【2027年度(令和9年度)最新】九州大学文学部(人文学科)の編入学(学士入学)を徹底解説|出願資格・専門分野・試験科目・外国語・口述試験まで完全網羅

九州大学文学部への編入を考えているあなたへ。この記事では、令和9年度(2027年度)入学の公式募集要項をもとに、出願資格・募集する専門分野・試験科目(外国語+専門科目+口述試験)・日程・費用までを、初めての方にもわかるように整理しました。「誰でも受けられるの?」「英語は必要?」「どの専攻が募集しているの?」が、この1記事でつかめます。
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九州大学文学部の編入は、他大学の「3年次編入」とは制度のかたちが一つ大きく違うところがあります。それは、この編入が「学士入学」=すでに大学を卒業した(または卒業見込みの)人を対象にした制度だという点です。ここを最初に正しく押さえておくと、準備の設計が大きく変わります。この記事では、そのしくみから丁寧に解説していきます。
【30秒サマリー|令和9年度(2027年度)】
対象:文学部 人文学科への 第3年次編入学(学士入学)(入学後の修業年限は2年)
募集人員:若干名(人数は明示されていません)
出願資格は「学士」がカギ:大学を卒業した人・令和9年3月までの卒業見込みの人、または学位授与機構から学士の学位を授与された(見込みの)人
選抜:筆記試験(外国語+専門科目)+口述試験+出願書類を総合して判定
外国語:英語・ドイツ語・フランス語から1カ国語を選択して筆記
専門科目・口述試験は、出願した専門分野について行う(専門分野を選んで出願する方式)
配点・倍率は公表されていません(非公表)
日程(令和9年度):出願 令和8年7月21日〜7月31日 → 試験 令和8年8月27日(木) → 合格発表 令和8年9月9日(水)
出願はオンライン方式(出願登録フォーム送信 → 書類をアップロード)
検定料:30,000円/入学料:282,000円(予定)/授業料(年額):535,800円(予定)
この記事を書いた人|オンライン編入学院
大学編入試験専門予備校のオンライン編入学院が監修・執筆しています。募集人員・試験科目・出願資格・日程は、各大学が公表する募集要項・入学者選抜実施結果を確認したうえで、合格者から寄せられた体験談など編入指導で蓄積した知見もふまえて記載しています。大学が公表していない項目は、推測で補わず「非公表」と明記しています。
九州大学文学部の編入(学士入学)はどんな試験?
九州大学文学部の編入は、ひとことで言えば 「自分が専門にしたい分野を1つ選び、外国語・専門科目・口述試験でその分野の適性を見てもらう試験」 です。
一般的な「3年次編入」というと、短大・高専・大学2年生などから幅広く受け入れるイメージがありますが、九大文学部の編入は少し違います。この制度は「学士入学」——つまり、すでに大学を卒業している人(または卒業見込みの人)を対象にした第3年次編入です。制度の名前は「第3年次編入学」ですが、中身は「学士を持つ人が、九大文学部で新しい専門をもう一度学び直すための入口」だと考えるとイメージしやすいでしょう。
「編入」と「学士入学」の違いを最初に整理
世の中の編入には、大きく分けて2つのタイプがあります。ひとつは「大学2年修了・短大卒・高専卒などから3年生として入る一般的な3年次編入」、もうひとつが「すでに学士(=大学卒業の学位)を持つ人が、別の学部・専攻に3年生として入り直す学士入学」です。九大文学部は後者(学士入学)にあたります。そのため、大学を卒業していない在学中の2年生や、短大・高専の卒業だけ(学士なし)では、原則として出願できません。ここは他大学の編入と混同しやすい最重要ポイントなので、最初にはっきり押さえておきましょう(くわしくは④で解説します)。
この編入は 第3年次編入(=3年生として途中入学する制度)で、入学後の修業年限は2年、令和9年4月入学です。
① 学科・コースと「専門分野を選んで出願する」しくみ
