【2027年度(令和9年度)最新】龍谷大学文学部の3年次編入を徹底解説|募集人員・試験科目・英語・面接・難易度まで完全網羅
龍谷大学文学部への3年次編入を考えているあなたへ。この記事では、2027年度(令和9年度)入学の公式「3年次編入学・転入学試験要項」をもとに、真宗学・仏教学・哲学・歴史学・日本語日本文学・英語英米文学という6つの学科/専攻ごとの募集人員、試験科目(専門科目・英語・面接)、出願資格、日程、受験料、単位認定までを、初めての方にもわかるように整理しました。
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「文学部の編入って、学科ごとに何人取るの?」「英語は当日試験?それとも外部スコア?」「面接では何を見られる?」——この1記事で、その全体像がつかめます。
なお、龍谷大学文学部の3年次編入は学科・専攻の数がとても多いのが特徴です。真宗学から英語英米文学まで、それぞれ募集人員も試験の中身も異なります。この記事では、龍谷大学が要項のなかで自ら示している「公式の事実」をベースに、学科ごとの違いと対策の勘どころをお伝えします。
【30秒サマリー|2027年度(令和9年度)】
対象:文学部の 6学科(真宗学科・仏教学科・哲学科・歴史学科・日本語日本文学科・英語英米文学科) への 3年次編入学・転入学
募集人員(一例):真宗学科6名/仏教学科3名/哲学科(哲学専攻1・教育学専攻1)/歴史学科(4専攻 各1)/日本語日本文学科1名/英語英米文学科1名(指定校推薦・社会人枠を含む)
選抜:当日に 「専門科目」+「外国語(英語)」+「面接」 を実施(=当日に英語の筆記がある“当日英語型”)
専門科目:志望する学科・専攻により内容が異なる(専門課程を学ぶための基礎的素養を問う)
配点(各科目の点数)は要項に明示されていません(非公表)。出願書類・学科試験・面接などを総合して合否判定
日程(2027年度):出願 2026年10月1日〜10月8日 → 試験 2026年11月8日(日) → 合格発表 2026年11月14日(土)
試験会場:龍谷大学 深草キャンパス/受験料:35,000円/出願は UCAROでWeb出願+書類郵送
単位認定:出身校の修得単位を基礎に 60〜64単位を認定(出身校での修得単位が上限)
この記事を書いた人|オンライン編入学院
大学編入試験専門予備校のオンライン編入学院が監修・執筆しています。募集人員・試験科目・日程・出願資格は、各大学が公表する募集要項・入学者選抜実施結果を確認したうえで、合格者から寄せられた体験談など編入指導で蓄積した知見もふまえて記載しています。大学が公表していない項目は、推測で補わず「非公表」と明記しています。
龍谷大学文学部の編入はどんな試験?
龍谷大学文学部の3年次編入は、ひとことで言えば 「志望する学科・専攻の専門科目」+「英語の筆記」+「面接」を1日で受ける試験 です。ここが最初に押さえるべきポイントです。
専門科目:志望する学科・専攻の内容が問われます(真宗学なら真宗学、英語英米文学なら英語英米文学…というように、学科ごとに中身が変わります)。
外国語(英語):試験当日に英語の筆記試験を受けます。TOEICなどの外部スコアを提出して英語を免除する方式ではありません(=“当日英語型”)。
面接:全員に課されます。志望する学科・専攻への動機や学修意欲を中心に問われます。
龍谷大学は「産近甲龍(さんきんこうりゅう)(=京都・大阪・兵庫の有力私立大学グループを指す通称)」の一角に数えられる大学で、文学部は仏教系の学科(真宗学・仏教学)を擁することが大きな特色です。西本願寺(浄土真宗本願寺派)を母体とする歴史から、真宗学・仏教学は他大学にはない伝統と規模を持っています。
そのうえで、文学部の3年次編入で最初に理解しておきたいのは、「学科・専攻ごとに募集人員も試験内容も違う」という点です。まずはその全体像から見ていきましょう。
① 学科・専攻の構成と募集人員(2027年度・公式)
龍谷大学文学部は、大きく 6つの学科に分かれ、そのなかにさらに専攻が置かれています。2027年度の3年次編入学・転入学の募集人員は、要項で次のように定められています。
真宗学科:専攻 — / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 6名
仏教学科:専攻 — / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 3名
哲学科:専攻 哲学専攻 / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 1名
