ホンダ+22.7%・武蔵精密-17.3%!!同じ自動車サプライチェーンでこれだけ差がついた。一体、何が起きているのか??
思わず数字を二度見した。本田技研工業の27年3月期経常予想が前週比+22.7%。今夜どころか今月通じても最大級の上方修正だ。ところが同じホンダグループの主要サプライヤーである武蔵精密工業は-17.3%という対照的な下方修正だった。「親会社は絶好調、系列部品メーカーは不調」この構図、ちゃんと理解しておく価値がある。
当記事は株式投資関連のコラム記事になります。
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数字の対比
本田技研工業
+22.7%
27年3月期経常予想
前週比
武蔵精密工業
-17.3%
27年3月期経常予想
前週比
同じグループ内で約40ポイントの差
武蔵精密工業はホンダ系列の老舗サプライヤーで、二輪・四輪向けの駆動部品(差動装置・トランスミッション部品等)を長年手がけてきた会社だ。「親会社が絶好調なら系列も連動して良くなるはず」という直感に反する今夜の数字は、自動車業界で今何が起きているかを象徴している。
今夜の自動車セクター全体を見渡す
他の自動車メーカー・サプライヤーの動きも合わせて確認しておく。
日産自動車
+2.9%
いすゞ自動車
+1.1%
マツダ
+0.5%
スズキ
-0.3%
SUBARU
-5.3%
武蔵精密工業
-17.3%
完成車メーカーは総じて前週比プラス〜小幅マイナスの範囲に収まっている一方、サプライヤーである武蔵精密工業だけが極端なマイナスだ。「完成車メーカー」と「部品サプライヤー」で評価のされ方が根本的に違うという構図が、今夜の数字から見えてくる。
ここからはホンダの+22.7%という上方修正の具体的な背景、武蔵精密工業がなぜ系列内で取り残されているのか、SUBARUの-5.3%が示す別の構造的課題、そして「親会社が強くても系列部品株は危険」という自動車サプライチェーン投資の教訓を論じていく。
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本記事は、公開情報をもとに筆者個人の見解を述べたものであり、特定の銘柄への投資を推奨・勧誘するものではありません。記事内で言及している株価・目標株価・アナリスト評価等の情報は、記事執筆時点のものであり、その後変更される場合があります。また、情報の正確性・完全性を保証するものではありません。株式投資にはリスクが伴い、投資元本が毀損する可能性があります。投資の最終判断はご自身の責任において行ってください。本記事の内容に基づいて生じた損害について、筆者は一切の責任を負いかねます。
ホンダ+22.7%の正体。何がこの上方修正を生んだか
まずホンダの上方修正がなぜこれほど大きくなったのか、背景を整理する。
ホンダはここ数年、
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