九大文学部の編入は 人文学科への編入です。人文学科は1学科制ですが、その中に4つのコースがあり、さらにコースの中が細かい専門分野に分かれています。編入では、この「専門分野」を1つ選んで出願します(学科まるごとではなく、最初から専門を決めて受ける方式です)。
令和9年度(2027年度)に設けられているコースと専門分野は、次のとおりです。
■ 哲学コース
哲学・哲学史/倫理学/インド哲学史/中国哲学史/美学・美術史
■ 歴史学コース
(日本史学)/東洋史学/朝鮮史学/考古学/(西洋史学)/イスラム文明学
■ 文学コース
(国語学・国文学)/中国文学/英語学・英文学/独文学/仏文学
■ 人間科学コース
言語学・応用言語学/(地理学)/心理学/比較宗教学/(社会学・地域福祉社会学)
令和9年度は「募集しない専門分野」がある
九大文学部の編入は、受け入れ可能数がすでに満たされている専門分野については、その年度は募集を行いません。令和9年度(2027年度)の要項では、日本史学・西洋史学・国語学・国文学・地理学・社会学/地域福祉社会学が「募集を行わない専門分野」として指定されています(上のリストで( )で示した分野)。つまり、これらの分野を志望している場合、令和9年度は出願できません。募集する専門分野は年度ごとに変わるため、自分の志望分野が今年募集されているかは、必ずその年の最新要項で確認してください。
このように、九大文学部の編入は「学部に入ってから専攻を決める」のではなく、出願の時点で専門分野を1つに絞るのが大きな特徴です。だからこそ、「自分は何を専門に学びたいのか」を早い段階で言語化しておくことが、対策の出発点になります。
② 募集人員と日程(令和9年度・公式)
募集人員:若干名(人文学科。人数は明示されていません)
編入時期・年次:令和9年4月/第3年次に編入
出願期間:令和8年7月21日(火)〜7月31日(金)17時まで(オンライン)
試験日:令和8年8月27日(木)(外国語・専門科目・口述試験を1日で実施)
合格発表:令和8年9月9日(水)午前9時(文学部Webサイト掲載+合格者へ郵送通知)
試験会場:受験票送付時に通知(福岡市西区・伊都キャンパス想定)
検定料:30,000円
「若干名」=人数非公表。だからこそ“総合力”で見られる
九大文学部の募集人員は毎年「若干名」で、具体的な合格者数は公表されていません。人数枠が明示されていないぶん、合否は「1点差で機械的に切る」というより、筆記・口述・出願書類を通して見た“その専門分野を学ぶ適性”を総合的に判断されると考えるのが自然です。だからこそ、外国語・専門・口述のどれか一つに穴を作らず、全体をバランスよく仕上げることが大切になります。
スケジュールは“夏実施”。準備は前年から
九大文学部の編入は8月下旬に試験、7月下旬に出願という夏スケジュールです。秋〜年明けに試験がある大学よりサイクルが早いので、「その年の春から始めればいい」と考えていると、外国語や専門の仕上げが間に合いません。受験を決めたら前年のうちから外国語と専門分野の勉強を進めるのが安全です(後述のスケジュール例を参照)。
なお、上記は令和9年度(2027年度入学)の要項に記載された日程です。台風等の自然災害で試験実施が困難な場合は、日程を変更して実施すると要項に明記されています。日程・提出書類の細部は、出願前に必ず最新要項でご確認ください。
③ 倍率と難易度の「正しい見方」
難易度について、最初に正直にお伝えします。九州大学文学部の編入は、志願者数・受験者数・合格者数・倍率といった入学者選抜の実施結果を公表していません(非公表)。 そのため、この記事では「倍率◯倍」という具体的な数字は出しません(出所のない数字を作らないためです)。
では難易度をどう見ればよいか。手がかりになるのは、試験の構造そのものです。
募集人員が「若干名」:専門分野ごとに受け入れ可能数があり、年度によって募集しない分野も出ます。枠が限られているぶん、志望分野の基礎学力と適性をしっかり示す必要があります。
