【2027年度(令和9年度)最新】青山学院大学文学部の編入試験を徹底解説|募集学科・出願資格・試験科目・英語スコア・面接・難易度まで完全網羅
青山学院大学文学部への編入を考えているあなたへ。この記事では、2027年度(令和9年度)入学の公式「編入学者選抜要項」をもとに、募集する学科・編入年次・出願資格(とくに英語の外部スコア)・試験科目・日程・検定料までを、初めての方にもわかるように整理しました。「英米文学科はTOEICで受けられるの?」「史学科は何を課されるの?」「3年次と2年次のどちらで入るの?」が、この1記事でつかめます。
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青学文学部の編入は、学科ごとに"入り方"がまったく違うのが最大の特徴です。英米文学科は英語の外部スコアが必須、史学科は英語+歴史の学力問題、日本文学科は国語の基礎学力問題……というふうに、学科の数だけルールがあります。この記事では、青山学院大学が公式要項のなかで自ら定めている条件という「公式の事実」だけをベースに、学科別にていねいに解説します。
なお、これから受験できるのは2027年度(令和9年度)入学の編入試験で、試験は2026年11月21日(土)に実施されます。本記事はその2027年度版の公式要項にもとづいています。
【30秒サマリー|2027年度(令和9年度)】
青学文学部の編入は ①一般編入 ②本学卒業者の学士編入 ③学外から学士編入 の3種類
一般編入の募集学科:英米文学科(2年次・3年次)/フランス文学科(2年次)/日本文学科(3年次)/史学科(2年次)
学士編入(学外・本学卒とも)の募集学科:英米文学科・フランス文学科・日本文学科・史学科(すべて3年次)
比較芸術学科は編入の募集がありません(文学部の他4学科が対象)
募集人員は全学科・全区分「若干名」
英米文学科は英語外部スコア(TOEFL/TOEIC/英検/IELTS)が出願に必須
試験は学科ごとに内容が異なる(小論文・面接/英語+歴史/国語の基礎学力問題 など)
日程(2027年度):Web出願登録 10/20〜11/4 → 書類提出 11/1〜11/4 → 試験 11/21(土) → 合格発表 12/1 → 入学手続 12/11
試験会場:青山キャンパス/検定料:35,000円(別途Web出願システム利用料1,400円)
編入試験の倍率(志願者数・合格者数)は大学が公表していません(非公表)
この記事を書いた人|オンライン編入学院
大学編入試験専門予備校のオンライン編入学院が監修・執筆しています。募集人員・試験科目・配点・日程・倍率は、各大学が公表する募集要項・入学者選抜実施結果を確認したうえで、合格者から寄せられた体験談など編入指導で蓄積した知見もふまえて記載しています。大学が公表していない項目は、推測で補わず「非公表」と明記しています。
青山学院大学文学部の編入はどんな試験?
青学文学部の編入を理解するうえで、最初に押さえてほしいポイントが2つあります。
1つめは「編入には3つの種類がある」こと。 青山学院大学の編入学者選抜は、次の3区分に分かれています。
① 一般編入:他大学・短期大学などから編入する人向け(学士号を持っていない人が対象)
② 本学卒業者の学士編入:青山学院大学を卒業(見込含む)した人が、別の学部・学科へ入り直す制度
③ 学外から学士編入:他大学ですでに学士号を取得した人(=大学卒業者)が編入する制度
つまり、「今どういう立場か(短大生・大学在学中・大学卒業済み)」によって、使えるルートが変わるということです。ここを取り違えると出願そのものができません。自分がどのルートに当てはまるかを、まずこの記事で確認してください。
2つめは「学科ごとに試験がまるで違う」こと。 同じ文学部でも、英米文学科・フランス文学科・日本文学科・史学科で、募集する年次・出願資格・試験科目がすべて異なります。「文学部の編入対策」とひとくくりにできないのが青学文学部の特徴です。
まず確認:比較芸術学科は編入募集がありません
