ジムで「何やったらいいかわからない」筋トレ初心者向け最強3種目のフォーム徹底解説
「ジムに入会したけど、何から始めればいいかわからない」
「見よう見まねでやっているけど、本当にこのフォームで合っているのかな?」
そんな悩みを抱えていませんか?
筋トレは、種目選びと同じくらい正しいフォームが大切です。
フォームが崩れたまま続けると、狙った筋肉に効きにくくなるだけでなく、ケガにつながる可能性もあります。
この記事では、以前解説した”初心者がやるべき最強種目3選”の
ベンチプレス・ラットプルダウン・レッグプレスの3種目について、写真や動画がなくてもイメージしやすいように、フォームのポイントをわかりやすく解説します。
「これだけ覚えれば安心」と思える内容にまとめているので、
ジムに通い始めたばかりの方はもちろん、フォームに自信がない方もぜひ最後まで読んでみてください。
ジム初心者がフォームを覚えるべき理由
筋トレ初心者の方がまず思いがちなのが
「とにかく重い重量を持てれば筋肉がつく」ということ。
でもこれは大きな間違いです。
なぜなのか。
それは、狙った筋肉に適切な負荷がかからずに無理くり高重量を扱ったところで、筋肉に刺激が加わらないからです。
私も始めたての頃は、フォームなど気にせずとにかくレップ数や重量が高ければ高いほど筋肉がつくと思っていました。
狙った筋肉に効くポジション、姿勢など全て何も意識せずがむしゃらに持ち上げていただけ。
実際に、全く筋肉痛も来ないし、筋肉の成長が見られなかった。
ダンベルが顔に落ちてきてヒヤッとすることもありました。
正しいフォームを身に着けることで、狙った筋肉にしっかり刺激を入れることができ、低い重量でも効率よく筋肉を成長させられます。
初心者のうちに正しいフォームを身につけておくと、重量を増やしていく段階でもフォームが崩れにくくなります。
つまり、今フォームを覚えることは、
半年後や1年後の成長スピードにも大きく影響するということです。
正しいフォームは、これから長く筋トレを続けていくための一番の土台になるのです。
ベンチプレスの正しいフォーム
ベンチプレスは、大胸筋を中心に肩や三頭筋も鍛えられる種目です。
刺激が偏ってしまわないよう、正しいフォームを覚えましょう。
おすすめ重量・rep数
30kg~50kg・7~10回
【解説】
① バーベルの握る位置
バーベルの下に寝転んだら、腕を水平に広げてみてください。
水平な状態から徐々に上げていき、肩甲骨がベンチからギリギリ離れない位置でバーベルを握ってください。
バーベルを握るときは、手をハの字にして強く握りすぎないようにしてください。
② 肩甲骨を寄せて胸を張る
バーベルを握ったら、肩甲骨を背中の中心に潰すようなイメージで寄せてください。
その状態から、胸を張り、腰を軽く反らせてください。腰は常に浮かせた状態です。
この姿勢を作ることで胸の筋肉の可動域を増やし、肩への負担を軽減できます。ただし、腰を無理に反らせる必要はありません。自然なアーチを作る程度で十分です。
③ バーベルのおろし方
バーベルは鎖骨ではなく、乳首の少し上を目安にゆっくり下ろします。肘は真横に開きすぎず、体に対して45〜70度ほどの角度を保つと、胸にしっかり刺激が入りやすくなります。
④ 真上へ押し上げる
バーベルを押し上げるときは、勢いではなく胸で押すイメージを持ってください。肘を勢いよく伸ばし切るのではなく、コントロールしながらゆっくりと押し切ることで、最後まで負荷をかけ続けられます。
もし限界まで追い込む時は、最後のレップでお尻を上げて持ち上げてください。
ベンチプレスでよくあるNGフォーム
初心者に多いのが、肩甲骨が開いたままになっていたり、バーベルを鎖骨付近に下ろしてしまって持ち上げられないパターンです。
そして毎回お尻を上げること、胸でバウンドさせることはしないようにしてください。 特に高重量を扱いたがる人に多いです。
高重量にこだわらず、まずは「ちょっときつい」程度の重さでフォームを覚えることに重きを置いてみてください。
ラットプルダウンの正しいフォーム
ラットプルダウンは、広背筋を中心に鍛えられる代表的な背中のトレーニングです。腕を使ってしまうことが多いため、背中を使う感覚をいち早く感じましょう。
おすすめ重量・rep数
40kg~60kg・7~10回
【解説】
① 胸を張り、軽く身体を後ろへ傾ける
シートに座ったら胸を張り、身体を10〜20度ほど後ろへ傾けます。
この姿勢を最後まで維持することで、広背筋に力が入りやすくなります。
大きく身体を倒したり起こしたりはしなくて大丈夫です。
② バーではなく「肘」を下げるイメージで引く
腕の力でバーを引こうとしがちですが、それでは背中に十分な刺激が加わらないです。
バーを下すというよりも、肘を腰へ近づけるイメージで引くことで、広背筋を使っている感覚が分かりやすくなります。
③体を大きく反動で動かさない
重量が重いと、バーを引くたびに身体全体を大きく後ろへ倒してしまう人が多いです。しかし、反動を使うと負荷が背中から逃げて、再び腕に効いてしまい、トレーニングの効果が下がります。
まずは低重量から初めて、身体を少し傾けた姿勢のまま、背中のみを使って引くことを意識してみてください。
④ゆっくり戻して背中の伸びを感じる
バーベルを戻すときも力を抜かず、ゆっくりコントロールしながら戻します。広背筋がしっかり伸びる感覚を味いながら戻すことで、1回1回の質が高まり、より効率よく背中を鍛えられます。
