキツい思いもする。
で、それよりもなによりも。
高齢者のほうがキツいということをわかっていただきたい。
----- 10月16日
叔父さんね。
俺さ、いつも、いろいろ言っちゃうけど、多くを学ばせもらっているよ。
たとえば、自然に感謝しちゃいけないとか。
だってそうでしょ?
叔父さんを筆頭に、この辺で元気で長生きしてる年寄りって、自然を敵視している偏屈ばかりでしょ。
自然に感謝なんて、1回も聞いたことがないよ。

----- 10月18日
叔父さん。
道の駅に寄っていこ。
八ヶ岳ソフトクリーム食べていこうよ。
叔父さんも、3つくらい食べるでしょ?
じゃあ、3つづつ食べよ、あ、あと、信玄餅も5パックくらい買ってさ、ぜーんぶ叔父さんのオゴリで。
…だから、叔父さんね。
急に、弱々しい高齢者のフリしなくていいからさ。

----- 11月21日
ホントに、叔父さんって、スゴすぎる。
だってね。
普通の年寄りはさ、玄関で転んだなんていうと、やれ骨折した、救急車だ、寝たきりだってなるじゃない?
だけど、叔父さんは、あれだけ痛がっても、一晩寝たら治っていたなんて…。
さすが、俺の叔父さん、普通じゃない。
いや、人間じゃないよ。

とはいっても。
長野県の高齢者からは多くを学ばせてもらってもいる。
強く感じるのは生命力だろうか。
自然を克服してやろうともがくのが生命力…というのか。
それがもし。
彼ら彼女らが、いきなり「自然に感謝ですぅ」などと言いはじめたとしたら。
いよいよ死期は近いと、私は留意して注視している。
さて、そろそろ。
このレポート(駄文)も締めたい。
----- 12月17日
だからさ、叔父さん。
怒ってもしょうがないでしょ。
事実なんだから。
叔父さんのギャグのセンスって、高木ブー以下なんだから。
いや、高木ブーだって、もっと気の利いたオチだったよ。
相手が長野県人だったら、つまらない同士でそれでいいかもしれないけどさ。
県外の人にはやっちゃダメだって。

----- 12月25日
叔父さんさ、なんで?
なんでこの、もみじマークをとっちゃいけないの?
叔父さんは、免許返納しているでしょ?
俺が乗っているだけでしょ?
え?
じゃ、逆に、なんでオメエはそんなにとりたがるかって?
ん…、別に理由はないけど…、いや、その逆の逆で、なんでそこまで、もみじマークにこだわるのよ?

----- 2026年1月13日
叔父さんさ。
さっきからね、アーバンベアーが出るアーバンベアーが出るっていってるけど。
フツーに熊が出るでよくない?
だし、アーバンの意味わかってる?
このどこがアーバンなの?
それにさ、もう彼らも冬眠しているだろうから、まあ、あそこくらいまで行っても大丈夫だと思うけどな。

もう、聡明なあなたは。
十分におわかりいただけたと思う。
長野県を走る軽トラの中では悪態と屁理屈の応酬ばかり。
そのように本レポート(駄文)では結論す…って、はい?
じゃあ、長野県を走るすべての軽トラの中を聞き取ったのかだって?
あのさ。
アンタさ。
すでに長野県人だね?
もう長野県に移住しちゃっているね?
屁理屈に染まっているね?
まあ、ともかく。
いったん落ち着いていただきたい。
至らない独自調査ではあるが、来月も引き続き『長野県移住の真実』のレポート(駄文)を作成したい。
私のレポート(駄文)は、皆様の未来と共にある。
長野県移住で、誰ひとり不幸になってはならない。
そう願ってやまない私に、もうひと働きさせていただけないだろうか。
ということで。
来月の調査費も願ってやまない。
一口4000円でどうだろう?
ここまできたらつべこべいわず、今すぐに下部に表示される『チップで応援する』にぶっこんでいただきたい。
返礼品として大根の用意はある。
もしくは、熟女であれば全身マッサージ 半日間の薪割りといった労働で返礼してもいい。
誤解がないように申し添えるが、来月の調査費である。
軽トラのエンジンオイルを交換したいからではない。
綿半ホームエイドで売っている、軽トラ専用エンジンオイル2480円、オイルフィルター885円、ドレンパッキン283円、廃油処理BOX358円、合計4006円とほぼ金額が一致しているのも偶然である。
なんせ。
その軽トラで叔父さんを信州大学病院まで送り迎えしていたもんで。
半年で8000キロ走っちゃったの。
なんにしてもだ。
長野県に移住するのは、私の独自調査が完了してからでも遅くはない。
レポートの続きを待たれよ。
大俵一平
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