青学文学部には英米文学科・フランス文学科・日本文学科・史学科・比較芸術学科の5学科がありますが、編入学者選抜の対象になっているのは前の4学科です。比較芸術学科は、2027年度の編入学者選抜要項に募集の記載がありません。編入で青学文学部を目指す場合は、この4学科のいずれかを選ぶことになります。
① 募集する学科と編入年次(区分別の早見)
まず、「どの学科を・何年次で・どのルートで」募集しているかを整理します。募集人員はすべて「若干名」(=人数を明示しない少人数枠)です。
一般編入(学士号を持たない人向け)
英米文学科:2年次/3年次(どちらでも募集)
フランス文学科:2年次
日本文学科:3年次
史学科:2年次
本学卒業者の学士編入・学外から学士編入(いずれも学士号がある人向け)
英米文学科・フランス文学科・日本文学科・史学科:すべて3年次
「2年次編入」と「3年次編入」の違い
2年次編入は2年生として、3年次編入は3年生として途中入学する制度です。青学文学部では、一般編入のフランス文学科・史学科は「2年次」、日本文学科は「3年次」、英米文学科は「2年次・3年次の両方」と、学科ごとに入る年次が決まっています。学士編入(すでに大学を卒業した人向け)は全学科そろって「3年次」です。何年次で入るかによって卒業までの年数と、前の学校で取った単位がどれだけ認められるか(後述)が変わってきます。
💡 日本文学科は3年次から「日本文学コース」と「日本語・日本語教育コース」に分かれます。出願時に希望コースを願書に記入します。史学科も「日本史・東洋史・西洋史・考古学」の各コースに分かれ、こちらも出願時にコースを選びます。
② 出願資格(学科別・ここが一番の関門)
青学文学部の編入は、出願資格が学科ごとに細かく決まっているのが最大のハードルです。ここを1つずつ、公式要項どおりに確認します。
一般編入の出願資格
■ 英米文学科(2年次)
次の①②の両方に当てはまる人が対象です。
①身分要件:短期大学卒業者(2027年3月卒業見込みを含む)、または文部科学大臣の定める基準を満たす専修学校専門課程の修了者(見込み含む)、または海外の2年制カレッジ卒業者(Associate Degree取得者・見込み含む)。いずれも出身学科は問いません。
②英語外部スコア:次のいずれか1つ以上を提出できること(複数持っている場合はすべて提出)。実用英語技能検定以外は、出願期間末日より2年以内に取得したスコアが対象です。
TOEFL iBT®:2026年1月20日以前の試験は80点以上/2026年1月21日以降の試験はバンド4.0以上(TOEFL iBT® Home Editionを含む)
TOEIC® L&R:830点以上
実用英語技能検定:1級(従来型、英検S-Interview、英検2020 2days S-Interviewを含む)
IELTS(Academic Module):オーバーオール・バンド・スコア 6.0以上
■ 英米文学科(3年次)
2年次より条件がやや厳しくなります。
①身分要件:英米文学科の6コース(イギリス文学・文化/アメリカ文学・文化/グローバル文学・文化/英語学/コミュニケーション/英語教育学)と同系統の学科を修了した短期大学卒業者(卒業見込み含む)。
②英語外部スコア:TOEFL iBT® 83点以上(2026年1月20日以前の試験。1月21日以降はバンド4.0以上)/TOEIC® L&R 850点以上/英検1級/IELTS 6.0以上 のいずれか1つ以上。
■ フランス文学科(2年次)
青学文学部でもっとも条件が限定的です。
青山学院女子短期大学 現代教養学科の卒業者で、同学科の「フランス語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」を修得済みの人。
■ 日本文学科(3年次)
日本の文部科学省が定める短期大学において、青山学院大学日本文学科(日本文学・日本語学・漢文学・日本語教育学)と同系統の学科を卒業した人(2027年3月卒業見込み含む)。
■ 史学科(2年次)
学科を問わず、短期大学卒業者(卒業見込み含む)。文学部のなかでは出願のハードルが比較的広い学科です。
一般編入は「学士を取得している人は出願できません」
一般編入は、あくまでまだ学士号を持っていない人(短大卒・在学中など)のための区分です。すでに大学を卒業して学士号を持っている人は、一般編入ではなく、下の「学士編入」で出願することになります。自分がどちらに当てはまるか、最初に必ず確認してください。
