闘病という言葉は使わない〜病気の治療は何(誰)のために? 『なぜ』『だから』の思考法
kazuki-ONEMaster(けいゆう)です。
前回は、私が使うことのない“闘病”という言葉についての記事を作成しました。今回は、それにプラスアルファで、『なぜ』病気の治療をするのかを深掘っていけば自分なりの目的や目標が明確に見えてくる、という思考法です。
簡単に、自分の思考の例と併せて説明しますが、この『なぜ』の思考法は逆から辿ったときに『だから』で成立できるのが正解ではあります。もし、『だから』で繋がらなかったとしても、『なぜ』を考えるのは大切な事なので、参考にしていただけたらと思います。
そして、これは主にビジネスで多く使われる思考法ですが、恋愛、対人関係など私生活全般にも使えます。
考えを深掘りし、物事の本質を見極める過程で、他人への感謝の気持ちも生まれるようになりますので、治療に限らず、日々の生活にも必ず役に立ちます。
見やすく、簡潔にしました。よければこちらをご覧ください。https://onemaster.info/2020/09/20/nazedakaranoshikouhou/
それでは、進めていきましょう。
『なぜ』による深掘り
早速ですが例として、私が抗がん剤を使う理由の、まずは心情的な『なぜ』を、見てみましょう。
1、『なぜ』抗がん剤を使わなければならない?
→白血病の治療に抗がん剤の効果(作用)が必要
2、『なぜ』白血病の治療に抗がん剤の効果(作用)が必要?
→寛解、地固め療法を行い寛解状態を維持したい
3、『なぜ』寛解、地固め療法を行い寛解状態を維持したい?
→完治を目指したい
4、『なぜ』完治を目指したい
→白血病を治して長生きしたい、社会復帰したい
5、『なぜ』白血病を治して長生きしたい?社会復帰したい?
→もっとお金を稼いで家族に楽をさせたい
→もっと家族と一緒にいたい
→子供の成長を見たい
と言った感じです。
簡単に記述してみましたが、こうやって『なぜ』を使い、物事を深掘って考えていくことで本来の目的が見えてきます。
そして、冒頭で説明した通り、逆から辿って『だから』で繋げて成立することでもあります。
5、もっとお金を稼いで家族に楽をさせたい
もっと家族と一緒にいたい
子供の成長を見たい
→『だから』白血病を治して長生きしたい、社会復帰したい
4、白血病を治して長生きしたい、社会復帰したい
→『だから』完治を目指したい
3、完治を目指したい
→『だから』寛解、地固め療法を行い寛解状態を維持したい
2、寛解、地固め療法を行い寛解状態を維持したい
→『だから』白血病の治療に抗がん剤の効果(作用)が必要
1、白血病の治療に抗がん剤の効果(作用)が必要
→『だから』抗がん剤を使わなければならない
こんな感じです。白紙に手書きで書いたり、パソコン、Excelなどで、表にするとわかりやすいかと思います。
分岐させて考えを深める
また、『なぜ』を考えるときに分岐を増やし、さらに多方面に深掘りすることで、考えを深めていくことができます。
どの項目でも分岐できることが多いですが、例として『なぜ』の1の項目で今度は論理的というか、現実的な分岐を一つしてみます。
1、『なぜ』抗がん剤を使わなければならない?
→担当医から白血病の治療のため、抗がん剤治療(化学療法)の提案があった
2、『なぜ』担当医から白血病の治療のため、抗がん剤治療(化学療法)の提案があった?
→ガイドラインに沿って、白血病の治療を適切に行う
3、『なぜ』ガイドラインに沿って、白血病の治療を適切に行う?
→ガイドラインはエビデンス(科学的根拠)をもとに作成され、推奨されている
こういった深掘りもできます。さらに、例えば項目2の“『なぜ』担当医から白血病の治療のため、抗がん剤治療(化学療法)の提案があった?”からの分岐で、
→検査の結果、白血病だった→検査を受けた→自覚症状があった
これも、抗がん剤を使わなければならない原因の一つに繫がりますね。
『なぜ』という考えで展開できますし、逆から辿って『だから』で成立させることもできます。
こうやって考えを深めていくと、どんな些細な事でも、様々な『なぜ』(原因)と、そのうえでの『だから』(結果、対策)を理解できます。
例えば私の、“なぜ抗がん剤を使わなければならないか”を考えたとき、いろんな結論から抗がん剤を使うことに辿り着くのがわかります。
仮に、抗がん剤を使いたくないなら、『なぜ』で原因を探し、対策を考えるという展開ができます。
担当医からの提案であれば、他に提案が無いか相談するとか、ガイドラインに沿って決定されているのであれば、推奨されていない方法だとしても他に方法があるのか確認するなど、いろいろな対策を考える事ができます。
さらに、目的や目標をしっかり認識することで、“何のために”、“誰のために”というのも、明確になるので、ぜひ、やってみてください。
感謝はどこに?
ここで、冒頭で説明した“感謝の気持ちも生まれるようになる”についてですが、これも私の例から見てみましょう。
『なぜ』の項目5、
“『なぜ』白血病を治して長生きしたい?社会復帰したい?
→もっとお金を稼いで家族に楽をさせたい”
の部分で、さらに深掘りして『なぜ』を考えると、
『なぜ』もっとお金を稼いで家族に楽をさせたい
→病気(膠原病、リウマチ)でもしっかり家事と子育てをしてくれている妻に楽をしてほしい、好きな物を買ってほしい
という展開ができます(これも『だから』で逆から辿れますね)。
ここでの『なぜ』は、“病気でもしっかり家事と子育てをしてくれている妻”に対して感謝の気持ちがあることによって考えた『なぜ』であります。
つまり、
病気でもしっかり家事と子育てをしてくれている妻→体が悪いのにいつもありがとう、『だから』もっとお金を稼いで家族(妻)に楽をさせたい
という感謝からの『だから』があります。
他にも、抗がん剤→担当医についても、
・適切な治療提案をありがとう、提案を受けます→抗がん剤で治療できる、ありがとう→抗がん剤使います
というように、『なぜ』で考えた『だから』に、ありがとうの要素は意外と多いものです。
感謝の気持ちを持つ事や『ありがとう』の言葉は、本来こうやって発生するべきだと思います。
ありがとうについて
昨今で『ありがとう』という言葉は、開運術としてとりあえず言ったり、ビジネスマナーとして何となく言う方が多いと思います。度が過ぎると、伝わらないだけではなく、嫌われます。
もちろん、まず“言う”事で伝えるのはとても大事ですし、口にする事で良い変化は訪れます。しかし、根本を考え、理解しての“感謝”と『ありがとう』は、使いどころを間違うことはありませんし、根拠がある限り、必ず伝わります。
もし、口で(言って)伝える事が苦手な方でも、大丈夫です。
根拠がある“感謝”と『ありがとう』があれば、自然と行動は変わってきます。まずは本当の“感謝”と『ありがとう』に気づいてください。
そのうえで、自分が置かれた状況、必然性、目的、目標、やるべき事、全ての歯車が噛み合う時が来ます。
『なぜ』の深掘り、そこから生まれる“感謝”と行動力で必ずレベルアップできます。ぜひ、参考にしてみてください。
今回は、前回の『闘病という言葉は使わない』のプラスアルファで深掘りと感謝について自分の経験と考えを発信させていただきました。参考になれば幸いです。
私事ですが、一時退院となりましたので、次回は、書類など見直したうえで入院後の続きの記事の作成を考えております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
