【体験談】名古屋大学 文学部人文学科の編入試験は何が出る?英語・小論文・面接の質問傾向を合格者に聞いてみた!
大学編入を考えたとき、いちばん不安になるのって「結局、何が出るの?」「どこまで対策すれば受かるの?」ってところだと思います。特に名古屋大学文学部人文学科みたいに、募集要項だけだと実態が見えにくい大学は、なおさら迷いますよね。
結論から言うと、名古屋大学の編入は「早い時期に一次が来る」「英語も小論文も“人文学”ベースで専門性が高い」「面接は10分で王道質問が中心、ただし志望理由書の穴は突かれうる」というタイプの試験です。
だからこそ、やるべきはシンプルで、早めに動き出して“型”を固めて、どんなテーマが来ても崩れない準備をすること。この記事では、実際の合格者の体験をもとに、試験のリアルを前向きに整理していきます✊
この記事はYouTube動画をもとに構成しています(動画も一緒に見ると理解が深まります)
この記事は、以下のYouTube動画の内容(語り口・熱量・ニュアンスまで含めた解説)をもとに構成しています。文章だけでも分かるように整えていますが、動画では当日の空気感や「ここがしんどかった」「ここが効いた」みたいな温度感まで伝わるので、あわせて見ると理解が一段深くなります🙆♂️
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名古屋大学 文学部人文学科の編入試験は「一次→二次」の二段階
まず前提として、名古屋大学文学部人文学科の編入試験は、一次選抜と二次選抜に分かれています。
二次選抜=口述試験(いわゆる面接)
一次選抜に合格しないと、二次には進めない
そしてここ、かなり重要なんですが、一次の試験時期が早いです。前年度の日程では一次が8月29日(夏休み中)。文系編入にしては早めのスケジュールなので、「気づいたら夏が来てた」だと間に合いません。
一次に受かると、約1ヶ月後の9月26日に口述試験(公述試験)が実施、という流れでした。もちろん年度で多少ズレますが、「同じ時期にあると思ってOK」という感覚で準備しておいた方が安全です🔥
一次試験の科目は「外国語(英語など)+小論文」
一次試験は大きく2つ。
外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から選択)…1時間
小論文…1時間半
多くの受験生は英語を選ぶ前提で話が進んでいて、今回も英語で解説されています。試験開始は10時。英語の後に昼休みを挟んで小論文、という形です。
この並び、想像以上に体力を使います。英語で脳をフル回転させた後に、小論文でさらに長時間考え続けるので、「実力」だけじゃなく「当日の回し方」も合否に地味に効いてきます。

英語は“人文学”テーマで専門性が高い。問題形式は大きく2つ
英語のテーマは広く人文学に関する話題。しかも、内容の専門性が高いものが出やすい、というのが特徴として語られています。
「人文学って何?」ってなる人も多いと思いますが、ここではざっくり「人間が作ってきた文化に関する学問」の領域が扱われる、というイメージです。名古屋大学だと、各外国語の文学に関する話題が出たり、文学部の中に心理学分野があるので心理学テーマが出てきたりします。
問題形式は大きく2つに分かれていて、どちらも英語の記述と選択が混ざる構成。
選択:空所補充(空欄に適切な語を入れる系)がかなり多い
記述:内容説明が中心(要約そのものが出るというより、防線部の説明が多い)
つまり、「英語を読んで、理解して、文脈で正しく選び、説明できるか」が問われるタイプです。単純な文法暗記だけでも、単純な長文読解だけでも足りない、ということですね。
英語対策のカギは「基礎文法+難しめ単語」。大学受験単語帳だけだと厳しい感覚
英語で点差がつきやすいのは、英文和訳(記述)系だろう、という話が出ています。理由は2つ。
使われる文法は基礎的なものが多い
でも、単語が難しい(意味が分からないものが多い)
特に人文学テーマは、TOEFLを受けたことがある人なら分かると思うんですが、テーマ語彙が難しめで、単語力で差がつきやすい。ここで「初見単語だらけ」になると、和訳の一歩踏み込んだ回答が作れなくなります。
そこで出てくるのが、大学受験レベルより一段踏み込んだ単語帳の必要性です。話の流れとしては、
