見出し画像

初のAI機能を2つ作りました【個人開発】

1487文字



今週は、私が運営しているWEBメディアに細かい改善を2つほど入れていました。

正直、どちらも大したことはしていません。

それぞれ4〜5時間ほどで作った、

小さなアルゴリズム改善です。

ただ、個人的には、

今の自分のやり方を確認できた1週間だった気がします。


今週やったこと(アルゴリズム改善2件)

① 記事途中に表示する「本のおすすめ」ロジックを作った

ZINEを紹介するメディアを運営しているのですが、
記事の途中に、自サイト内の本紹介記事へリンクする
小さなカードを差し込むようにしました。

いわゆる「おすすめ表示」ですが、

  • ランダムに出すだけ

  • 手動で指定するだけ

だと、あまり意味がない気がして。

そこで、

  • 記事のタグ

  • 表示回数(impression)

  • クリック数(click)

を記録して、
記事単位で「どの本が合っていそうか」を学習する
簡単なアルゴリズムを組みました。

といっても、

  • TypeScriptで書いたロジック

  • データベースにカードのimp / clickを保存

  • 一部ランダムを混ぜる

それだけです。


簡単に表示と挙動を確認して、実装はすぐに終わりました。

でも、

「この記事では、この本がよく読まれる」

という傾向は、少しずつ見えるようになります。

毎回生成AIを呼ぶわけでもなく、
表示コストはほぼゼロ。

地味ですが、
メディアとしては、こういう部分が
後から効いてくる気がしています。


② 文学フリマ参加者向け「印刷部数診断ツール」を作った

もう1つは、
文学フリマに出る人向けの診断ツールです。

検索すると、

  • 文学フリマ 初めて 何冊

  • 文学フリマ 売れない

みたいな悩みが、かなり出てきます。


体験談の記事は多いのですが、

  • 人によって言ってることが違う

  • 条件が全然書かれていない

というのがずっと気になっていました。

なので、

  • 初参加 / 2回目以降

  • ジャンル

  • 価格帯

  • 開催地域

  • SNS告知の有無

  • 印刷費

などを入力すると、
「この条件なら、だいたいこのくらいでは?」
という目安を返す診断を作りました。

ロジック自体は、

  • 過去のブログ記事(販売部数を公開しているもの)

  • 文学フリマのイベント規模

  • 自分なりの重み付け

を組み合わせただけです。

これも4〜5時間くらい。

正解を出すつもりはなくて、
判断の軸を1本出すことが目的です。

そして、診断結果と入力内容は
データベースに保存しています。

使われれば使われるほど、
少しずつ精度を上げられる構造です。


興味がある方は、こちらをご覧ください。


今回やってみて思ったこと

最近よく、

「AIプロダクト」
「ノーコードで◯万人が使った」

みたいな話を目にします。

もちろんすごいと思います。

ただ、自分が作っていて感じたのは、

AIっぽさの本体は
チャットUIでも生成文章でもなく、
データの溜まり方と改善ループ
だということでした。

今回作った2つも、

  • 特別な技術は使っていない

  • 生成AIは、設計の相談相手

  • 実行時はほぼ通常のロジック

です。

でも、

  • 使われた結果が残る

  • 次に反映できる

  • 原価はほぼ増えない

という構造になっています。

正直、日本の多くの「AIプロダクト」より、
よほどAIっぽい振る舞いをするのでは、
と思っています。


無駄な機能を作らないために

ここ1週間で2つ作りましたが、
どちらも「必要だから作った」というより、

  • 最短で作れるか

  • 無駄になっても痛くないか

  • 勉強になるか

この3点だけを見て作りました。


完成度は高くありません。

でも、頭の体操になったし、今後の実装の引き出しが増えたので、新年のタスクとしてはちょうど良かったです。

個人開発は、
頑張りすぎると重くなります。

今の自分には、
このくらいの距離感が合っている気がしています。



また、何か作ったら書きます。




いいなと思ったら応援しよう!