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宇多田ヒカル 「COLORS」で子育ての呪いを解く

今回は書籍の紹介ではなく、宇多田ヒカルさんの楽曲「COLORS」について書きます。
※内容は個人の勝手な見解です。

20年以上前の思い出

この曲がリリースされたのは20年以上前。
私が初めて聴いたのは中学生の頃だったと思います。
当時、トヨタのCMソングとして使われていた記憶があります。

大人になって聴き直して

その「COLORS」を先日、私の妻が聴いていたので、改めてYouTubeで検索し歌詞を調べてみると、20年前とは全く違った視点で見て聴いてしまうことに気がつきました。

私には、宇多田ヒカルさんが母親との思い出を歌っているようにしか聴こえなくなってしまいました。

そうか!20年以上前から、宇多田ヒカルさんは母親のことを歌っていたのかと気がついてしまいました。

母は藤圭子さん

宇多田ヒカルさんの母親は、歌手の藤圭子さんです。
私は宇多田ヒカルさんの曲は知っていますが、藤圭子さんの曲は全く知りません。
以前、自殺で亡くなったというニュースの記憶しかなく、特に調べようとも思いませんでした。

しかし、今回改めてネットの情報を見てみると色々と衝撃的でした。

藤圭子さんの生い立ち

  • 一家はその日の食事に困窮するほどの貧しい幼少期

  • 小さい頃から歌手として親と一緒に興行へ行く

  • 北海道から上京し、下積みを積んで大スターになる

  • 結婚するが上手くいかない

  • 子ども(宇多田ヒカル)が生まれたが、自身の目の病気を抱える

  • カジノにハマる

  • 精神的に病んで飛び降り自殺

つまり、宇多田ヒカルさんもそうですが、お母さんもS級の呪いにかかっているように見えます。
ついに呪いが解けなかったように見えます。

そして、そんなお母さんを宇多田ヒカルさんは「お母さん私を見て」と言っているようにしか見えなくなってしまいました。

お母さんが得意である歌を子どもの宇多田ヒカルさんも一生懸命歌って、何とかお母さんに振り向いて欲しいように見えます。
宇多田ヒカルさんは、20年以上前からお母さんとの思い出を歌っていたのかと今更ながら気がついてしまった。

以下は「COLORS」の歌詞

ミラーが映し出す幻を気にしながら
いつの間にか速度上げてるのさ

どこへ行ってもいいと言われると
半端な願望には標識も全部灰色だ

炎の揺らめき 今宵も夢を描く
あなたの筆先 渇いていませんか

青い空が見えぬなら青い傘広げて
いいじゃないか キャンバスは君のもの

白い旗はあきらめた時にだけかざすの
今は真っ赤に 誘う闘牛士のように

カラーも色褪せる蛍光灯の下
白黒のチェスボードの上で君に出会った

僕らは一時 迷いながら寄り添って
あれから一月 憶えていますか

オレンジ色の夕日を隣で見てるだけで
よかったのにな 口は災いの元

黒い服は死者に祈る時にだけ着るの
わざと真っ赤に残したルージュの痕

もう自分には夢の無い絵しか描けないと言うなら
塗り潰してよ キャンバスを何度でも

白い旗はあきらめた時にだけかざすの
今の私はあなたの知らない色

歌詞から読み取れる意図

あくまでも個人の見解です

  • 母親の視力が悪くなり、もう明るい未来を描けない

  • 母親が精神的に病んで変わっていく

  • 母親とのドライブの思い出。母親はもう運転できない

  • 空の色もわからなくなってしまった

  • お母さんと一緒に夕日を見ているだけで良かった

  • もう口喧嘩もできない

  • 自分(宇多田ヒカル)はどんどん成長して色が変わっていく。母親が知らない色になっている。そんな私を見てほしいが、母親から見てもらえない。

  • お母さん『変わっていかないで』という願い

家庭内の事情は全く知りませんが、S級クラスの親子関係から学ぶことがたくさんある気がします。

私が中学生の時は全く気がつきませんでしたが、ある程度の社会人経験を積み、自分の子育ても経験したせいか、もう宇多田ヒカルさんの曲は母親との思い出などを歌っているようにしか聴こえなくなってしまいました。

  • S級クラスの人が抱えているもの

  • 音楽という形で自身の抱えているものを抽象化する能力

  • 周囲の人々を巻き込む影響力

改めて天才なんだと思う。これまで全く気がつかなかった。

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