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【御礼と感想】婦人公論.jpで「嫉妬論」山本圭教授×「褒めてくれてもいいんですよ」斉藤ナミさんの嫉妬対談がついに実現!!


創作大賞2023を受賞された人気エッセイストの斉藤ナミさんと、立命館大学教授で「嫉妬論」の著者もある山本圭さんの対談が婦人公論.jpで実現しました。

改めて、御二方とこの企画と設計・運営された池松潤さんに感謝申し上げます。



なんでお前が感謝を言うんだよ、ということですが。


実は、池松さんの企画で

#嫉妬祭り

という企画があったことがきっかけです。

お題は「嫉妬」でした。

こちらの企画、過去記事でもエントリー可能ということでしたので、去年書いた山本圭先生の「嫉妬論」の読書感想文でエントリーをしました。

そうしたところ、「嫉妬論」を池松さんや斉藤さんにお読みいただけたみたいです。
これだけで、とてもうれしくて飛び上がりそうだったのですが(読書感想文をnoteで書いている者にとっては、スキとかビューの前に、感想をきっかけにしてその本を読んでもらえることがとてもうれしい)、そのあと、池松さんから思わせぶりなコメントがあり……


なんだなんだ??(笑)


その後、発表があったのが……


なんと、山本圭教授と斉藤ナミさんの対談決定の一報でした。



マジか!ご紹介してよかった。noteやっててこんなご縁があるんですね。いや、すべては池松さんの華麗なる手腕のおかげで、私は何もやっていないんですけど、ただそんな素敵な対談のきっかけになったのだとしたらこれほどうれしいことはありません。



この記事では、この嫉妬対談の感想を書いてみたいと思います。

この対談の面白さをより深く知るには、是非、斉藤ナミさんの書籍と山本圭先生の書籍をお読みいただくのがいいんじゃないかと思います。


感想


この動画を見て、まず面白いと思ったのが、序盤の段階で、「嫉妬」に対する、お二人のスタンスがけっこう違うんですよ。

この違いは、こういった問いに言い換えると面白いかもしれません。

つまり……

「嫉妬」というものは、肯定的に見るべきなのか?否定的に見るべきなのか?

という問いです。

山本教授は、ベースとしては、どちらかというと「嫉妬」を否定的なもの、「なくせるのであれば失くしたほうがいいもの」というスタンスでアプローチしているのではないかと思います。
それは、「嫉妬論」からもなんとなくそっちの方向性を感じました。なぜ、その方向性かというと、「嫉妬」が突き進んだ先の悲劇(差別や中傷)はあってはならないだろうという問題意識があるからではないかと感じました。

ただ完全に消し去ってしまうこともできない、その中で、どういうスタンスをありうるのかを模索しているように見えます。

一方で、斉藤ナミさんは、「嫉妬」をテーマにした連載を書かれていることからもわかるとおり、「嫉妬」を一生付き合うべき、「愛すべき人間らしさ」と評しています。
それをベースにして、あれだけのエッセイを書かれ、出版までされいました。

「嫉妬」をある種の原動力としてとらえている、しかしながら、超えてはいけない一線みたいなものを当然に意識していて、その葛藤や恥じらいみたいなものが本当にコミカルに描かれている。

そういう意味で、ご著書の「褒めてくれてもいいんですよ?」の「おわりに」が最高でした。
個人的には、この「おわりに」にあった「羨ましいを通り越して、申し訳なくなる」という部分があって、このあたりに斉藤ナミさんの「嫉妬」に対するスタンスを感じたような気がします。

「嫉妬」って何も考えないでいると一時的に発生してくる感情なのかもしれないという気がしてきました。それを名にも料理や編集をせず、吐き出してしまうのは誰かを傷つけるのかもしれない。そのタイミングで一度深呼吸をして、自分に感じた感情を俯瞰し、さらに斉藤ナミさんの場合は、次の行動や執筆に移る原動力にすることができている。そんなふうに思いました。


この二つの違ったスタンスのアプローチがどのように交錯して、収斂していくかというのがこの対談の面白ポイントなのではないかと思いました。

別の方向からのアプローチなのに以外にも似たような到達点に向かってくるような気がしてくる。そんな対談のように感じました。

御二方の意外な共通点が垣間見えるんですね(SNSの今昔とか)。そういったところからも、この対談の展開を楽しめるのではないかと思います。


そのうえで、私が感じたことを言うと、
まず一つは、「嫉妬」には「強烈な力」があるということを感じました。
プラスにも異様にマイナスにも異様に引き付けられるということ。

この「強烈さ」が斉藤ナミさんのエッセイで炸裂していることが多いのではないかと思います。

もう一つは、「嫉妬」には二面性があるなというのを感じました。「嫉妬」というのは、ネガティブな響きがあるし、実際にはその側面が強いと思うので、表裏で言えば「裏」の感情ではないかと思います。

そして、「裏」があるということは、必ず「表」がある。

そこに気がつくことが、「嫉妬」とうまくお付き合いをするポイントなのではないかなと思いました。

山本圭教授の「嫉妬論」はそのコインの裏表を客観的に見つめていきながら進んでいくような論説だと思います。
一方で、斉藤ナミさんの「褒めてくれてもいいんですよ?」は、そのコインが、「裏」になったり、「表」になったりに、人間性を見出すそんなエッセイなのではないかと思います。

「嫉妬」をテーマに、「裏」と「表」、「抽象」と「具体」を行き来していくような対談でした。

ということで、こちらの対談と書籍と連載。ぜひみてくださいませ~


そんなわけで、山本圭教授の「嫉妬論」についての感想を書いたのが、去年の10月で約7カ月前。この時は、いくつも書いている読書感想文の一つでした。
それがこのような形でさらに展開されるとは。
noteではつくづく面白いことがあります。


そしてなんと!びっくりするようなサプライズが!
この動画の31:20くらいから、なんと山本教授がlionの記事のことを言及してくれていました!!


画像も貼ってくれていたなんて池松さんの粋なはからい!😭


これは、さすがにびっくりしてしまいまして、さんぴん茶(ちょうど沖縄にいた)を吹き出しそうになりました(笑)

思えば、読書感想文noteを始めたきっかけは、ある本のまだ知られていないいいところを知ってほしいという考えからでした。ほかの方の記事の過剰考察をやっているのも基本的な思いは同じであって。

まだまだ世の中には、知られていないいい文章、知られていても知らず知らずのうちにスルーされている部分がたくさんある。気がつかれていない良いところがたくさんある。そんなふうに思っていて、そういうところに抜け目なく気がついてご紹介する、そんな考えでいろんなコンテンツをマイペースでご提供できればと思います。

noteやっていると、こんなこともあるのだなと。私は、この動画を見たことをきっかけに、「褒めてくれてもいいんですよ?」を読むことができましたし、それだけではなくこの本と「嫉妬論」のあいだに通底する考えに思い至ることができました。
そして、それをnoteにこういった形で残すことで、もし、詳細を忘れてもまたこのnoteに戻ってくることができる。

エントリーしたきっかけは、ちょっとしたものでしたが、思いがけず素晴らしいリターンを頂くことができました。

改めまして、斉藤ナミさん、山本圭教授、そして池松潤さん本当にありがとうございました!

そんなわけで、最近は充実した気分でnoteができているので、これからもマイペースで「今日一日を最高の一日に

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