ラッドプルダウンでよく見るNGフォーム
初心者によく見られるのは、腕の力だけでバーを引いてしまうことと、身体を大きく反動で動かしてしまうことです。この2つは背中に効かない大きな原因になります。
この二つから抜け出せずにいると、背中の筋肉は全くついていきません。
背中の「使っている感じ」を意識して取り組んでみてください。
「腕で引く」のではなく、
「肘で引く」そして「肩甲骨で背中をつぶす感覚」を意識してやるようにすることで、大きな背中を手に入れることができます。
まずは、背中の筋肉を使う感覚を覚えることから始めましょう。
レッグプレスの正しいフォーム
レッグプレスは、大腿四頭筋・ハムストリングス・お尻(大臀筋)など、下半身をバランスよく鍛えられる筋トレ初心者におすすめの種目です。
スクワットよりもフォームが覚えやすくて安定しやすいため、安全に高い負荷をかけられるのが特徴です。
フォームが崩れていると、腰やひざに余計な負荷がかかってしまい、ケガの原因になるため、正しいフォームを覚えましょう。
おすすめ重量・rep数
60kg~100kg・7~10回
【解説】
① 足は肩幅程度にセットする
シートに深く腰掛けたら、足はプレートの中央に肩幅程度で置きます。
つま先をやや外側に向けることで膝が自然な向きになり、力を発揮しやすくなります。
また、動作中は膝とつま先の向きを揃えることを意識しましょう。
② お尻と背中はシートにつけたまま行う
レッグプレスでは、お尻や背中がシートから浮かないようにすることが大切です。
重量が重すぎると腰が丸まり、お尻が浮いてしまうことがあります。
腰への負担を避けるために、自分がコントロールできる重量(少し軽い程度)を選びましょう。
③ 膝を伸ばし切らない
プレートを押し上げたときに膝を完全に伸ばし切ると、筋肉ではなく関節で重量を支える状態になり、膝への負担が大きくなります。
また、毎回膝を伸ばし切ると、大腿四頭筋への負荷が抜けてしまうため、筋肉に十分な刺激を与えることができません。
膝は軽く曲げた状態を保ち、常に脚の筋肉に負荷がかかるように意識しましょう。
④ ゆっくり下ろして、しっかり押す
プレートを下ろすときは勢いに任せず、2〜3秒かけてゆっくりコントロールします。太ももが十分に曲がる位置まで下ろしたら、足裏全体でプレートを押し返します。反動を使わずに動作することで、大腿四頭筋や大臀筋にしっかり刺激を与えられます。
レッグプレスでよくあるNGフォーム
初心者によくあるのが、重量を欲張って可動域が浅くなることです。少ししか膝を曲げない動作では、筋肉への刺激が十分に入りません。
私も、ジムでは見栄を張ることが多く、高重量ばかりに手をだして、結局全然負荷をかけられずに成長しないことがよくありました。
「自分はフォームを習得してる最中なんだ!」と顔で語りましょう(笑)
レッグプレスは、重量を競う種目ではありません。
まずは正しいフォームで大きく動かすことを意識し、脚全体にしっかり効いている感覚を身につけるようにしてください。
今日から実践しよう|まずはこの3種目だけで十分
ここまで、ベンチプレス・ラットプルダウン・レッグプレスの正しいフォームを紹介してきました。
筋トレを始めたばかりの方は、「もっと多くの種目を覚えなければ」と思うかもしれませんが、その必要はありません。
まず身体全体の基礎筋力をつけるために、この三種目に特化することで、最終的にはいろいろな種目に手を出すよりも圧倒的に成長が早いです。
そして、一番覚えていてほしいのが、何度も言ってますが
「フォームを覚えること」です。
初心者のうちは、重量を追い求めるのではなく、動作をおぼえることで
狙った筋肉を使う感覚(マッスルコントロール)が身について、成長が早くなり、おのずと重量は伸びていきます。
私も初心者の頃は、重量を伸ばすことだけを考えて、がむしゃらにやっていました。フォームのことは本当に何も考えていませんでした。
ある程度重量は伸びるけれども、いつか力づくだけでは超えられない壁がやってきます。
それにぶち当たってから、約3か月重量が伸びない期間がありました。
原因が自分のフォームだったことに気付いてから、改善して少しづつ伸びるようになりました。
しかし、自己流のフォームができていて改善するのにはかなりの時間がかかりました。
私のように、重量を追い求めてどこかで停滞するよりも、
最初からフォームを覚えて、あとは筋力を伸ばしていくだけの方が、かなり効率的で挫折しにくい道だと感じています。
また、筋トレで一番重要だといえることが
「継続」です。
覚えたとしても、そもそもジムに行かなかったら意味がないです。
正しいフォームを身に着けて、自分が着々と成長しているのを感じ、楽しく筋トレをしていきましょう!
今日からやることは3つだけ
次にジムへ行ったら、ぜひこの3つを実践してみてください。
ベンチプレス・ラットプルダウン・レッグプレスの3種目だけ行う
重量ではなく、今日解説したフォームを最優先で意識する
スマホでフォームを撮影したり、重量や回数を記録したりして成長を振り返る
最初から完璧を目指す必要はありません。
重量も見栄を張らず、「少し軽いかな」程度で構いません。
1回のトレーニングで少しでもフォームが良くなったり、筋肉の使う感覚を感じることができたりしていれば、それは確実な成長です。
フォームの習得にフォーカスすることは、半年後の自分が大きく成長するためにとても価値のあることなのです。
今からジムに行ってこの三種目をやってみませんか?
