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【オモコロ杯応募記事】「摂津富田」って書いてみて!


きっとそれが……
あなたの人生をかえるから…………。



初めまして。おいぶと申します。

いきなりスピったこと言ってすみません。
でも本当なんです、信じてください。

大デジタル時代とも言える昨今、手書きで文字を書く機会は減少の一途を辿っています。
かく言う私もこの記事をスマートフォンとPCで入力してるし、何ならアカウントを連携してるのでどちらの機種からもクラウドで同期して編集できちゃってます。

デジタルの権化かい。


こんな時だからこそ、今だからこそ!
私は声を大にして唱えたい!!

後生なので…………。

うん待って待って!!行かないで!!
まだわかんなくて正解だから!!ちゃんと説明するから!!



○摂津富田駅(せっつとんだえき):
大阪府高槻市富田町一丁目にある、JR西日本 東海道本線の駅である。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。

(出典:Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/摂津富田駅

○文字(もじ):
言語を、点や線の組合せで、単位(ひとまとまり)ごとに記号化するものである。言葉・言語を伝達し記録するために線や点を使って形作られた記号のこと。

(出典:Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/文字

○モウギュウダイオー(もうぎゅうだいおー):
『侍戦隊シンケンジャー』に登場する巨大戦力。両足に装備されたディスク型の車輪が回転する程モヂカラが増幅し、他の侍巨人を圧倒するパワーを発揮する。

(出典:ピクシブ大百科:https://dic.pixiv.net/a/モウギュウダイオー



【手書きを楽しんでみたい!】

冒頭でも触れた通り、大デジタル時代に突入した現代。人類は光学に裏打ちされた謎の板をポッケにしまい、「文字」と言えばフリック操作の末に出力されるか細いゴシック体を指すようになりました。

もはやデジタルの力を借りずに暮らすことなど不可能なんです。

でもね、だからこそ!
忘れたくないじゃないですか!


……たったこれだけの真実を。


そもそも文字というのは手で書くものであったわけで、我々が常日頃お世話になっている日本語なんてやつは筆だの何だので書くために作られたもののはずです。

今こそ手書きの面白さを感じよう!!





……何すかその顔。
「??(はてにゃ?)」じゃないんすよ。かわい子ぶってんの?


まぁね、わかりますよ。
手書きって面倒ぇじゃんと。

「手書きが楽しい」なんてのはユーキャンのペン習字講座を受講できる時間もお金も余裕のある高等遊民が高級ガラスペンと高級インクでのみ享受することを許されたノブレス素敵感性であって、俺たちみたいにキーボード叩いちゃ己がタイピングスピードに酔いしれ、そのクセ速さに拘るあまり「お願い」を「尾根ギア」と入力してはバックスペースの連打に時間を費やす寿司打クンには無縁だとか何とか……

思っってんでしょうがッ!!!!




違うの、聞いて。ほんとに。

今あるデジタル入力を手書きに置き換える必要なんてないんです。
というか、字が上手い必要なんてまったくない!!

見なさい!!私の字を!!

汚(きちゃな)いッ!!!!!


言ってんじゃん、デジタルの権化だって。

毎日毎日、仕事でもプライベートでもチクチクブルーライトを浴び続け、タイピングこそ速くなれど字が上手くなる隙などありゃしません。

ちなみに今ご覧いただいたのは私が会議中に取ったメモなんですが……

バカでもある。

字が汚いだけでは飽き足らず、バカでもあるんです。救いようがない。(ちなみに「ローンチ」はサービスを開始することらしい、絶対そう言った方がいいだろ。)

刺激的なデジタルコンテンツを浴び続け、視神経と脳細胞を破壊され続けた現代社会の様相、それが私です。 

被害者なんすよ。俺は悪くない。


○他責思考:
問題が発生した際に自分以外に原因があるとする考え方。物事がうまく運ばなくても自分のせいだと考えないため、当事者意識が低く責任感が希薄な傾向にある。

(出典:kaonavi人事用語集:https://www.kaonavi.jp/dictionary/tasekishiko/



前置きが長くなりましたが、手書きを楽しもうよって話!!!