外国語+専門+口述の3本立て:英語(または独・仏)の読解力、専門分野の知識、そして口述試験で問われる「その分野への理解と学ぶ意欲」——一芸だけでは押し切れない構造です。
学士入学=ライバルも大卒者:出願資格が「学士を持つ人」に限られるため、受験者はすでに一度大学で学んだ人たちです。専門への動機や問題意識の深さが、口述・書類で問われやすいと考えておきましょう。
数字がないぶん「試験の中身」で難易度を測る
倍率が非公表だと不安に感じるかもしれませんが、大事なのは細かい倍率よりも、「外国語を1つ仕上げ、専門分野の基礎を固め、口述で自分の言葉で語れるようにする」という準備の中身です。九大という難関国立大の文系専門試験である以上、付け焼き刃では通りません。逆に言えば、やるべきことは明確——外国語・専門・口述の3点を、時間をかけて積み上げることです。
④ 出願資格(誰が受けられる? ここが最重要)
令和9年度の出願資格は、次のいずれかに当てはまる人です(令和9年3月までの卒業・学位授与見込みを含む)。
(1) 大学を卒業した人、または令和9年3月までに卒業見込みの人
(2) 大学評価・学位授与機構から学士の学位を授与された人、または令和9年3月までに学士の学位を授与される見込みの人(学校教育法第104条第7項の規定によるもの)
ここが九大文学部の編入でいちばん誤解されやすいポイントです。噛みくだくと——
「大学を卒業していること(=学士があること)」が前提です。すでに四年制大学を卒業した社会人の学び直しや、卒業見込みの4年生が、主な対象になります。
短期大学・高等専門学校の卒業だけでは、原則として出願できません(学士の学位を持たないため)。ただし、高専の専攻科などを経て学位授与機構から「学士」を取得する(見込みを含む)ルートなら、(2)の資格で出願できる可能性があります。
四年制大学に在学中の2年生・3年生(卒業見込みが立たない段階)は、原則として対象外です。一般的な「大学2年から受ける3年次編入」とは、ここが決定的に違います。
「学士入学」という言葉の意味
この試験は正式には「第3年次編入学(学士入学)」と呼ばれます。学士入学(=すでに学士の学位を持つ人が、別の学部・専攻に入り直す入学制度)という名のとおり、大学卒業(またはそれに相当する学位)が入口の条件です。「編入」という言葉だけを見て「短大・高専・大学2年からでも受けられる」と思い込むと、出願資格でつまずきます。まず自分が学士を持っている(または令和9年3月までに取得見込み)かどうかを、最初に確認してください。
出願時に働いている人への注意
要項には「出願時在職中の者は、入学時までに退職しなければならない」と明記されています。社会人が働きながら合格を目指す場合、入学(令和9年4月)の前に退職が必要になる点を、キャリアの計画に織り込んでおきましょう。
⑤ 試験科目と選抜方法(ここが一番大事)
選抜は、筆記試験(外国語+専門科目)+口述試験+出願書類を総合して判定します。当日の試験は、次の3本立てです。
外国語(筆記):内容 英語・ドイツ語・フランス語のうちから1カ国語を選択 / 時間(令和9年度) 9:30〜11:00
専門科目(筆記):内容 出願した専門分野について出題 / 時間(令和9年度) 13:30〜16:00
口述試験:内容 出願した専門分野について実施 / 時間(令和9年度) 16:30〜(詳細は別途指示)
これらに加えて、出願書類(成績証明書・卒業/学位の証明書など)も判定材料になります。つまり合否は、外国語・専門・口述・書類を合わせた「総合判定」です。
初心者が押さえておきたいポイントを、3つ整理します。
(1) 外国語は「英語だけ」ではない——独・仏も選べる
九大文学部の外国語は、英語・ドイツ語・フランス語から1つを選んで受験します。独文学・仏文学など、その言語圏を専門にしたい人は、専門に直結する言語を選べるわけです。多くの人は英語を選びますが、「自分の専門分野に合った外国語を選択できる」のは大きな特徴です。いずれにせよ、外国語は避けて通れない科目なので、志望分野に合わせて早めに1言語を固めましょう。