哲学科:専攻 教育学専攻 / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 1名
歴史学科:専攻 日本史学専攻 / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 1名
歴史学科:専攻 東洋史学専攻 / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 1名
歴史学科:専攻 仏教史学専攻 / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 1名
歴史学科:専攻 文化遺産学専攻 / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 1名
日本語日本文学科:専攻 — / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 1名
英語英米文学科:専攻 — / 募集人員(2027年度・3年次編入学/転入学) 1名
※この募集人員には、指定校推薦編入学試験の募集人員が含まれます。
※文学部の募集人員には、社会人編入学・転入学の募集人員(各学科・専攻とも若干名)も含まれます。
初めての方向けに、要点を噛みくだきます。
真宗学科(6名)と仏教学科(3名)は、文学部のなかでも募集人員が多めです。龍谷大学の看板ともいえる仏教系学科は、編入の受け皿としても比較的広く開かれています。
哲学科・歴史学科・日本語日本文学科・英語英米文学科は、専攻ごとに「1名」という少人数枠が中心です。編入で多い「若干名(人数を明示しない少人数枠)」に近い、狭き門と考えておきましょう。
歴史学科は4つの専攻(日本史学・東洋史学・仏教史学・文化遺産学)に分かれ、それぞれ1名ずつの募集です。自分がどの専攻を志望するのかを、出願前に明確にしておく必要があります。
「募集人員が少ない=出願前の準備がすべて」
哲学科・歴史学科・日本語日本文学科・英語英米文学科のように募集人員が1名の枠では、専門科目・英語・面接のどれも取りこぼせません。逆に、志望学科・専攻を早く決めて、その分野の専門性と志望動機を徹底的に磨けば、少人数枠でも十分に勝負できます。「どの学科・専攻で受けるか」を決めることが、対策の出発点です。
② 募集人員と日程(2027年度・公式)
文学部の3年次編入学・転入学は、龍谷大学の深草(ふかくさ)キャンパスで秋に実施されます(理工系学部の7月実施とは日程が異なります)。2027年度入学分の日程は次のとおりです。
編入時期・年次:2027年4月/第3年次に編入
出願期間:2026年10月1日(木)〜10月8日(木)(締切日消印有効)
試験日:2026年11月8日(日)
試験会場:龍谷大学 深草キャンパス
合格発表:2026年11月14日(土)(12:00予定・UCARO上で通知)
受験料:35,000円
試験当日の時間割は、文学部(一般)の場合、要項で次のように示されています。
9:15〜9:40:説明・書類記入
9:40〜10:50:専門科目(志望学科・専攻の内容)
11:30〜12:30:外国語(英語)
13:30〜:面接
社会人編入学・転入学の場合は英語がなく、「説明・書類記入 → 専門科目(9:40〜10:50)→ 面接(11:30〜)」という流れです。
1日で「専門・英語・面接」を全部こなす
龍谷文学部の編入は、朝の説明から夕方の面接まで1日で完結します。午前に専門科目と英語の筆記、午後に面接という長丁場です。当日の集中力を保つためにも、専門科目・英語をそれぞれ本番の時間感覚で解く練習を積んでおきましょう。
なお、2027年度の学費・諸会費は2026年9月に決定予定とされています(要項掲載の額は予定額)。日程・会場・提出書類などの細部は、必ず最新の要項で最終確認してください。
③ 倍率と難易度の「正しい見方」
難易度の話に入ります。ここは正直にお伝えします。龍谷大学は、文学部の編入試験について、直近年度の「受験者数・合格者数」を継続的には公表していません。 そのため、「今年の倍率は何倍」という数字を公式ベースで断言することはできません。倍率は原則として非公表、というのが正確な言い方です。
そのうえで、龍谷大学が過去に公表した数少ない公式データとして、2023年度入試の編入・転入学試験の結果があります。文学部の学科・専攻別の内訳は次のとおりでした。
真宗学科:志願者数 10人 / 合格者数 8人
仏教学科:志願者数 4人 / 合格者数 4人
哲学科:志願者数 3人 / 合格者数 0人
歴史学科:志願者数 5人 / 合格者数 3人
日本語日本文学科:志願者数 1人 / 合格者数 1人
英語英米文学科:志願者数 3人 / 合格者数 2人
