「左利きの奥さんに言われて初めて気づいた『右利きの世界』」
右利きの世界で暮らす左利き
私は右利きです。
今まで、
世の中の道具について
深く考えたことはありませんでした。
しかし、
家族に左利きがいることで、
気づかされることがあります。
世の中は、
ほとんどが右利き用に作られている。
言われてみれば確かにそうでした。
自動販売機のコイン投入口。
駅の改札でICカードを「ピッ」とやる場所。
どれも自然と右側で操作するようにできています。
他にもあります。
・包丁
・缶切り
・ハサミ
・カッター
・定規の目盛り
・クリアファイル
・パソコンのマウス
・パチンコ台のハンドル
・カメラのシャッターボタン
ビュッフェなどでスープをすくう
注ぎ口のついたお玉まで、
ほとんどが右利き仕様。
左利きの人からすると、
世の中が全体的に使いづらく感じるそうです。
つまり、
「出会うものが全部逆」
私は奥さんに聞くまで、
まったく気づきませんでした。
言われてから初めて、
「左利き用のハサミがある」
「左利き用の包丁がある」
「マウスの左用の設定がある」
ということも知りました。
さらに驚いたのは、
家の中の小さなことです。
たとえば服をハンガーにかける動作。
右利きの私は無意識に右手でかけています。
でも左利きの人からすると、
それすら逆の動きになるそうです。
左の人は左でかけるので、
かけた後の服の向きが逆になってます。
なんかスッキリしていないなと思っていたら、
そういうことでした。
情けないですが、
目からうろこでした。
全然気づきませんでした。
気にしなさすぎなのかもしれません。
考えてみれば当然で、
世の中は右利きが多数派。
左利き用の道具をすべて作るとなると、
コストもかかります。
だから右利きベースで作られるのは、
ある意味仕方ないのかもしれません。
奥さんとの会話のなかで、
「普通こうでしょ?」ということが、
「それ普通じゃないから。」
と言われることよくあります。
考え方の少し違うのかもしれません。
自分が当たり前だと思っていた普通の世界は、
誰かにとっては不便でしかない普通じゃない世界。
むしろ、逆の立場の人からした「普通」があるので、
「普通」ってないのかな。
と思っています。
「普通」ってなんでしょうね。

