私が考える医療問題
現在が抱えている日本の医療問題について、自分が体験したことを交えて紹介したいと思います。
①救急車の利用方法
最近は高齢化や利用者のモラルの低下により、医療問題が深刻化しています。
まず、我々が注意したいこととして、体調不良が起こることは誰にでもあるものの、歩いて、または公共交通機関(電車、バス、タクシーなど)で移動できるぐらいの状態にも関わらず救急車をタクシー代わりに呼んでしまうケースがあるようです。
このようなことをすると本当に必要とする危篤状態で緊急を要する患者さんを病院に搬送することが出来なくなったり遅れたりしてしまい、死亡してしまうこともあります。
もし、救急車を呼ぶ必要な状況なのか分からない場合は #7119 に電話して状況を説明して指示を聞いてみてください。
また救急受診アプリ「Q助」も活用できるようです。
救急車を呼んでいいの? 判断に迷ったときは?#7119 :: マエダ調剤薬局
また、救急車が来たとしても、病院の病床が満床でなかなか決まらないケースもあります。
現在全国の病床がある病院数は8200施設で病床数は約150万床あるそうですが高齢化の影響や地方の病院が医者不足などで閉院してしまってで病床が不足し、たらい回しになることもあります。この状況はコロナウィルス蔓延時ほどではないものの病床不足になってしまうこともあるようです。
②病院の転院
入院して数週間~1か月ぐらいで完治して退院出来る場合には問題はないことですが、高齢者や病気や怪我が重篤で入院が長期化する患者さんに対して有無を言わせず病院を転院させられるケースがあります。
実際に2年前に亡くなった私の母親の話ですが、母は肺炎で入退院を繰り返し、晩年は助かる見込みが少なかったのですが、延べ3~4回病院を転院し、最後は彼女の生まれ育った町の市立病院で亡くなりました。
ではなぜ転院は行われているのか?というと
①病床不足の解消
これは、都市部の病院ならともかく、地方病院は特に病床が少なかったり、専門医がいなかったりするため、新しい急患や重症患者を受け入れるために、ある程度症状が重くない患者さんは概ね3か月で転院を促されます。
②診療報酬を減らされるため
これは、国の保険制度が関わっていて病院だけの都合で転院させているわけではないようです。
診療報酬が大幅に下がる(3ヶ月ルール)
日本の医療制度では、入院が14日を超えると病院が受け取れる報酬が下がる仕組みがあります。
特に高齢者の長期入院では、90日(約3ヶ月)を超えると報酬が極端に減るため、病院は赤字になります。
③病院の役割分担
これは病院によっての得意分野によって転院させられるもので
・急性期病院:手術、緊急医療などを受け持つ病院(救急病院など)
・回復期リハビリ病院:機能回復などのリハビリが中心の病院
・療養期病院:長期療養、介護よりの病院(老人ホームやサナトリウムに近い)
と機能別に分かれているところもあるようです。
上記の理由で転院をすることになるのですが、病床不足を解消させるための施策の反面、治療の一貫性という意味では、病院間で引き継がれているとは言え、見立てが担当医によって違ったり病院でできる設備が違ったりすると、誤診を招く可能性もありうるし、新たに病気を発見したりするという場合もあります。
急性期病院の入院には上限がある?長期入院できない3つの理由を専門家が解説|介護の教科書|みんなの介護
②まとめ
60歳というと「人生100歳時代」と言われるとは言え、人間の平均寿命から考えると「人生の終点」を考えなくてはいけない年齢になってきているかもしれません。
「体調不良」は誰にも起きるので病院にお世話になることは仕方がないのだが、なるべく健康に注意して、病院にお世話にならないように生活しましょう。
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