※これは2023年度の公式実績です。募集人員は年度によって異なります(上表の年度と2027年度では募集人員が一部変わっています)。また受験者数は公表されていません(非公表)。
この数字は「n(=件数)が小さいひとつの年度」の記録にすぎませんが、初心者向けに読み取れることを噛みくだきます。
仏教系学科(真宗・仏教)は志願者・合格者ともに比較的多い。門戸が広めで、母体の宗門とのつながりから受験者層も一定数います。
哲学科のように「志願者はいたが合格者0」という年もある。少人数枠は、その年の受験者の力量と定員のバランスで結果が大きく動きます。「募集1名だから1人は受かる」とは限りません。
日本語日本文学科・英語英米文学科などは、そもそも志願者自体が少ない年もある。ライバルが少ない反面、専門性と志望動機がそのまま問われる、実力勝負の性格が強い枠です。
少人数枠の倍率に一喜一憂しない
編入の少人数枠は、年度ごとの受験者数の振れが大きいのが実態です。ある年は志願者が定員を大きく上回り、別の年は定員割れ近くになることもあります。大事なのは「今年の倍率が何倍か」を気にすることより、専門科目・英語・面接のどれを取っても“合格ラインを超える”準備を積むことです。倍率が読めないぶん、自分の完成度を上げるほうが確実です。
そしてもう一つ、難易度を考えるうえで欠かせないのが、合否が「総合判定」であるという点です。次で詳しく見ます。
④ 試験科目と選抜方法(ここが一番大事)
龍谷文学部の編入は、「専門科目」+「外国語(英語)」+「面接」+「出願書類」を総合して合否を判定します。要項には、選抜方法についてこう明記されています——出願書類、学科試験、面接などを総合して合否を判定する。1科目でも欠席した場合は、その試験日をすべて欠席扱いとし、結果は通知しない、と。
つまり、筆記だけ・面接だけで決まる試験ではありません。書類・専門・英語・面接のすべてが評価対象になります。
(1) 専門科目|志望する学科・専攻の内容が問われる
文学部の専門科目は、要項上「各学科、専攻により異なる」とされ、「専門課程を履修するために必要な基礎的素養について試験する」と説明されています。
真宗学科・仏教学科:仏教・真宗に関する基礎的な理解が問われます。宗門系の学びの素養が土台になります。
哲学科(哲学専攻・教育学専攻):哲学・思想、あるいは教育学の基礎的な素養。
歴史学科(日本史学・東洋史学・仏教史学・文化遺産学の各専攻):それぞれの分野の歴史・文化に関する基礎。
日本語日本文学科:日本語・日本文学に関する基礎的素養。
英語英米文学科:英語・英米文学に関する基礎的素養。
具体的な出題範囲や小問構成、各科目の配点は、要項に細かくは明示されていません。 確実に言えるのは「志望する学科・専攻の専門課程を学ぶための基礎的な力」を1科目(9:40〜10:50の70分)で問われる、という枠組みです。
(2) 外国語(英語)|“当日筆記型”
龍谷文学部の英語は、試験当日(11:30〜12:30)に英語の筆記試験を解く方式です。神戸大や一部私大のように「TOEICなど外部スコアを提出して英語に換える」方式ではありません(外部スコア方式が使えるのは、龍谷では社会学部・国際学部など一部の学部に限られます)。
英語は“当日勝負”なので、読解・文法・英文和訳など、当日に問題を解く力を仕上げておく必要があります。
外部試験のスコアを積み上げれば済む、というものではないため、編入向けの英語(長文読解・和訳中心)の対策を計画的に進めましょう。
※社会人編入学・転入学として出願する場合は、英語が課されず「専門科目+面接」の構成になります。
(3) 面接|アドミッション・ポリシーの理解が前提
面接は全員に課されます。要項には、文学部の面接について「文学部が定める入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)への深い理解を前提として、志望する学科・専攻に対する明確な動機と学修意欲などを中心に面接する」と明記されています。
アドミッション・ポリシー(=大学・学部がどんな学生を求めているかを示した方針)を事前に読み込み、自分の志望動機とつなげて語れるようにしておくことが前提です。
「なぜこの学科・専攻なのか」「入学後に何を学び、どう深めたいか」を、具体的なテーマまで落とし込んで説明できると強いです。
配点は「非公表」=どれも手を抜けない
龍谷文学部の編入では、専門科目・英語・面接の各配点(点数配分)は公式に示されていません。だからこそ、「専門で稼いで英語は捨てる」といった割り切りは危険です。書類・専門・英語・面接のすべてを“合格ラインに乗せる”——これが、配点非公表の総合判定型に対する唯一の正攻法です。
⑤ 出願資格(大学在学中・短大・高専・専門・社会人でも受けられる?)