学士編入の出願資格(学外から)
すでに他大学を卒業して学士号を持っている人は、こちらのルートです(全学科3年次)。
①:学士号を有する者(2027年3月卒業見込み含む)。
②:英米文学科・フランス文学科・史学科は、卒業した学科と"同系統でない"学科へ入る場合に限ります(日本文学科はこの制限がありません)。つまり、たとえば英文科卒の人が英米文学科へ、というルートは対象外になります。
③(英米文学科のみ):①②に加えて、英語外部スコア(TOEFL iBT® 83点以上/バンド4.0以上、TOEIC® L&R 850点以上、英検1級、IELTS 6.0以上)のいずれか1つ以上を提出できること。
学士編入の出願資格(本学卒業者)
青山学院大学を卒業(見込み含む)した人が、別の学部・学科へ入り直す区分です(全学科3年次)。
①:本学の卒業者(2027年3月卒業見込み含む)。
②:卒業した学部・学科以外の学部・学科へ入学する場合に限ります。
③(英米文学科のみ):英語外部スコア(学外からの学士編入と同じ基準)を提出できること。
💡 英語スコアは「取ってすぐ」より「余裕をもって」。英米文学科を狙う人にとって、英語外部スコアは出願の"入場券"です。TOEIC・TOEFL・英検・IELTSはいずれも申込から結果が手元に届くまで時間がかかります。「出願直前に1回受ければいい」と考えていると、スコア証明書の到着が間に合わないリスクがあります。基準スコアには前もって、余裕をもって到達しておくのが安全です。
③ 難易度と倍率の「正しい見方」
難易度の話に入ります。ここで最初に、正直にお伝えしておくことがあります。
青山学院大学は、文学部編入の実施結果(志願者数・合格者数・倍率)を公表していません(非公表)。 一般選抜(いわゆる普通の入試)の倍率は公式サイトで公開されていますが、編入学者選抜については過去の結果データが掲載されていません。したがって本記事では、出所のあいまいな倍率の数字を載せることはしません。
そのうえで、公表されている事実から「難易度の見方」を整理します。
募集人員は全学科・全区分が「若干名」。人数が明示されていない少人数枠であることは公式に確定しています。少人数枠は、年によって合格者が募集に満たないこともあれば、志願者が集まる年もあり、倍率が読みにくいのが実情です。
実際に公式要項でも、「学力等が本学の求める水準に満たないと判断される場合、合格者数が募集人員を下回る場合がある」「志願者数が募集人員に達しない場合も、試験の成績によっては全員が合格になるとは限らない」と明記されています。"定員割れなら全員合格"ではない、という点は覚えておきましょう。
数字より「準備の質」で決まる試験
若干名募集で倍率が非公表という条件では、「倍率◯倍だから受かる/受からない」という発想はあまり意味を持ちません。青学文学部の編入で合否を分けるのは、英語スコアの充足(英米文学科)/小論文・基礎学力問題の完成度/面接と志望理由の説得力という、自分でコントロールできる要素です。倍率の数字に一喜一憂するより、この記事の④〜⑥で挙げる"やるべき準備"を一つずつ積み上げることが、いちばんの近道になります。
④ 試験科目(学科ごとに内容がまったく違う)
ここが青学文学部の編入で最も重要なパートです。学科ごとに課される科目が違うので、自分の受ける学科の欄を正確に把握してください。試験は2026年11月21日(土)・青山キャンパスで実施されます。
一般編入の試験科目
■ 英米文学科(2年次・3年次 共通)
小論文(英語および日本語):11:00〜12:00。英文を読み、英語と日本語の両方で文章を書く形式です。
面接(英語および日本語):14:00〜。面接も英語と日本語の両方で行われます。
■ フランス文学科(2年次)
小論文:11:00〜12:00
面接:14:00〜
■ 日本文学科(3年次)
基礎学力問題(国語の基礎学力問題):11:00〜12:00
面接:14:00〜
■ 史学科(2年次)
英語:9:30〜10:30
歴史に関する基礎学力問題(日本史・東洋史・西洋史・考古学):11:00〜12:00
