お金のはなし

  「儲かってる?」「ぼちぼちやな」
この大阪人特有の挨拶には
「儲かってたらなんか奢って」「奢るのはいやや」
という意味や
「そんなにええことないけどお互いがんばっていかなアカンなぁ〜」
という励ましも含む
「ぼちぼちいこか(上田正樹&有山淳司先輩)」が流れる街に生まれ育ったおっさんの常套句。
もはや若い子は使わないであろう情緒ある会話のつかみ。

本日は「みんな大好き」お金の話をします。清水音泉の番台です。

「果たしてOTODAMAは儲かってるのか?」
との問いに
「ぼちぼちですわ〜」
と言いたいがそんな余裕はないので
「毎回赤字にならないよう頑張ってます」
と答えます。

いちおワタシ経営者面(づら)してますので
「経営安定させるならこんなリスクあるイベントやらない方が得策」
とコンサルの人に言われそう。
相談したことはない。ドMなんでやるんです。

既にお気づきの方も多いでしょうが今回、今までよりチケット代が上がってます。
2年前¥8800、昨年10月¥9900そして今回¥11000…
すごい値上げ率。
上げたのは、私です。
誠に遺憾、非常に、とても、心から、伏して申し訳ない気持ち。
ホントすみません。

(以下、壮大な言い訳になります)

コロナ禍以降、昨今何をもってしても高い。
ちょっと油断するとコンビニで買う昼食も、セルフのうどんも千円近くする。現代風ラーメン屋で出来心でトッピングなんてしようものなら千円はるかに超える。
円安、少子化人手不足の影響なのか。なんてこったの世の中になってしまった。

もっぱら外国人の方に頼ってしまっているサービス業全般。これ以上円安になると働き手がいなくなり、コンビニで買い物すらできなくなる日も近い気がする。
先日心斎橋の老舗うどん屋「川福」に行ったら従業員の方のほとんどが外国の若い方だった。
飲食店やコンビニで外国人の方に接客を受けるたび
「ありがとうございます。お願いだからこのまま日本に居てください。」
とせめてもの感謝の念を込めながらお勘定するようにしています。
日本に来てくれてありがとう!

そして我がイベント業界はどうなのか?
ご多分に漏れず残念ながら世間一般同様、資材/経費高騰と人材不足でとても深刻な状態となっています。

チケット代の値上げは決して
「家のローンを早く完済したい」
「車を乗り換えたい」
「水まわりが壊れたので修繕費にあてたい」
など、私的なな理由ではありません。(事実ではある)

まさしく2年前の本イベント。
1日完売して、もう1日もほどよい券売。
「これは少しお金も残るかな♡」とやましいこと考えていたら
なんと、、、よもやのマイナス。
コロナ明けのなだらかではない物価高騰を先読みできなかった。
経営者失格だ。(でも辞めてない)
人件費、運送代、部材代、バス、タクシー、ホテル代、お弁当他、あらゆるモノがインフレ化して蓋を開ければ大きく見積りオーバー。
しかし過去に台風中止で保険金一桁かけまちがえた経験からダメージは少なく済んだ。なんなら「ネタになるやん🎵」と少しプラスに考えもした。
何事も経験が人をタフにもさせるのだ。
そういえば「GW中トラックの運転手さんがいない」という理由で直前に仕込みが1日前倒しになったりもした。
物流、宅急便業界の方達にも日々感謝しなければ。

(身内を更に不安にさせるので小声で)実際チケット代2割上げても、かなりチケット売らないと採算的には厳しいのでした。決して暴利を稼ごうと思っているわけではありません。何卒ご了承ください。
バンド、アーティスト達を応援するイベントを続けるために大きなマイナスは出せない。その上でやはりチケット買ってくださるとありがたいです。
値上がりした分、楽しんでいただけるよう必死のパッチで頑張ることは誓います。

更に一点申し訳ないのがバス代。
こちらも毎年上がって、2年ぶりの見積りは驚愕の数字。(ここにコピペで貼てあなたと一緒に「ええええっ!」と声出したい)
結果、お客さん感覚からするととても高い設定になってしまい…詳しくはこっそりイベントHPをご覧ください。
重ねて申し訳ないながら、これでも採算ギリ下くらいの価格にしています。その分、台数は多めに設定したく各所調整中です。

長々と言い訳にお付き合いありがとうございました。
今週末はいよいよ一般チケット発売。
たくさんの(やっぱりちょっとおかしな)方にお越しいただけると嬉しいです。