2027年度の3年次編入学・転入学は、次の⑴〜⑹のいずれかに当てはまる人が出願できます(各項目とも2027年3月の卒業・修了見込みを含む)。
⑴ 大学に2年以上在学した人、または2027年3月に2年次修了見込みの人(ただし後述の「出願条件」を満たすこと)
⑵ 短期大学を卒業した人、または卒業見込みの人
⑶ 高等専門学校を卒業した人、または卒業見込みの人
⑷ 専修学校の専門課程のうち、文部科学大臣の定める基準(修業年限2年以上・総授業時間1700時間以上)を満たすものを修了した人(大学入学資格を有する人に限る/文学部はこの資格で出願可能)
⑸ 高等学校の専攻科の課程(修業年限2年以上など所定の基準を満たすもの)を修了した人(大学入学資格を有する人に限る/文学部はこの資格で出願可能)
⑹ その他、本学において上記と同等以上の学力があると認める人
文学部の「出願条件」(在学生・見込み受験の単位要件)
大学に在学中の人が⑴で出願する場合、文学部では次の単位要件(出願条件)のいずれかを満たす必要があります。
大学に2年以上在学し、62単位以上を修得済みの人、または40単位以上を修得済みで、本学3年次転入学時に62単位以上を修得見込みの人
大学2年に在学し、40単位以上を修得済みで、2年次修了時に62単位以上を修得見込みの人
ポイントを噛みくだくと——
短大卒・高専卒からの編入はもちろん対象です(卒業見込みでも出願できます)。
四年制大学の在学生は、「2年以上在学+62単位以上(または見込み)」という単位要件を満たす必要があります。見込み受験の場合は「単位修得見込証明書」の提出が必要です。
専門学校(専修学校専門課程)・高校専攻科の出身者も、文学部は所定の基準を満たせば出願できます。
社会人編入学・転入学(文学部)
文学部には、一般とは別に社会人編入学・転入学の枠もあります。2027年4月1日現在で満25歳に達している人で、大学2年以上在学・短大卒・高専卒などの学歴要件を満たし、かつ次のいずれかに当てはまる人が対象です。
勤労者等(会社員・公務員・自営業・就業予定者など)、就業経験のある人(定年退職者等)
主婦等(その他家事従事者を含む)
寺院関係者(浄土真宗をはじめとする仏教各宗派の住職・坊守・寺族・門徒推進員・門信徒等)
龍谷ならでは「寺院関係者」の社会人枠
龍谷文学部の社会人枠には、寺院関係者が明記されています。浄土真宗を母体とする龍谷大学らしい制度で、寺院に関わる方が真宗学・仏教学などを学び直す道が開かれています。社会人枠は英語が課されない(専門科目+面接)ため、久しぶりの受験でも取り組みやすい構成です。ただし満25歳という年齢要件があり、年齢が満たない場合は一般の3年次編入で受験することになります。
⑥ 学科・専攻別|対策のポイント
ここでは、志望学科・専攻ごとに「何を軸に準備すればよいか」を整理します。共通して大事なのは、①専門科目(志望分野の基礎)②当日の英語③志望動機(面接)の3本柱を、募集人員の少なさに負けないレベルまで引き上げることです。
真宗学科・仏教学科
龍谷の看板学科です。真宗・仏教の基礎的な理解(歴史・思想・教義の基本)を、専門科目・面接の両面で問われます。
面接では「なぜ龍谷で真宗学(仏教学)を学びたいのか」を、自分の関心テーマ(特定の宗祖・経典・思想史のテーマなど)まで具体化して語れるように。
募集人員が文学部内では多め(真宗6・仏教3)とはいえ、専門性の深さがそのまま評価されます。
哲学科(哲学専攻・教育学専攻)
哲学専攻は西洋・東洋の哲学思想の基礎、教育学専攻は教育学の基礎的素養が土台。専攻の違いをはっきり意識して準備します。
いずれも募集1名の狭き門。「この専攻でなければならない理由」を志望動機で明確に打ち出すことが重要です。
歴史学科(日本史学・東洋史学・仏教史学・文化遺産学)
4専攻それぞれ1名の募集。まずどの専攻で出願するかを決め、その分野の基礎的な歴史知識・史料や文化財への理解を固めます。