面接:14:00〜
学士編入の試験科目(学外・本学卒とも共通・3年次)
英米文学科:小論文(英語および日本語)11:00〜12:00 / 面接(英語および日本語)14:00〜
フランス文学科:論文 11:00〜12:00 / 面接 14:00〜
日本文学科:基礎学力問題(国語の基礎学力問題)11:00〜12:00 / 面接 14:00〜
史学科:英語 9:30〜10:30 / 歴史に関する基礎学力問題(日本史・東洋史・西洋史・考古学)11:00〜12:00 / 面接 14:00〜
配点は公表されていません(非公表)
各科目の配点(何点満点か・科目間の比重)は、公式要項に数値としては示されていません。確実なのは「課される科目の種類と試験時間割」です。配点が非公表であることは、裏を返せば「特定科目だけで挽回できる」とも「1科目のミスで即不合格」とも言い切れないということ。課される全科目をバランスよく仕上げるのが基本方針になります。
⑤ 科目別・対策のポイント
学科ごとに、公式に課される科目から逆算した対策の方向性を整理します。
英米文学科|「英語で読み、英語と日本語で書く」小論文
英米文学科の小論文は、英文を読んで、その内容をふまえて英語と日本語の両方で書くという独特の形式です。つまり必要なのは、単なる英語力ではなく、
英文を正確に読み取る読解力(文学・文化・言語・コミュニケーションなど、学科の6コースに関わるテーマの英文に触れておく)
英語で自分の意見を論理的に書く力(要約+意見の型を練習しておく)
日本語でも論旨を整理して書く力
の3つです。加えて面接も英語と日本語の両方で行われるため、「英語で自分の関心・志望理由を口頭で説明する」練習も欠かせません。出願段階で英語外部スコアが必須なだけでなく、当日も英語運用力そのものを問われるのが英米文学科です。日ごろから英語で読み・書き・話す時間を確保しておきましょう。
史学科|「英語」+「歴史の基礎学力問題」
史学科は、英語(9:30〜10:30の独立した科目)と、歴史に関する基礎学力問題(日本史・東洋史・西洋史・考古学)の2本立てに面接が加わります。史学科は出願時に日本史・東洋史・西洋史・考古学のコースを選びますが、基礎学力問題はこれら4分野を範囲に含みます。志望コースの分野を軸に、歴史学の基礎知識と、史料・論点を筋道立てて説明する力を固めておくのがポイントです。英語は独立科目として課されるため、史学科志望でも英語対策を後回しにはできません。
日本文学科|「国語の基礎学力問題」
日本文学科(一般編入・学士編入とも3年次)で課されるのは、国語の基礎学力問題と面接です。日本文学・日本語学・漢文学・日本語教育学といった学科の守備範囲に対応できるよう、古文・漢文を含む国語の基礎を幅広く固めておくことが求められます。出願時に「日本文学コース」か「日本語・日本語教育コース」かを選ぶので、志望コースの方向性を意識した準備をしておくと、面接での志望理由にも一貫性が出ます。
フランス文学科|「小論文(論文)」+面接
フランス文学科は、一般編入(2年次)では小論文+面接、学士編入(3年次)では論文+面接が課されます。フランスの言語・文学・文化への関心を、論理立てて文章と口頭で表現できるかが問われます。学科のアドミッション・ポリシーでも「文章を読んで内容を的確に把握し、自分の考えを秩序立てて表現できること」が重視されており、読解と論述の型を作っておくことが対策の柱になります。
💡 どの学科にも共通するのが「面接がある」ことです。青学文学部の編入は全学科で面接を課します。筆記の出来だけでなく、「なぜ編入したいのか」「その学科で何を学びたいのか」を自分の言葉で語れるかどうかが、合否を分ける重要な要素になります(詳しくは⑦で解説します)。
⑥ 出願の実務(Web出願+書類郵送)
青学文学部の編入は、Web出願登録と書類の郵送、両方を完了して初めて出願成立という二段構えです。片方だけでは出願完了になりません。
出願の流れ(2027年度)
UCARO(ウカロ)に会員登録(無料)。出願にはこのシステムへの登録が必須です。早めに登録しておくと安心です。
Web出願登録:2026年10月20日(火)〜11月4日(水)23:59まで。学部・学科・編入年次などを入力し、デジタル写真(JPEG)をアップロードします。
