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心配は飛んでいかない。そこに宿るおもてなし

イヤなことは美味しいもので吹き飛ばせても、心配は放っておけない。
ある女性のエピソードを通して「おもてなしの本質」と「セルフケア」について考えてみます。



美味しいものが大好きで、食べる量も人一倍。
さらに仕事もバリバリこなして、何でも完璧にやり切ってしまう女性がいました。

なぜそこまで頑張れるのか。
理由はシンプルでした。

「週末は好き放題食べて、思いっきり休むため。」

その楽しみがあるからこそ、平日は全力で仕事をやりきれるのです。


上司を気にかけた行動


そんな彼女の会社の上司がある日、熱を出して辛そうにしていました。
「大丈夫、大丈夫」と言っていましたが、一人暮らしなのを知っていた彼女は様子を見に行ったのです。

やはり容体は悪化していて、病院へ連れて行くことに。
その結果、回復までサポートしました。

上司は彼女の性格を知っていたので、
「週末は楽しみにしているんだから、迷惑はかけられない」と言いました。

でも彼女はこう返しました。

「確かに私は週末に好き放題食べるために仕事をしています。イヤなことは美味しいものでぶっ飛ばせます。でもね、心配は飛んでいかないんです。」


イヤなこと vs 心配


この言葉には大切な視点が含まれています。
• イヤなこと=自分の中で解消できる
(美味しいもの、リフレッシュ、気分転換で吹き飛ばせる)
• 心配=相手が関わることなので、自分の中だけでは処理できない
(放っておけば、自分も楽しめなくなる)

つまり 心配は行動しないと消えない。
「様子を見に行く」「病院へ連れて行く」という行動が、心配を解消し、相手を救うことになるのです。


自分に対しても「心配を放っておかない」


ここで忘れてはいけないのが、自分自身へのおもてなしです。
• 疲れているのに「大丈夫」と言い聞かせて無理をしていないか
• 本当はしんどいのに「我慢できる」と思い込んでいないか
• 誰かのために動くあまり、自分を後回しにしていないか

他人を思いやる人ほど、自分に対しては心配を放っておいてしまいがちです。
でも、自分を大切に扱えない人が、相手に心からのおもてなしを届けられるでしょうか。

まずは自分自身に「心配を放っておかない」。
これができてこそ、相手にも自然なおもてなしができるのだと思います。


ブラックおもてなし講師の辛口コメント


「心配なんて放っておけばいい」なんて言えるのは、無責任か自分勝手な人だけです。
そして一番危険なのは「自分の心配を放っておく」こと。

自分をすり減らしてまで相手を思うのは“自己犠牲”であって、おもてなしではありません。
まずは自分を整えること。
それができて初めて、相手に心のこもった行動ができるのです。(ここ重要!)


まとめ

• イヤなことは美味しいもので吹き飛ばせる
• でも「心配」だけは、行動でしか解消できない
• 他者への心配を放っておけないことが心遣いになり、おもてなしになる
• そして、自分に対しても「心配を放っておかない」ことが、おもてなしの基盤になる

おもてなしとは、自分も相手も「放っておかない」ことから始まるのです。



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