「大学受験用の単語帳だけだと語彙数が足りない直感があった」
TOEFL3800や、難しめの語彙を扱える単語帳が合う
という感じです。
一方で、選択問題(空所補充)については、文法事項が分かっていれば対応できるので、熟語帳としては「ターゲットの熟語版(1000)」が例に出ています。電子書籍で購入して使ってみたら、その中から選べるものもあった、というリアルなコメントもありました。
ここ、すごく大事で、「全部を特別仕様にしなきゃいけない」わけじゃないんですよね。
土台は大学受験レベルの文法と熟語で固めつつ、語彙だけは一段上げる。こういう“メリハリある設計”が実戦的です👍
英語1時間は「自信があってもギリギリ」。量が多い前提で回す
英語の試験時間は1時間。これが短く感じるか?という質問に対して、合格者は「英語に自信があったけど、それでもギリギリに終わった」と話しています。
つまり、スコア感や得意不得意以前に、量がしっかりある。
当日、「余裕で解けるっしょ」で行くと、時間に追われて崩れます。
対策としては、内容理解だけじゃなくて、実際に時間を計って解く練習が必須です。読解力があっても、制限時間内に処理できなきゃ点にならないので、ここは“試験としての英語”に寄せていく必要があります🔥
小論文も人文学テーマ。年度によってテーマが振れる=ガチャ要素はある
昼休み後の小論文。募集要項には「小論文」としか書かれていないですが、ここも英語と同じく、人文学に関する話題が扱われる傾向。
そして特徴的なのが、学科や専攻に関わらず、文学部は全員同じ問題を一斉に解くという点です。
名古屋大学文学部って、言語文化、文献思想、環境行動、心理学…など分野がいくつも分かれているのに、同じ小論文を解く。つまり、特定分野に寄りすぎた対策は危険になりやすいです。
実際、2025年度の入試では心理学(社会心理学の「集団極化現象」)が出たとのこと。心理学を専攻している人なら前提知識がある分、回答が作りやすかった可能性がある、という話がありました。
ただし、ここで出てくるのが「ガチャ感」です。
2025年度は英語も小論文も心理学テーマだったので、テーマによって有利不利が出るのは否めない。これ、聞いてるだけだと怖いんですが、逆に言うと「どのテーマでも崩れない書き方」を作れた人が強い、ということでもあります。
過去には漢文・古事記・文学部で学ぶ意義など、かなり幅広く出題されている
小論文の過去傾向として、心理学だけじゃなく、かなりいろいろ出ています。
合格者が確認した範囲では、以前は、
漢文に関する話題
古事記
授業や学問の起源・前提を理解しているかを問う内容
「文学部で学ぶことの意義を書きなさい」といった問い
など、言語・文学・学問観に関わるテーマが出ていたということです。
ここは名古屋大学文学部ならではで、心理学をやりたい人でも、人文学全体に触れておく必要がある。
「心理学だけやってればいい」にならないんですよね。
でも、これって逆に言えばチャンスでもあります。ちゃんと文学部を理解して、自分の学びをその文脈に接続できる人は、答案に“筋”が通ります。採点者から見ても、納得感が出るんです。
小論文対策のポイントは「文学部の構造理解」と「自分の志望の意義をつなげる」
小論文で高評価につながりやすい考え方として、合格者はこんな準備をしていたと話しています。
名古屋大学文学部がどういう学科・コースで構築されているか
それぞれがどういう目的で設置されているか
自分がその中で、なぜその分野(今回は心理学)を名古屋大学文学部で学ぶのか
その意義をつなげて書けるようにする
これ、めちゃくちゃ強いです。
“どこでもいいから心理学”じゃなくて、“名古屋大学文学部で心理学を学ぶ意味”まで言語化できると、小論文の中で説得力が跳ね上がります。
「毎年、文学部で学ぶ意義が聞かれるの?」という問いに対しては、2〜3年前あたりではちょこちょこ聞かれていたけど、自分の年はストレートに小論文だったので無かった、という回答でした。つまり、出たり出なかったりはある。
だからこそ、「出たら答えられる状態」にしておくのが正解です。出なければそれはそれでOK。でも、出てから慌てるのが一番もったいないので、準備しておく価値は大きいです🙆♂️
小論文の設問形式は「防線部説明+意見」。一般的な小論文に近い