検定料の支払い:Web出願登録期間末日(11月4日)23:59まで。クレジットカード・コンビニ・金融機関ATM(Pay-easy)・ネットバンキングから選べます。
出願書類の郵送:2026年11月1日(日)〜11月4日(水)郵送必着。市販の角2封筒に所定用紙No.2を貼り、簡易書留で送ります。
検定料
入学検定料:35,000円
別途、Web出願システム利用料:1,400円(検定料支払い時にかかります)
主な出願書類
入学願書(所定用紙No.1):鉛筆・消せるボールペンは不可。志望理由は出願者自身が考えた文章で書く必要があり、生成AIによる自動生成や他者による作成は禁止されています。
出身校の成績証明書(在学中の人は「履修科目証明書」も。成績証明書に履修中科目が載っていれば不要)
出身校の卒業(見込)・修了証明書(専修学校専門課程修了者は、文科大臣の定める基準を満たす証明書+出身高校の卒業証明書等の2点)
英米文学科のみ:英語外部スコアの証明書(コピー不可。証明書の種類には細かい要件があります=後述)
提出証明書と姓名が異なる場合は戸籍抄本も
英米文学科の英語スコア証明書は「種類」に指定がある
英米文学科で提出する英語スコアの証明書には、公式要項で細かい指定があります。たとえば——実用英語技能検定は「合格証明書」(Certification Cardは不可)、IELTSはTest Report Form(Academic Moduleのオーバーオール・バンド・スコアに限る)、TOEFL iBT®はOfficial Score Report/Test Taker Score Report(インターネットからダウンロードしたものは不可、Test Date Scoresに限りMyBest™ Scoresは不可、ITPは不可)、TOEIC® L&Rは「紙の公式認定証」のみ(デジタル公式認定証を印刷したものは不可、IPは不可)。「スコアさえ足りていればどの証明書でもいい」わけではないので、取得の段階から"提出できる種類の証明書"を選んでおくことが大切です。
⑦ 面接・志望理由で差をつける(全学科で面接あり)
青学文学部の編入は、全学科で面接が課されます。しかも英米文学科は面接も英語と日本語の両方です。少人数枠で筆記の配点が非公表という条件のもとでは、面接と、そこで語る志望理由の説得力が、合否を左右する重要な要素になります。
「現状 → 学びたいこと → だからこの学科」という一貫したストーリーを用意する。なぜ今の学び(短大・前の大学)から青学文学部の各学科へ移りたいのか、その必然性を自分の言葉で語れるようにしておきましょう。
学科ごとのアドミッション・ポリシーに寄せる:たとえば英米文学科は「英語圏の言語・文学・文化・コミュニケーション、英語教育学への関心」、史学科は「歴史学・考古学への関心を論理的に表現できること」を求めています。志望理由を、その学科が求める人物像に重ねて語ると、志望度の高さが伝わります。
願書の志望理由は自分で書く:前述のとおり、生成AIや他者による作成は禁止されています。面接では願書の内容を踏まえた質問がされる可能性が高いので、自分の言葉で書き、自分で説明できる状態にしておくことが大切です。
💡 面接対策は「想定問答の丸暗記」よりも、自分の関心を深掘りしておくことが効きます。「その学科でどんなテーマを研究したいか」「卒業後どうなりたいか」まで具体的に言語化しておくと、英語での面接(英米文学科)でも、突っ込んだ質問に落ち着いて答えられます。志望理由書の骨子は早めに作り、第三者に読んでもらって論理の穴をつぶしておくのがおすすめです。
⑧ 合格までのスケジュール例(11月本番から逆算)
試験は11月21日、Web出願登録は10月20日開始、書類提出は11月1〜4日。ここから逆算した標準的なモデルはこうなります。
〜春:受験する学科を確定する(学科で試験がまったく違うため、ここが最重要)。英米文学科志望なら、まず英語外部スコアの取得計画を立てる(基準スコアに余裕をもって届くよう、早めに受験を重ねる)。