バカでも下手でもいいんです。
習字とか学問知識とか、な〜んも知らん。
俺はただ、ささいな日常を楽しめるようになりたいんだ!

……わかる、わかるよ。
具体例がないとピンとこないよね。
じゃあ改めて、声を大にして言いましょう。

皆さん……


伏線回収に成功。
……入ろっか、本題。


【「摂津富田」気持ちよすぎ問題】

そもそも私が「手書きって面白くね?」と思ったきっかけが、この漢字。
普通に仕事のメモとして取った走り書きだったんですが、「おや?」と思ってもう一回書いてしまったくらいです。

何がそんなによかったんだろう?と思って、繰り返し書いたりしてみました。

思春期こじらせた鉄オタみたいになりましたが、マジな話、書いてる時すごい気持ちよかったんですよ。正直これだけ書いても全然苦じゃなかった。

何ならこの辺から1行辺りの文字数増やしちゃった。

この工程のおかげで「摂津富田」が自分にとってかなりの“好きな文字”であることがわかりました。ということでここからは、私的「摂津富田」のここすきポイントをご覧いただきましょう!


「摂津富田」ここ好きポイント

①「摂」:唯一無二すぎる!

これ!!ぶっちゃけこれなんです!!
1文字目のスタートダッシュはその熟語全体の印象に影響を与えるものですが、「摂」は他にない字すぎちゃってるんです。

まず「てへん」!

何このコンボ感!!!
2角目の縦棒が跳ねた流れでそのまま3各目のスタート位置に着地できるんです!!

さらに偏の最後の一画が「下から上に突き上げる斜めの線」になっているため、そのまま「旁(つくり)」に持って行けちゃいます。
この機能美!!!伝わってます??

ちなみにこの動きは「津」の「さんずい」にも共通しています。
やっぱりあれだ、下から上にはね上げる動きって最高かも。
そういう意味ではカタカナの「シ」とか「ン」も最高だもんなぁ〜〜〜!
(「ソ」←こいつガチで空気読めへん)


そして何より、旁(つくり)部分。

このちょんちょん!! 何!? どういう意味!?
何この上からみたコンロみたいな形!!
鍋置いても安定するんかい!!
でもその唯一無二さがカッコいい〜〜!!

あ!しかもこれ……

下から上の動作あるな!!
どうりで書き心地いいわけだよ!!

当然ながらコンボ感も最強。
「摂」という漢字、気持ちいにも程があるぞ……。


② 「津」←バランスが最高!

これもさ〜〜〜良(ぃ)んだよな〜〜〜

「さんずい」が気持ちいことは前述の通りですが、右のつくりも負けちゃない。
バランスがパーフェクトなんだよ、この牛串みたいな部分。

まずさ、頑張りすぎちゃった「ヨ」を書くじゃないですか。
んでから下に2本横棒を書くわけ。

この時点で、上下のバランスが最高。
上の部分が重たいようでいて、1番下がドッシリ長くなっていることで安定感が感じられる。
書き順的には4角連続横棒になるけど、それぞれ機能と長さが違うから飽きがこない。むしろそれがいいコンボ感を生んでいて気持ちいいんですよ。

極め付けに、最後ビシっと縦棒を一本通す!

この「繋がった感」!!
伝わってる!!?

横棒のまま終わっちゃってもそんなに悪い漢字じゃないんだけど、最後に縦棒がグッと入ることで不連続だった棒たちが1つの「カタマリ」になる。

「あぁ、完成した…」という満足感が手短に感じられる。
世界で一番小さな「映画」、それが「津」なんです。


③「富田」の親子感かわいすぎ!

親子感だぁ……?このバカ今度は何言い出すんでぇ……?
と、思ったそこのあなた!もしかすると江戸っ子かもしれません。

書いてみて!!わかるって!!

「田」2回出てきた!!!!

ね、親子感!わかったでしょ?

