守りから攻めへマインドセット(考え方)を変える
こちらの記事から、
賃上げが継続的に「定着」するかを占う上でポイントである労働分配率が低い日本。労働分配率は、企業の利益に占める労働者の取り分。
次の計算式で算出できます。
労働分配率(%)=人件費÷利益(付加価値)×100
労働分配率が高ければ、給与などの人件費が多く従業員のモチベーションが高いと考えられます。主要国各国に比較して、日本の労働分配率の低さが際立ちます。
厚生労働省は経済協力開発機構(OECD)のデータをもとに、国別に5年ごとの平均値を算出。
・日本は1996~2000年平均62.7%でOECD38カ国中4位で
アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスより高かった。
↓
・2016~2020年平均では57.2%に低下し、11位に後退。
日本の労働分配率が低下した原因
日本の労働分配率の低下の原因として、バブル崩壊後の「失われた30年」で、特に、大企業が人件費を削減し、人材投資を押さえ、非正規を拡大させ、内部留保を増やしたことが考えられています。
企業がコストカット型で、人件費、外注費、設備などをコストと捉え
そのコストをとことん切り詰め利益を出すスタイル。
このコストカット型がまだまだ根強く企業に残っているようで、23年度の大企業が賃上げした理由は、競合との調整や政府からの要請など、『やらされ感』や『横並び感』が強いとの調査結果もあります。
この記事では、『生産性向上による賃上げでないと、賃上げの「定着」は持続しない。守りから攻めへ、経営者のマインドセット(考え方)を変える重要性』を指摘しています。
コストカット(守り)だけでは生産性向上は実現しない
生産性向上とは
生産性向上とは、インプットに対するアウトプットの比率を増やすこと。インプットとは人や設備、時間などの投入した資源に対し、どれだけの成果や付加価値などアウトプットを生み出せたかが生産性向上と考えられます。
①アウトプットを最大化する:同じ時間で付加価値を上げる
②インプットを効率化する:労働時間を少なくし、同じ付加価値を維持しながら上げる
生産性向上と業務効率化は違う
生産性向上と、費用や時間、コストカットなどの資源を効率化する業務効率化とは違います。
インプットの中のコストばかり押さえて、アウトプットの成果や付加価値を上げられない状態は生産性が低いということ。
まして、社員の賃金だけでなく、やる気も低下させ、大切な人的資源を活かせないていないことになります。
個人も守りから攻めにマインドセットを変えることが重要
守りから攻めにマインドセット(考え方)を変えることは、企業の経営者だけでなく、個人も重要になってきています。
賃上げが中々進まない中で、コロナやウクライナ紛争によるエネルギー高騰など外部環境の変化を引きがねに、物価高はどんどん拡大しています。
エンゲル係数が43年ぶり高い水準
2人以上の世帯が使ったお金のうち食費の割合を示す「エンゲル係数」は、去年28.3%に上り、1981年以来43年ぶりの高い水準。
エンゲル係数の低さは、生活の豊かさを表すと言われています。エンゲル係数が高くなっているということは、生活が苦しくなっていると考えられます。
カレーライス物価指数は最高値
生鮮食品などの値上げを加味した食卓への影響度を示す国民食「カレーライス物価指数」は、具材、調味料、水道光熱費などで計算。1食377円 8カ月連続で最高値です。
10年前に比べ100円も上がっています。
エネルギー価格も高騰
電気代やガソリン代などエネルギー価格も高くなり、直接的にも、物流などその他の商品サービスへの間接的な影響も大きくなっていて、家計は益々苦しくなっています。
守りから攻めへ個人もマインドセット(考え方)を変えることが重要な時代
個人も今までの守り(節約など)から攻め(アウトプットを上げる)マインドセットを変えることが重要。
今後、物価高はどう変化するか予測できません。
節約節制してコストカットし、インプットを減らすことは重要です。
でも、それとともに、収入を増やす、付加価値を高める、時間当たりの成果を出すなど、時間ややる気という資源を活かし、アウトプットを上げることも重要。
noteクリエイターとしては、自分の資源を最大限に活かし、創作(アウトプット)の質を上げる事にもつながります。
個人も、守りから攻めへマインドセット(考え方)を変えることが重要な時代だと思います。
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