仏教史学・文化遺産学は龍谷らしい専攻で、仏教文化・文化財に関心のある人に向いています。
面接では、関心のある時代・地域・テーマを具体的に語れると説得力が増します。
日本語日本文学科
日本語学・日本文学の基礎が専門科目の中心。古典・近現代のどの領域に関心があるかを整理しておきます。
志願者が少ない年もある枠ですが、そのぶん専門への理解の深さが問われます。
英語英米文学科
専門科目で英語・英米文学の基礎、さらに当日の外国語(英語)でも英語力が問われます。英語が二重に効く学科です。
英文読解・和訳の精度を高めつつ、英米文学(作家・作品・文学史)の基礎知識も整理しておきましょう。
💡 どの学科・専攻でも、「アドミッション・ポリシーを読み込む → 自分の志望動機とつなげる → 専門の基礎を固める → 当日の英語を仕上げる」という順番は共通です。募集1名の専攻ほど、この4ステップの完成度が合否を分けます。
⑦ 英語(当日筆記)の対策
龍谷文学部は当日に英語の筆記試験(11:30〜12:30の60分)があります。外部スコアで代替できないぶん、「その場で英文を読み・訳し・答える力」を仕上げておく必要があります。
長文読解と英文和訳を軸に:編入英語は、長文の内容理解と、下線部の和訳・内容説明が定番です。文構造を正確にとらえて日本語に落とす練習を積みましょう。
語彙・文法を土台に:大学初年度〜編入レベルの単語帳と文法をひととおり固め、読解のスピードと正確さを上げます。
時間感覚を体に入れる:本番は60分。過去の類題や編入向け英語教材を、時間を計って解く練習を繰り返すと、当日の配分に強くなります。
英語英米文学科を志望する人は、専門科目でも英語力が問われるため、英語は最優先の得点源として早めに仕上げるのが得策です。
💡 「英語を外部スコアで済ませられない=負担が増える」と感じるかもしれませんが、見方を変えれば当日の一発勝負なので、直前まで伸ばせる余地があるということです。読解・和訳は、正しいやり方で演習を重ねれば本番直前まで得点が伸びます。焦らず、毎日英文に触れる習慣を作りましょう。
⑧ 面接・志望理由書で差をつける
龍谷文学部は全員に面接があり、しかも合否は書類・専門・英語・面接の総合判定です。面接と志望理由書(出願書類)の比重は決して小さくありません。
アドミッション・ポリシーを起点にする:文学部・志望学科のアドミッション・ポリシーを読み込み、「大学が求める学生像」と「自分」を結びつけて語れるようにします。
「現状 → 志望動機 → 龍谷で学びたいこと」を一貫させる:なぜ編入なのか、なぜ龍谷文学部の“この学科・専攻”なのかを、具体的なテーマまで落とし込む。
龍谷“ならでは”の理由を1つ:真宗・仏教の伝統、文化遺産学のような特色ある専攻、関心分野の研究環境など、「他大学ではなくここで学びたい理由」を用意しておくと志望度の高さが伝わります。
志望理由書は所定用紙で早めに準備:出願書類の「編入学・転入学試験志望理由書(本学所定用紙)」は、面接の土台にもなります。早めに骨子を作り、複数回見直しましょう。
💡 面接では「志望する学科・専攻に対する明確な動機と学修意欲」が中心に問われます。思いつきではなく、専門の基礎を勉強しながら固めた“具体的な関心”を語れるかどうかがカギです。専門科目の勉強と志望理由づくりは、切り離さずに並行して進めるのがおすすめです。
⑨ 出願の実務ガイド(Web出願+書類郵送)
龍谷大学の編入出願は、UCARO(受験ポータルサイト)でのWeb出願と、出願書類の郵送を組み合わせる方式です。流れは次のとおりです。
出願の準備:入試スケジュール・選考方法・出願資格を確認し、出願書類をそろえる。
Web出願:UCAROに新規会員登録し、Web出願を行う。
受験料の納入:UCAROから受験料35,000円を納入(クレジットカード・コンビニ・ペイジー等。別途払込手数料が必要)。
出願書類の提出:出願期間内に、書類を郵送(簡易書留・速達)で提出する(提出方法は郵送に限る)。