(2) 専門科目は「出願した専門分野」に特化
専門科目は、学科共通の一般問題ではなく、あなたが出願した専門分野について問われます。哲学を志望するなら哲学、心理学を志望するなら心理学、というように、専門分野ごとに中身が異なるのです。だからこそ、出願前に専門分野を決め、その分野の基礎を体系的に学んでおくことが不可欠になります。
(3) 口述試験は「なぜその専門を学びたいか」を語る場
筆記のあとに口述試験(=口頭での試問。面接に近いが、専門分野についての質疑が中心)があります。これも出願した専門分野について行われます。志望動機だけでなく、「その分野をどこまで理解しているか」「入学後に何を研究したいか」を、自分の言葉で説明できるかが問われます。学士入学=すでに一度大学で学んだ人が対象なので、専門への問題意識の深さが見られやすい場面です。
配点は公表されていません(非公表)
外国語・専門科目・口述試験それぞれの配点(何点満点か、比率がどうか)は、要項に明示されていません。確実に言えるのは、「筆記(外国語+専門)+口述+出願書類を総合して判定する」という枠組みだけです。したがって、どれか一つに賭けるのではなく、3つ(+書類)すべてを穴なく仕上げるのが、この試験の正しい戦い方になります。
⑥ 科目別・対策のポイント(合格に直結する具体策)
外国語(英・独・仏から1つ|読解力を早めに固める)
まず1言語に決める:多くの受験生は英語を選びますが、独文学・仏文学志望など、専門に直結する言語がある人はそれを選ぶ手もあります。志望分野との相性で早めに決定しましょう。
文系専門試験の外国語は「読解中心」になりやすい:語彙・文法を固めたうえで、専門分野に関わる文章を正確に読み解く力を鍛えるのが王道です。専門用語を含む硬めの文章に慣れておくと安心です。
前年のうちから積み上げる:夏(8月)試験なので、外国語は前年〜春までに読解力を仕上げ、直前期は専門・口述に時間を回せる状態を作るのが理想です。
専門科目(出願分野の基礎を体系的に)
志望分野の「教科書レベル」を穴なく:哲学史・倫理学・東洋史・心理学・言語学など、分野ごとに基礎の体系があります。まずは定番の概説書・入門書で全体像をつかみ、そのうえで関心テーマを深掘りします。
「論じる力」を鍛える:文系の専門試験は、知識の暗記だけでなく「あるテーマについて自分で筋道立てて論じる」記述力が問われることが多い分野です。用語を説明する、対立する立場を比較する、といった記述練習を重ねましょう。
関心テーマを一つ深める:口述試験にも直結するので、「自分がいちばん興味のある問い」を一つ決め、関連文献を読み込んでおくと、専門科目・口述の両方で強みになります。
口述試験(専門分野への理解と意欲を言語化)
「なぜこの専門分野なのか」を言葉に:学士入学は、すでに一度大学で学んだ人が別の専門を志す制度です。「前の学びと、これから学びたいことのつながり」を自分の言葉で語れるようにしておきましょう。
入学後の研究像まで踏み込む:「入って何を学び、どんな問いに取り組みたいか」を具体的に。担当教員の研究テーマなど、事実関係は必ず自分で確認したうえで語ると説得力が増します。
想定問答を作って声に出す:頭の中だけでなく、実際に声に出して説明する練習が効きます。専門用語を、初対面の人にも伝わるように噛みくだいて話せるかがポイントです。
💡 九大文学部の編入は「外国語・専門・口述」の3本立て。どれも一朝一夕には仕上がりません。だからこそ、前年のうちから外国語→専門→口述の順に土台を作り、直前期は口述と専門の総仕上げに集中する——この順番を最初にスケジュールへ刻んでおくと、夏の本番に間に合わせやすくなります。
⑦ 出願書類と志望分野の「言語化」で差をつける
九大文学部の編入は、出願書類も総合判定の材料です。令和9年度はオンライン出願で、次のような書類を準備します。
