断酒者の両親と幼少期①

断酒を決意した40代の男です。

私の両親の話です。
両親は健在で、今も二人で元気に暮らしています。

沖縄出身で今は沖縄で生活していますが、
父親が現役の時は仕事の関係で
九州内を転々としていました。
ですので、私も小学校は2回、中学校は1回
の転校を経験しました。

不思議なもので、今思うと、転校するたびに、
自分の性格は、変わっていっていました。

成長があるのも当然ですが、
環境が変わって、また一から人間関係、
というか友達づくりを行う過程で
周囲からの影響を大きく受けていたのも
あるかもしれません。

両親との関係はというと、
今現在はとっても良好なのですが、
子供の頃は小学生中盤あたりから
徐々に悪くなっていっていました。

まず、小学3、4年生の時は、
親のお金を盗るようになっていました。

親や時に姉の財布や給料袋から、
こっそりお金を抜いて
ゲームセンターに遊びにいくことが
習慣化していました。

最初は小銭単位でしたが、徐々に増えて
時に1万円札を抜いたりしていたので、
親は当然気がつきます。

両親はとても悩んで困ったと思います。

私も現在は二児の父ですが、
子供がそういうことをし始めたら 
大きなショックを受けるとともに、
落ち込んでしまうだけでは
すまないと思います。

私の父は公務員、
母は専業主婦でしたが、
今振り返っても当時から
常識的でまともな人達 
だったと思っています。

いわゆる親ガチャだと
決して外れではありません。 
むしろ恵まれた環境にいたと思っています。

私だけが歪んでいました。
もどかしいのですが、
お金を盗っていた当時、
ゲームセンターに行っていた記憶はあり、
遊ぶために盗んでいたとは思うのですが、
ほかに動機を覚えていません。

同級生にお金をあげたりもしていましたが、
これも同級生の親にばれて、 
距離を置かれるようになったこともありました。

私の母親は私と会話することを
避けているようでしたし、
必要最低限しか接してくれず、
沖縄に帰りたいと言っていると、
父親から言われたこともあります。


ある休日(たしか町内会の草刈りの日)、
ついに父親から呼ばれて
一対一で話すことになりました。

それまでも家からお金が無くなるたびに
私に疑惑を向けられるのですが、
私は当然否認し、
決定的な証拠もなかったため、
深く追求されることはありませんでした。

父親「君だったら、家からお金が無くなった時、
  どうやって解決する?」

私「無くなったことないから分かんない。」

父親「いや仮定の話だよ。君だったらどうする?」

私「・・・警察に話す」

父親「じゃあそうしようか。」

結局警察沙汰にはなりませんでしたが、
結果、私はお金を取った事実を
泣きながら話していました。

問題は動機です。
親として重要なのはここだったと思います。

私はただゲームセンターで遊びたい
というためなのか
自分でもよく分かっていなくて
しどろもどろになっていましたが、

父親が「お母さんを困らせたかった?」

私「うん」

なんとなくそういう流れに
なっていきました。 

このことは今でも覚えていますが、
正直にいって母を困らせたくて
お金を取り始めたわけじゃないのは明らかでした。

ただ、本当に遊びたいだけだったんだと思います。

しかし、親としてはそういう理由の方が 
しっくりきたのかもしれません。

そうこうしているうちに、
その土地では2年間住んだ後、
また転勤となりましたので、
自然と親のお金を盗む癖も
無くなっていきました。

続きます。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!