小論文の中身は、形式としてはわりと王道です。
防線部が指定される
そこに関する説明問題(何を言っているのか)
文章を踏まえてあなたの意見を述べる問題
基本的に防線部の内容説明が大半を占めていて、そこに意見系が混ざる、という感覚。
「特殊すぎて何もできない」ではなく、ちゃんと小論文の型を身につければ戦えるタイプです。
なので対策としては、
防線部説明の精度を上げる(要点をつかみ、噛み砕く)
意見を書くときに、文章の内容と自分の主張をつなぐ
この2つを反復するのが王道になります✊
文字数制限なし&用紙が大きい。量より質だが、書けないと焦る
名古屋大学文学部の小論文、地味に難しいポイントが「文字数制限がない」ことです。
しかも、配られる解答用紙がめちゃくちゃ大きい。合計で確か23枚くらい渡されて、埋められるか怪しいくらいのボリューム感だったとのこと。
この状況、何が起きるかというと、受験生の頭の中はこうなります。
「え、どれくらい書けばいいの?」
「少ないと落ちる?」
「全部埋めないとダメ?」
でも合格者の実体験としては、全体の紙の半分くらいまでしか書けなかったけど、点数開示では6割前半くらいは取れていた。逆に、しっかり1枚埋めている人もいた。つまり、量が点数に直結するかは分からないし、少なくても評価される可能性はある。
ここで大事なのは、量に引っ張られすぎないこと。
もちろん、何も書けないのは論外です。でも「埋めるゲーム」じゃない。内容説明と論理のつながり、意見の筋、文章の説得力。結局、評価されるのは質です。
ただ、文字数制限なしは本当に難しいので、普段から「時間内に書き切る」練習と、「どこまで書けば一応答案として成立するか」の感覚を持っておくのが安心です🔥
小論文の勉強は「型の習得→過去問で思考と構成をチェック」
合格者がやっていた勉強法は、かなり堅実です。
小論文の参考書を1冊使い、12ヶ月ほど演習して“型”をしっかり身につける
過去問演習は3〜4年分を1周〜2周
過去問で見たのは「思考が働くか」「構成ができているか」の確認
ポイントは、いきなり過去問に突っ込むんじゃなくて、まず小論文の書き方(型・技術)を上げてから、過去問で実戦チェックしているところ。
これ、編入の小論文で強い人がやってる流れそのままです。
テーマがガチャでも、型が固まっていれば崩れにくい。逆に型がないと、テーマが変わった瞬間に“何も書けない”が起きます。
名古屋大学文学部みたいにテーマの幅が広いところほど、「型を先に作る」が効きます👍
二次試験(口述試験)は受験者が絞られる。一次50人台→二次21人程度
ここから二次試験の話です。一次を受けた人がどれくらい二次に進めるかというと、合格者の記憶では、
一次受験者:50人中盤くらい
二次に呼ばれたの:多くても21人くらい
半分以下に圧縮されます。
つまり、一次は「通過点」じゃなくて、しっかり“ふるい”です。ここで落ちたら面接にすら行けないので、一次の英語と小論文を甘く見ないことが大前提になります。
面接は面接官3人・10分固定。順番はランダム、待機は同室で電子機器OFF
口述試験(面接)は、
面接官3人で固定
面接時間は全員一律10分
という形式。順番は番号順ではなくランダムで割り振られた記憶があるとのこと。待機時間は全員同じ待機室で、スマートフォンなど電子端末は電源を切るように伝えられた、という流れでした。
10分って短いようで、めちゃくちゃ濃いです。
1つの質問にダラダラ話せません。だからこそ、答えは「端的に」「筋を通して」「志望理由書と矛盾なく」が必要になってきます。
面接で聞かれた質問は王道4つ。イレギュラーはなし
実際に聞かれた内容は主に4つ。
志望動機を丁寧に
希望指導教員を1人挙げる(理由も少し)
卒業研究の内容+もしやりたいテーマが無かったときの対処
卒業後の進路(端的に)
かなり王道です。変化球というより、「編入面接で必ず押さえるべき項目」がそのまま出ています。
そして深掘りについては、合格者のケースではそこまで厳しくはなかった。志望動機は頷かれて終わり、希望指導教員は理由を少し聞かれた程度。卒業研究も、志望理由書に書いていた内容が定まっているか確認される程度。進路も大学院進学と伝えていて、深掘りされず終わったとのことです。
ただし、ここで重要な示唆が入ります。
