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【続編】フォロワー500人を達成した私が、AIを2週間まともに使えなかった大罪

AIという軍師を雇う前に、やるべきことがあった。

それを知らずに、私は2週間ぐるぐる迷走していました。

フォロワー500人を達成した算数は、こちらに書きました。

▶︎ 【実録2か月】ハッシュタグも知らなかった45歳おじさんが、AI軍師を雇ってフォロワー500人になった算数

ただ、あの記事に書けなかったことがあります。

「燃料をAIに渡す」と言葉にするのは簡単です。 でも、その燃料がぐちゃぐちゃのまま山積みになっていたら、軍師は動けない。

これは、その失敗の記録です。

1. 私の「燃料タンク」は、4つの混沌だった

noteを書き始めた頃、私の情報管理はこうなっていました。

ライティング技術も、画像プロンプトも、マーケティングも、過去記事も。 全部まとめて4つのファイルに突っ込む。

「全部入り」にしておけば安心だと思っていた。

実態は、引き出しを開けるたびに靴下とネクタイと領収書が一緒に出てくる状態でした。

「あの話、どのファイルに書いたっけ……」

自分の情報を自分で探せない。 我ながら、センスがない。


2. Claudeに「整理してくれ」と頼んだら、Claudeが死んだ

Xで一つの投稿が目に止まりました。

「各項目ごとにスキル化して、マークダウンファイルで分けて管理するといい」

「……それや」

そこで私がやったのは、この4ファイルをClaudeに全部読み込ませて、さらに過去記事25本も追加投入して、項目ごとに細かく分割させようとしたことです。

「一気にやれば早い」という発想でした。

結果。

「使用制限に達しました。リセットまでお待ちください」

整理が完了する前に、Claudeが沈黙しました。 記事は1行も書いていない。 分割も1項目も終わっていない。

15年前、派遣先で告げられた「君、明日から来なくていいから」が脳裏をよぎりました。

まさかAIにまで出禁を食らうとは。 我ながら、センスがない(2回目)。

原因は明白でした。 4ファイル+過去記事25本。 「整理作業の開始」だけでトークンが空になっていた。


3. Geminiに渡したら、大事なところだけ消えた

Claudeにフラれた私は、同じことをGeminiでやろうとしました。

今度はパンクしなかった。

ただし、別の問題が起きた。

「やっぱりかぁ」

Geminiは渡した情報を要約しすぎてしまう。 私が一番大切にしたい「泥臭いディテール」と「細かな数字」を、AI特有の綺麗な言葉で抽象化して、勝手に削ぎ落とす。

整ってはいるけれど、どこか他人事のような冷たい文章。 そこに私という感情が宿っていない。

何度も何度も校正を繰り返すたびに、元々あったはずの情熱が指先からこぼれ落ちて死んでいくのが分かりました。


4. 最後の賭けは、NotebookLMだった

ClaudeもGeminiも、どちらも違う理由で使えない。

「何かいい方法はないか」と、疲弊しながらXのタイムラインを漁っていたとき、一つだけ光る情報があった。

「NotebookLMが、大量のドキュメントを読み込ませるなら最強だ」

その一言を信じて、最後の賭けに出ました。

ぐちゃぐちゃの4ファイル。 過去記事25本。 失敗メモ。 そしてあの「どら焼きに敗北した夜の記録」まで。


全部まとめてNotebookLMにぶち込みました。

やり方はシンプルです。 NotebookLMを開いて、ファイルをアップロードするだけ。 あとは「これをテーマ別に分類して」と投げる。 それだけです。

25ファイルがサイドバーに並んでいる画面

Claudeのようにトークン不足で自爆することもなく、Geminiのように勝手に抽象化することもない。

NotebookLMは、渡した全ドキュメントを丸ごと保持したまま、「これはライティング技術」「これはマーケティング」「これは一次情報」と、冷徹に、かつ正確に仕分けてくれました。

チャットで仕分けを指示している画面と返答

ぐちゃぐちゃだった4ファイルが、13項目のスキルファイルへ。

「引き出しにラベルが付いた」という感覚でした。


5. 燃料タンクを整理したら、軍師が動き始めた

今の私の執筆フローはこうなっています。

スキルファイル(13項目) ライティング技術、画像プロンプト、マーケティング……テーマ別に独立したマークダウンファイル。今回の記事に使う分だけ選んで渡す。

Gemini 渡した情報をもとに骨組みを作る軍師。余計な情報が混じっていないから、省略できない。

Claude スタイルガイドを読ませて最後の味付けだけ担当する正書家。軽い負荷で動く。

たったこれだけのことが、なぜ2週間も気づけなかったのか。

「燃料はある」と思っていたからです。 ぐちゃぐちゃのままでも、あることはある。

でも軍師は、整理された燃料しか燃やせない。


6. 昨日の正解は、今日は通用しない

今回痛感したのは、AIの世界では「昨日までの正解」が今日は通用しないということです。

一つのツールに依存するのは、投資で一点集中するのと同じくらいリスクが高い。 だからこそ常にアンテナを張り、新しい武器を試す。

現在の私の体制はこうなっています。

NotebookLM → 過去記事・失敗メモをすべて読み込ませた「記憶の倉庫」兼「価値の発掘者」
Gemini → 読者の悩みを深掘りする「軍師」。重い調査と骨組みを担当 Claude → スタイルガイドを読み込ませた「正書家」。最後の味付けのみ担当

三者の役割を分けた瞬間に、執筆時間が劇的に変わりました。

「AIに使われるのではなく、AIという軍師を使いこなす」

45歳のおじさんがnoteという戦場で生き残るための、これが唯一の算数です。

その算数の入り口は、AIの使い方ではなく、自分の手札の整理から始まっていました。

琵琶湖の片隅で、80歳ローンと戦うおじさんの手の内を、全部お渡しします。


私の自己紹介はこちら👇


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ちんぱん🐒耳毛〰(˙👄˙)〰 「この記事、何か返したい」と思ってくれたなら。 スキでもコメントでも十分嬉しいですが、 チップは俺の次の記事への投資になります。 資産形成と同じで、小さな積み上げが全部燃料になります😊