春〜夏:学科別の筆記対策を本格化。英米文学科は「英文を読んで英語・日本語で書く」練習、史学科は英語+歴史の基礎、日本文学科は国語(古文・漢文含む)の基礎、フランス文学科は読解・論述。並行してUCAROの会員登録を済ませておく。
夏〜初秋:英米文学科は英語スコア証明書を"提出できる種類"で確保(TOEICは紙の公式認定証、など)。志望理由書の骨子を作り、面接で語る内容を固める。
10月:Web出願登録(10/20〜)。デジタル写真を用意し、学部・学科・年次を正確に入力。検定料を支払う。
11月上旬:出願書類を簡易書留で郵送(11/1〜11/4必着)。証明書の不備がないか最終チェック。
11月21日(土):本番(青山キャンパス)。→ 合格発表 12/1 → 入学手続 12/11。
💡 青学文学部の編入で最も多いつまずきは、「学科ごとの条件を後で知って間に合わない」パターンです。とくに英米文学科の英語スコアは、出願の"入場券"であると同時に証明書の種類指定もあるため、受験する学科を早く決めて、その学科専用の準備を最初から積むことが、合格への最短ルートになります。
⑨ 入学後の単位認定・学費
単位認定
編入で気になるのが「前の学校で取った単位はどうなるの?」という点です。公式要項では、関連する分野でない学校の出身で編入学後の認定単位が少ない場合、最短修業年限(2年次編入なら3年、3年次編入なら2年)で卒業要件を満たせない場合があると明記されています。つまり、認定される単位数によっては卒業までに追加の年数がかかることがあります。自分のケースで何単位認められるかは、合格後に大学へ確認するのが確実です。
なお、教員免許(英語・フランス語・国語・地理歴史など、学科により取得可能な種類が異なる)を取りたい場合、本学の教職課程は最低3年かかるカリキュラムのため、3年次編入では最短修業年限(2年)で免許を取り切ることはできない点にも注意してください。
学費(2027年度・公式要項より)
学費は学科・編入区分で細かく異なりますが、目安として学外から3年次編入・学外からの学士編入(文学部)の場合、初年度前期に編入学金80,000円が加わり、授業料は年額552,000円(初年度)、在籍基本料60,000円、教育活動料12,500円などが基本の内訳です。
授業料は前期・後期の2期に分けて納入(入学手続時は前期分のみでも可)。
編入学金は2年目以降は不要。
教職課程を希望する場合は教職課程料7,000円(申請年度ごと)、各種資格課程は各8,000円が別途。
※学費は今後の経済情勢により改定される場合があります。正確な金額は必ず最新の公式要項・入学手続要項で確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 比較芸術学科の編入はありますか?
A. ありません。 2027年度の編入学者選抜要項では、文学部で編入を募集しているのは英米文学科・フランス文学科・日本文学科・史学科の4学科です。比較芸術学科は編入の募集対象になっていません。
Q. 英米文学科はTOEICだけで受けられますか?
A. TOEIC® L&Rは出願資格の英語スコアとして認められています(2年次830点以上/3年次850点以上)。ただしTOEICは選択肢の1つで、TOEFL iBT®・英検1級・IELTS 6.0以上でも出願できます。いずれか1つ以上(複数持っていれば全部)を提出します。なお当日は小論文・面接が英語と日本語の両方で課されるため、スコアさえあれば英語力が不要というわけではありません。
Q. 大学を卒業していますが、一般編入で受けられますか?
A. いいえ。一般編入は学士号を持っていない人向けで、学士取得者は一般編入では出願できません。すでに大学を卒業している人は「学外から学士編入」(全学科3年次)で出願します。英米文学科・フランス文学科・史学科は「卒業学科と同系統でない学科へ入る場合に限る」という条件がある点に注意してください(日本文学科はこの制限なし)。
Q. 倍率はどのくらいですか?
A. 青山学院大学は文学部編入の実施結果(志願者数・合格者数・倍率)を公表していません(非公表)。 一般選抜の倍率は公開されていますが、編入については過去データが掲載されていないため、本記事では倍率の数字を掲載していません。募集人員は全学科「若干名」です。
