#1 元片づけられない人が、シンプルライフ10年を迎えた
「これは捨てた?」「これが捨てられない」
「あの人のせいで捨てられない、片付かない」
シンプルライフ10年の中で、
聞かれること・相談されることは、だいたい似ていました。
こんにちは、元片づけられない人、おまゆです。
元片づけられない人。半年間だけ物と徹底的に向き合い、持ち物を減らして人生が激変。シンプルライフ10年。大病と失明をきっかけに、今は人生の余白と、母のひとり時間を楽しんでいる。
今や優秀な片付けの先生で溢れていて、片付けの話なんて耳タコかも知れないけれど、私にしか話せないこと(物語)があるかも知れないので、これからまとめてみる。
元片づけられない人
今でこそ夫と二児と暮らしながらも、所有物は適量でシンプルに暮らしている私ですが、、
子どもの頃、片付けに関しては褒められた記憶はありません。
「ブタもすまないブタ小屋」
私の部屋につけられた異名です。
散らかった子ども部屋を見かねた親は、片付けをしてくれます。
机や床に溢れたものを紙袋にまとめてくれていました。
また上手くできなかったという、自己嫌悪。
とにかく物の総量が把握できていない。
自分でも散らばっている物たちを机の引き出しやベッドの下など、整理してみるのですが、また溢れてします。
片付けとは、どうしたらいいか分からなかったのです。
それは大人になっても続きました。
大学生になって一人暮らしを始めたら、掃除洗濯片付け…
全ての家事は当然自分でやることになる。
だけど授業やサークル活動が忙しくなれば、途端に家は荒れ果てる。
不衛生でもあったと思う。そして余計に触りたくなくなる。
就職して、結婚して、ますます片付いた部屋とは縁遠くなった。
時々一念発起して片づけや掃除をしてみるが、維持はされない。
本当に根気がいると感じていた。
片づけは、努力と忍耐と思っていた。
そんな私、38歳。
昔より体力も気力もないが、片付いた部屋を維持しています。
片付かない理由はただ一つです。
「散らかるほど物があるから」
“あぁ捨てるのが大切なんですね、ミニマリストはいはい”
と思った方。
まぁそれも大事なんだけど(笑)
でもできないから、困るんですよね。
片付くまでの物語は、一応続きがあって。
システム化してしまえば散らからなくなりました。
“片づけ”はあくまで理想に向かう手段ですから、どんな人生を送りたいかです。
それはまた別のnoteで詳しく書くけど、
片付いた部屋を維持したいなら「努力と忍耐に頼らないこと」です。
よくダイエットも習慣にしろとかいいますが、
片付けもダイエットも生きることと同等にしないと安定しない。
そして、片づけは一度やったら終わりではないです。
正解は変化していくものです。
人生を変える「片づけ」のきっかけ
実はずっと死にたい人生でした。
重い話ではないです、ただの事実。
物心ついた頃から「早く終わらせたいな〜」
と思ってきた。
ただ当時は幼すぎて“死”の概念もなかったので
「隠居したいな」が近い感覚かも知れない。
とにかく私は生に消極的だった。
だからかも知れないが、とにかく私は病んでいた。
会社員をしながら「隠居まであと●年」と指折り数えていた。
定年まで働くなんて考えただけで吐きそうだった。
当時働いていた職場は、家族経営の工務店で、今思えばとても親切な社長と上司に恵まれていたのだけれど、職場の人間関係で疲弊していた。
というか、毎日働くことも、建築業界にも疲れていた。
若かったといえばそれまでだけど、若くて才能溢れる(と思っていた)私は、周りの視座の低さに未来を憂いて、机の木目をただ眺めているのに嫌気がさした。
新部署の立ち上げで、仕事量に波があった。
初めは意欲的に学ぶなどしていたが、経験が資本でもある業界で時間だけが過ぎる、周りとのモチベーションの差もあった。
鬱屈した私は心療内科へ通うようになった。
最終的には幻覚幻聴などありましたので、「精神科行きです」と言われてしまった。
そんな私は正社員で居づらくなり、若くして主任だったポジションをあっさりと捨て、5年粘った建築業界を引退。
晴れて専業主婦になった。
当時は夫も若くて収入はそれなりだし、貯金もほとんどなかったし、不安でしかなかった。
職なし、金なし、子なし、元気なし、才能なし…
そんな私が人生を変えた半年が始まる。
実は幼少期からあった、いわゆる希死念慮も、
片づけを終えた頃からなくなったのである。
次から片づけの様子をまとめる。