主な出願書類(3年次編入学・転入学/文学部)
卒業(見込)証明書 または 修了(見込)証明書:四大在学中は在学期間証明書(所定用紙)または卒業見込証明書など
成績証明書:出身校の成績証明書
編入学・転入学試験志望理由書(本学所定用紙):面接の土台にもなる重要書類
単位修得見込証明書:四大在学中で見込み受験する場合(文学部等)に必要
※記入は黒色のボールペンで(消せるボールペン・修正テープは不可)。書類に不備・虚偽があると受験できません。いったん提出した書類は返却されません。
見込み受験の人は「単位修得見込証明書」を忘れずに
四年制大学に在学しながら「62単位見込み」で出願する人は、単位修得見込証明書の提出が必要です。証明書は在籍大学に発行を依頼する必要があり、発行に日数がかかることもあります。出願期間(2026年10月1日〜8日)から逆算して、早めに手配しておきましょう。
⑩ 合格発表・単位認定・学費
合格発表
2026年11月14日(土)、UCARO上で通知されます(12:00予定)。
入学後の単位認定
龍谷文学部では、出身大学・短期大学・高等専門学校・専修学校の専門課程・高等学校専攻科での修得単位を基礎として、60〜64単位を認定します。ただし、出身校での修得単位数が上限です(それを超えて認定されることはありません)。
認定される単位数によって、入学後に追加で履修する量(=卒業までの負担)が変わります。自分のケースで何単位認められるかは、入学後に学部で行われるため、具体的な扱いは合格後に大学へ確認するのが確実です。
学費(2027年度・予定額)
2027年度入学者の学費・諸会費は、要項に予定額として掲載されています(2027年度学費は2026年9月に決定予定)。
文学部(歴史学科文化遺産学専攻以外):入学金 100,000円 / 前期授業料 550,500円 / 初年度納入金総額(予定) 1,234,000円
歴史学科 文化遺産学専攻:入学金 100,000円 / 前期授業料 568,450円 / 初年度納入金総額(予定) 1,269,900円
※入学金は入学年度のみ。龍谷大学の短期大学部出身者が編入する場合など、入学金免除・授業料減免の制度もあります(詳細は要項参照)。金額は改定される可能性があるため、入学手続時に必ず最新額を確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 英語は当日試験ですか? TOEICなどのスコア提出ではありませんか?
A. 文学部は当日に英語の筆記試験(11:30〜12:30)を受けます。TOEICなど外部スコアの提出で英語を免除する方式ではありません。読解・和訳を中心に、当日に問題を解く力を仕上げておきましょう。ただし社会人編入学・転入学として出願する場合は、英語は課されず「専門科目+面接」になります。
Q. 専門科目では何が出ますか? 配点は?
A. 専門科目は「各学科・専攻により異なる」とされ、専門課程を学ぶための基礎的素養が問われます(試験時間は9:40〜10:50)。各科目の配点(点数配分)は要項に明示されていません(非公表)。合否は「出願書類・学科試験・面接などを総合して判定」されます。
Q. 面接では何を聞かれますか?
A. 要項では「文学部のアドミッション・ポリシーへの深い理解を前提として、志望する学科・専攻に対する明確な動機と学修意欲などを中心に面接する」とされています。志望動機を具体的なテーマまで落とし込んで語れるように準備しましょう。
Q. 倍率はどのくらいですか?
A. 龍谷大学は文学部編入の受験者数・合格者数を直近では継続公表しておらず、倍率は原則非公表です。公式に確認できる過去データとして2023年度の実績(例:真宗学科 志願者10・合格8、歴史学科 志願者5・合格3 など)はありますが、受験者数は非公表で、年度・学科により大きく変動します。倍率より、専門・英語・面接の完成度を上げることが確実です。