Q. 試験はいつ・どこで行われますか?
A. 2027年度入学の試験は2026年11月21日(土)・青山キャンパスです。Web出願登録は10月20日〜11月4日、書類提出は11月1日〜11月4日(簡易書留必着)、合格発表は12月1日、入学手続は12月11日です。
Q. 検定料はいくらですか?
A. 入学検定料35,000円に加え、Web出願システム利用料1,400円がかかります。支払いはクレジットカード・コンビニ・ATM(Pay-easy)・ネットバンキングから選べます。
Q. 短大在学中でも出願できますか?
A. 学科によります。たとえば史学科(2年次一般編入)は「学科を問わず短期大学卒業者(卒業見込み含む)」、英米文学科(2年次)も短大卒業見込みを含みます。一方で日本文学科(3年次)は「本学日本文学科と同系統の学科を卒業」、英米文学科(3年次)は「同系統の学科を修了した短大卒業者」といった条件があります。自分の在籍状況で出願できるか、要項の学科欄で必ず確認してください。判断がつかない場合は、大学の学務部教務課編入学者選抜係へ問い合わせる窓口が設けられています。
Q. 面接はどの学科でもありますか?
A. はい、全学科で面接があります。 とくに英米文学科は面接も英語と日本語の両方で行われます。志望理由や学びたいことを自分の言葉で語れるよう、早めに準備しておきましょう。
Q. 前の学校の単位はどれくらい認められますか?
A. 認定される単位数は出身分野などにより異なり、公式要項では「関連分野でない学校出身で認定単位が少ない場合、最短修業年限で卒業要件を満たせない場合がある」とされています。具体的な認定単位数は合格後に大学へ確認してください。
まとめ|青学文学部の編入は「学科を早く決めて、その学科専用に積む」
青山学院大学文学部の編入は、一般編入・学士編入(学外/本学卒)の3区分 × 学科ごとにまったく違う条件という、少し複雑な構造の試験です。だからこそ、戦い方はシンプルにできます。
まず「どのルート・どの学科・何年次」で受けるかを確定する——ここを最初に固めることが、すべての準備の起点になります。
英米文学科志望なら、英語外部スコアを"提出できる種類の証明書"で早めに確保(TOEFL/TOEIC/英検1級/IELTS 6.0以上)。当日の小論文・面接も英語と日本語の両方です。
史学科は英語+歴史、日本文学科は国語、フランス文学科は論述と、学科の科目に合わせて対策を絞る。
全学科で面接あり。志望理由を自分の言葉で語れるよう、骨子を早めに作って磨く。
倍率は非公表・募集は若干名。数字に振り回されず、自分でコントロールできる準備の質で勝負する。
青学文学部の編入は、比較芸術学科を除く4学科それぞれに"入口"が用意されています。短大卒・在学中・大学卒業済み——どの立場からでも、自分に合ったルートを正しく選び、その学科専用の準備を積み上げれば、十分に手が届く試験です。
「自分はどのルートで出願できる?」「英米文学科の英語スコア、いつまでに何を取ればいい?」「小論文や面接を見てほしい」——そんなときは、オンライン編入学院の無料相談をご利用ください。あなたの経歴と志望学科に合わせて、11月本番までの最短ルートを一緒に設計します。まずは気軽に、現状と疑問を聞かせてください。
この記事を書いた人
オンライン編入学院(大学編入情報局)
この記事は、大学編入試験専門予備校のオンライン編入学院が監修・執筆しています。
大学編入は、募集する学科も試験科目も出願資格も大学ごとにばらばらで、しかも年度によって変わります。だからこそ、記事に載せる募集学科・試験科目・出願資格・日程・倍率は各大学が公表する募集要項および入学者選抜実施結果で必ず確認し、そのうえで合格者から寄せられた体験談など、編入指導で蓄積した知見もふまえて記載しています。大学が公表していない項目は、推測で補わず「非公表」とそのまま明記しています。
*※本記事の制度・日程・試験科目・出願資格・費用は、青山学院大学「2027年度(令和9年度)編入学者選抜要項」にもとづきます。出願前には必ず公式の最新要項でご確認ください。*
*出典:青山学院大学「2027年度 編入学者選抜要項」(PDF)、一般編入(青山学院大学 公式)、入学者選抜情報(学部)、入学者選抜要項ダウンロード*
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