入学願書・受験票・照合票(Excelの指定様式。顔写真は出願前3か月以内・正面上半身脱帽の画像を貼付。Excelのまま提出)
出身大学(学部)長が発行した成績証明書
卒業(見込)証明書(出願資格(2)=学位授与機構ルートの人は提出不要)
学士の学位授与証明書/学位授与申請受理証明書(出願資格(2)に該当する人のみ)
検定料 30,000円の支払い(コンビニ・クレジットカード等)
出願は、①出願登録フォームを送信 → ②自動返信メールでアップロード用URLを受け取る → ③指定URLに書類をアップロード、という手順です。ファイル名やフォルダ名の付け方(「書類名_氏名_専門分野名」など)まで細かく指定されているので、要項の指示どおりに正確に準備しましょう。
成績証明書は“見られている”前提で
学士入学は、すでに大学で学んだ実績を持つ人が対象です。出身大学の成績証明書も判定材料になるため、「これまでどう学んできたか」も含めて評価されると考えておきましょう。とはいえ、合否は成績だけで決まるわけではなく、外国語・専門・口述と合わせた総合判定です。過去の成績に不安があっても、当日の試験と口述でしっかり示せば十分に勝負できます。
💡 口述試験と出願書類に共通して効くのが、「志望分野の言語化」です。「なぜこの専門を、九州大学で学びたいのか」を、具体的なテーマ(例:東洋史のどの時代・地域、心理学のどの領域 など)まで踏み込んで整理しておきましょう。ここが固まっていると、専門科目の記述にも口述にも一貫した軸が通ります。
⑧ 合格までのスケジュール例(8月本番から逆算)
試験は8月下旬、出願は7月下旬。ここから逆算すると、標準的なモデルはこうなります。
前年秋〜冬:受験する専門分野を決め、外国語(英・独・仏から1つ)の読解対策を開始。並行して、志望分野の入門書・概説書で専門の基礎インプットを始める。
春(3〜5月):外国語の読解力を仕上げつつ、専門科目のメイン教材を読み込み+記述練習。関心テーマを一つ決めて文献を深掘り。
初夏(6〜7月):専門の記述演習を本格化。口述試験の想定問答を作り、声に出す練習を始める。7月21日〜31日に出願(オンライン。書類を早めに準備)。
8月(直前期):専門・口述の総仕上げ。志望動機と研究像を最終的に固める。8月27日 本番受験 → 9月9日 合格発表。
💡 夏実施の試験は「気づいたら出願が目前」になりがちです。外国語は前年のうちに、専門は春から、口述は初夏から——この3段構えで前倒しに進めるのが、九大文学部の編入で最も安全な戦い方です。
よくある質問(FAQ)
Q. 短大卒・高専卒でも受けられますか?
A. 学士の学位がない場合、原則として出願できません。九大文学部の編入は「学士入学」で、出願資格は「大学卒業(見込み)」または「学位授与機構から学士の学位を授与された(見込み)人」です。ただし、高専の専攻科などを経て学位授与機構から学士を取得する(見込みを含む)なら、出願できる可能性があります。まず自分が学士を持てるかを確認してください。
Q. 大学2年生ですが受けられますか?
A. 一般的な3年次編入と違い、九大文学部は学士入学なので、卒業見込みが立つ段階(=4年生で令和9年3月卒業見込み等)でないと出願できないのが原則です。在学中の2年生からの受験は想定されていません。
Q. 英語は必ず必要ですか?
A. 外国語試験はありますが、英語・ドイツ語・フランス語から1つを選択できます。英語以外を専門にする人は、独語・仏語を選ぶこともできます。いずれか1言語は必須です。
Q. 面接はありますか?
A. 「面接」という名称ではなく、口述試験(=口頭での試問。出願した専門分野についての質疑)があります。志望動機に加えて、専門分野への理解や研究したい内容が問われます。
Q. どの専門分野でも出願できますか?
A. いいえ。受け入れ可能数が満たされている専門分野は、その年度は募集を行いません。令和9年度は、日本史学・西洋史学・国語学/国文学・地理学・社会学/地域福祉社会学が募集対象外でした。募集分野は年度で変わるため、最新要項で必ず確認してください。