Q. どの学科・専攻の募集人員が多いですか?
A. 2027年度は真宗学科6名・仏教学科3名が文学部内では多めで、哲学科・歴史学科・日本語日本文学科・英語英米文学科は専攻ごとに1名が中心です(いずれも指定校推薦・社会人枠を含む)。
Q. 短大生・高専生でも受けられますか?
A. はい。短期大学・高等専門学校を卒業(見込みを含む)した人は出願できます。専修学校の専門課程(修業年限2年以上・総授業時間1700時間以上)や高校専攻科の修了者も、文学部は所定の要件を満たせば対象です。
Q. 四年制大学の在学生ですが受けられますか?
A. 「2年以上在学+62単位以上修得(または見込み)」などの単位要件(出願条件)を満たせば出願できます。見込み受験の場合は「単位修得見込証明書」の提出が必要です。
Q. 社会人でも受けられますか?
A. 文学部には社会人編入学・転入学の枠があります。2027年4月1日現在で満25歳以上で、勤労者・主婦・寺院関係者などの要件を満たす人が対象です。社会人枠は英語が課されず「専門科目+面接」の構成です。年齢要件に満たない場合は、一般の3年次編入で受験します。
Q. 前の大学で取った単位は引き継げますか?
A. 出身校での修得単位を基礎に、60〜64単位を認定します(出身校での修得単位が上限)。具体的な認定は入学後に学部で行われるため、詳細は合格後に確認してください。
Q. 出願はどうやってしますか?
A. UCARO(受験ポータルサイト)でWeb出願を行い、受験料35,000円を納入したうえで、出願書類を郵送(簡易書留・速達)します。提出方法は郵送に限られます。
Q. 学費はいくらですか?
A. 2027年度の予定額で、文学部(文化遺産学専攻以外)は初年度納入金 約1,234,000円、歴史学科文化遺産学専攻は約1,269,900円です。2027年度学費は2026年9月決定予定のため、最終額は最新の案内で確認してください。
まとめ|龍谷文学部は「学科選び × 専門・英語・面接の総合力」で届く
龍谷大学文学部の3年次編入は、真宗学・仏教学・哲学・歴史学・日本語日本文学・英語英米文学という6学科(さらに専攻)に分かれ、当日に「専門科目+英語+面接」を受ける総合判定型の試験です。戦い方の要点はこうです。
まず「どの学科・専攻で受けるか」を早く決める——募集1名の専攻も多く、志望が定まらないと対策が散ります。
専門科目は“志望分野の基礎”を固める——各学科・専攻の基礎的素養が問われます。
英語は“当日筆記”を仕上げる——外部スコアで代替できないぶん、読解・和訳を計画的に。英語英米文学科は英語が二重に効きます。
面接・志望理由書はアドミッション・ポリシーを起点に——「なぜ龍谷の“この学科・専攻”か」を具体的に語れるように。
配点は非公表・倍率も原則非公表——だからこそ、書類・専門・英語・面接のすべてを合格ラインに乗せる総合力が効きます。
龍谷文学部には、仏教系学科の伝統や、寺院関係者を含む社会人枠、文化遺産学のような特色ある専攻など、他大学にはない選択肢があります。出身が短大・高専・四大・社会人かにかかわらず、志望学科を早く定めて正しい順番で積み上げれば、十分に手が届く試験です。日程・提出書類・学費などの細部は、必ず最新の要項でご確認ください。
「自分はどの学科・専攻が向いている?」「英語(当日筆記)は何から始めればいい?」「志望理由書を見てほしい」——そんなときは、オンライン編入学院の無料相談をご利用ください。あなたの状況に合わせて、11月本番までの最短ルートを一緒に設計します。煽るつもりはありません。まずは気軽に、現状と疑問を聞かせてください。
この記事を書いた人
オンライン編入学院(大学編入情報局)
この記事は、大学編入試験専門予備校のオンライン編入学院が監修・執筆しています。
大学編入は、募集する学科も試験科目も出願資格も大学ごとにばらばらで、しかも年度によって変わります。だからこそ、記事に載せる募集人員・試験科目・日程・出願資格は各大学が公表する募集要項および入学者選抜実施結果で必ず確認し、そのうえで合格者から寄せられた体験談など、編入指導で蓄積した知見もふまえて記載しています。大学が公表していない項目は、推測で補わず「非公表」とそのまま明記しています。
*※本記事の制度・日程・科目・出願資格・費用・募集人員は、龍谷大学「2027年度 3年次編入学・転入学試験要項」にもとづきます。学費等は予定額で、2027年度学費は2026年9月に決定予定です。出願前には必ず公式の最新要項でご確認ください。*
*出典:龍谷大学「2027年度 3年次編入学・転入学試験要項」、2027年度 3年次編入学・転入学試験要項(PDF)、その他各種入試を受験される方(龍谷大学 入試情報サイト)、龍谷大学 入試情報サイト、2023年度 編入・転入学試験 入試結果*
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