面接が軽かったのは「準備ができていたから」。志望理由書の穴は突っ込まれる前提で考える
面接がスムーズだった理由について、板田さん(カリキュラムマネージャー)は、「志望理由書と回答を含めて、かなり準備されていた可能性が高い」と見ています。
つまり、準備ができている人は、面接が“確認作業”みたいに進むことがある。逆に、研究計画や志望理由が甘いと、そこを突っ込まれる可能性が高い。ここは本当にそうです。
編入面接は、雑談じゃありません。提出書類(志望理由書)が面接官の手元にある前提で進みます。だから、書いたことに穴があれば、その穴は質問として返ってきます。
この感覚を持っているかどうかで、面接の怖さが変わります。
雰囲気は「圧迫というより作業感」。淡々と質問が進む
面接の雰囲気はどうだったか?という問いに対しては、
「圧迫に近いかも。でも圧迫って言うほどでもない。淡々と作業みたいに進んだ」
という表現でした。
つまり、ニコニコ雑談しながら深掘りしてくるタイプというより、決められた項目を確認していく、無駄のない面接。だからこそ、こちらも感情で押すのではなく、準備した内容を落ち着いて出せるかが大事です。
緊張してもOK。ただ、“言うことが固まっている状態”で行けば、淡々とした面接ほど戦いやすいです👍
後輩受験生へのアドバイスは「志望理由書を読み返して、突っ込まれる場所に線を引け」
最後に、これが一番刺さるアドバイスです。
「志望理由書は面接官の手に渡っていると思ってください。自分で読み直した時に“ここ絶対突っ込まれるな”というラインに線を引いて、聞かれた時の想定問答集を用意して、実践を重ねておく」
めちゃくちゃ現実的です。
面接対策って、よく「想定質問100個」みたいな方向に行きがちなんですが、最優先はそこじゃない。
最優先は、自分の志望理由書の穴を潰すこと。
なんでその大学なの?
なんでその分野なの?
その研究はどう進めるの?
指導教員は誰で、なぜその人?
もしテーマが変わったらどうする?
卒業後はどうする?
この辺りは、書類に書けば書くほど、質問として返ってくる可能性が上がります。でも逆に言えば、そこを準備していけば、面接は怖くなくなります。
心配性なくらいでちょうどいい。
「ここ聞かれたらどうしよう」を全部言語化して、回答案にして、口に出して練習する。これがセオリーであり最短ルートです🔥
名古屋大学文学部の編入対策は「早めに動いて、型を作って、志望理由書を武器にする」
ここまでの話をまとめると、名古屋大学文学部人文学科の編入は、次の3つが勝負です。
一次が早い。夏前から逆算して動く
英語も小論文も人文学テーマ。語彙と型で崩れない準備をする
面接は王道質問。志望理由書の穴を潰して“確認作業”にする
ガチャ要素があるのは事実です。でも、ガチャに振り回される人と、ガチャでも戦える人がいます。違いは「型」と「準備量」です。
今日から一歩ずつ積み上げていけば、ちゃんと間に合います。焦らず、でも早めにいきましょう✊
最後に|編入試験チャレンジしてみたいかもと思ったあなたへ
編入試験は、情報も少なく、不安も多いです。
でも、合格していく人たちには共通点があります。
受験校の編入試験の傾向を調べ尽くす
試験日から逆算して対策スケジュールを立てる
誘惑に負けず、正しい対策を愚直に進める
この3つを押さえれば、 合格は十分に狙えます。
迷っているなら、今が動くタイミングです。
実は編入って、 意外と知られていないだけで、 自分の進路を選び直せるチャンスなんです。
行きたかった大学に再挑戦できる
今の環境を変えられる
学びたいことを学び直せる
でも、情報が少ないから、 「自分にもできるのかな?」 「何から始めればいいんだろう?」 そこで止まってしまう人がほとんどです。
・志望校に受験資格があるのか
・今の自分は試験対策が間に合うのか
・併願校はどう組むべきか
・どの科目から手をつけるべきか
これらは情報を熱心に集めても情報迷子になってしまう人がたくさんいます。編入試験対策は、始めるタイミングも、始めるときの学力の状況も、 人それぞれまったく違うからです。
編入対策に関する一般論だけでは、 あなたに必要な答えは出てこないんです。
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