Q. 倍率はどのくらいですか?
A. 九州大学文学部は、編入学試験の志願者数・合格者数・倍率などの実施結果を公表していません(非公表)。この記事でも、出所のない倍率は掲載していません。難易度は「外国語+専門+口述の総合力」で測るのが実態に合っています。
Q. 配点は公表されていますか?
A. 公表されていません(非公表)。確実なのは「筆記(外国語+専門)+口述試験+出願書類を総合して判定する」という枠組みだけです。どれか一つに偏らず、全体を仕上げるのが安全です。
Q. 出願はどうやって行いますか?
A. オンライン出願です。出願登録フォームを送信 → 自動返信メールで届くURLに、指定様式の願書(Excel)・成績証明書・卒業/学位の証明書などをアップロードします。検定料は30,000円です。
Q. 働きながら受験できますか?
A. 受験自体は可能ですが、要項に「出願時在職中の者は、入学時までに退職しなければならない」と明記されています。合格後・入学(令和9年4月)前に退職が必要になる点に注意してください。
Q. 学費はいくらですか?
A. 令和9年度の要項では、入学料282,000円(予定)・授業料535,800円/年(前期267,900円/予定)とされています。いずれも予定額で、在学中に改定される可能性があります。
Q. 前の大学で取った単位は引き継げますか?
A. 第3年次編入なので入学後の修業年限は2年です。既修得単位の認定など具体的な扱いは要項に数値としては明示されていないため、合格後に大学へ直接確認するのが確実です。なお、やむを得ない理由がある場合の長期履修学生制度(標準の2年を超えて計画的に履修できる制度)も用意されています。
まとめ|九大文学部は「学士入学」と「専門分野選択」を正しく理解することから
九州大学文学部(人文学科)の編入は、外国語(英・独・仏から1つ)+専門科目+口述試験+出願書類を総合して判定する、学士入学(=大学卒業者・卒業見込み者が対象)の第3年次編入です。だからこそ、準備の順番は明確です。
まず出願資格を確認:学士を持っている(または令和9年3月までに取得見込み)ことが前提。短大・高専卒だけ、在学中の2年生では原則受けられない点に注意。
専門分野を1つに絞る:4コース・多数の専門分野から、自分が学びたい分野を早めに決める(募集しない分野がある年もあるため、最新要項で確認)。
外国語→専門→口述の3段構え:夏(8月)試験なので、外国語は前年のうちに、専門は春から、口述は初夏から仕上げる。
口述と書類のために「志望分野の言語化」を:「なぜこの専門を九州大学で学びたいのか」を、具体的なテーマまで踏み込んで語れるようにする。
倍率も配点も非公表ですが、やるべきことは変わりません。外国語・専門・口述・書類のどれにも穴を作らず、総合力で示す——これが九大文学部の編入を突破する王道です。なお、募集分野・日程・提出書類の細部は年度で変わるため、出願前には必ず公式の最新要項でご確認ください。
「自分は出願資格を満たしている?」「どの専門分野が自分に合う?」「口述試験と志望理由をどう準備すればいい?」——そんなときは、オンライン編入学院の無料相談をご利用ください。あなたの経歴と志望分野に合わせて、8月本番までの最短ルートを一緒に設計します。煽るつもりはありません。まずは気軽に、現状と疑問を聞かせてください。
この記事を書いた人
オンライン編入学院(大学編入情報局)
この記事は、大学編入試験専門予備校のオンライン編入学院が監修・執筆しています。
大学編入は、募集する学科も試験科目も出願資格も大学ごとにばらばらで、しかも年度によって変わります。だからこそ、記事に載せる募集人員・試験科目・出願資格・日程は各大学が公表する募集要項および入学者選抜実施結果で必ず確認し、そのうえで合格者から寄せられた体験談など、編入指導で蓄積した知見もふまえて記載しています。大学が公表していない項目は、推測で補わず「非公表」とそのまま明記しています。
*※本記事の制度・日程・科目・出願資格・費用は、九州大学文学部「令和9年度(2027年度)第3年次編入学学生募集要項(学士入学)」にもとづきます。募集する専門分野・日程は年度によって変わります。出願前には必ず公式の最新要項でご確認ください。*
*出典:九州大学文学部「令和9年度第3年次編入学学生募集要項(学士入学)」、九州大学文学部 3年次編入学試験について(公式)、令和9年度 第3年次編入学学生募集要項(学士入学)PDF、九州大学 3年次編入学試験(入試・入学)、九州大学文学部・大学院人文科学府*
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