そうなんです。
「富田」という字を書いた時、「田」の部分を2回連続で書くことになるじゃないですか。これ、「富」を親とした親子すぎるんです。

こうした「親子文字」(仮にそう呼びます)、他にも「言語」「感心」「日時」などいろいろあるんですけど、その中でも「富田」のバランスは最強すぎるんです。

まるでドッシリと構えた肝っ玉母さんである「富」に、連れそう「田」も決して付属品にはならない強さを持った漢字。その姿はさながら塾通いの小学生男子のよう。
(メガネかけてる。中学受験頑張ってね)

「富田」それぞれかなりバランスのいい漢字だからか、並べた時にもしっかりフィットするわけです。


このように、「摂津富田」って面白文字を含みすぎてるんですよ。
少なくとも私にとってはそうです。
書いてて楽しいのはもちろん、見てても気持ちがいい!!


……と、ここで。
1つの疑問が浮かび上がってきました。

……もしかしてこれ、俺の書いた字じゃなくても美(つく)しいんじゃねぇの……??



クソ……気になる……。

他の人が書いた「摂津富田」が!!
見てえ!!!





うおおおおおおおお!!!

シュポッ

これでよし。

同じ文面を私の数少ない友人たちに送りつけてやりました。
22時17分にいきなりこんなこと言われて怖かったと思いますが、優しい友人たちのことだ、きっと良い「摂津富田」を送ってきてくれることでしょう。


【エントリーNo.1】

おぉ〜〜!!!

これは良い「摂津富田」ですねぇ〜〜!

特にてへん、さんずい、ちょんちょん部分としっかりと跳ねる力強さ。マジックの摩擦をものともしない豪快さを感じます。

縦書きにすることで「富田」の親子感も重厚。「口」→「田」→「田」の末広がりなサイズ感が遠近法のようにパースを形作り、まるで眼前に仁王立ちする「摂津富田」を見上げたような頼もしい逸品。

書いてある紙もその辺にあったゆうパックプラスの封筒!!
用紙にこだわらない破天荒さもこの作品の魅力に拍車をかけています。

まさに他人に染められることのない、芯の通った「摂津富田」。
いやむしろ、彼の芯の強さを「摂津富田」が引き出したのかもしれません。

【エントリーNo.2】

めっっっちゃいいな!!!!

あ〜〜なるほどね?てへんをしっかり書くタイプだ。

「摂津」を通して親しみを感じさせつつ、「富田」でカチッと〆る。
特に「田」の角ばり方にはある種のフォーマルさすら感じます。
抜くところは抜き、決めるところは決める。まさに“できる大人”の「摂津富田」です。

さらに、これは偶然でしょうか、紙にかかった影が絶妙に「摂津富田」を避けていて、手書き部分を浮かび上がらせています。
飾らず、それでいて見せつけるような「摂津富田」。まさに巧みの芸当。
偶然性も含め、上質な「摂津富田」を見せていただきました。


【結果】

他の人が書いた「摂津富田」もめっちゃいい!!
これが「摂津富田」の持つ魅力なのです。皆さんの摂津富田もぜひ見せてください。(これは本当に)
ちなみにメッセージはもう1人にも送っていたのですが、無視されたので一旦以上となります。





さて、「摂津富田」の魅力は完璧に伝わったと思いますが……。
最後にもう1つ疑問が湧きますよね。

そう。

他にもいい漢字あるんじゃないの!!?!?


たしかに!!!!!

1つの発見に満足するのでは研究にはならない……。次なる漢字を見つけ、未来へと物語を紡ぐこと。それこそが我々“摂津富田ー(セッツトンダー)”に課された使命なのです。ということで……


来たぞ!!!摂津富田!!!!!


往復980円と絶妙な遠さでしたが、散々書き散らしておきながら訪れないなんて失礼極まりないですから。せっかくなので周辺を散策しながら書きたくなるような文字を探していきましょう。ちなみにここからは友人Mに撮影協力をお願いしています。


おいぶ:今日はよろしくね
友人M:あいあい

さて、挨拶も済んだところで、改めて記念に一筆。


「摂津富田で『摂津富田』って書けるの気持ちい〜!」


おいぶ:
晴れ空の下書く『摂津富田』もオツですなぁ!焼肉とBBQって全然違うもんな〜!

友人M:
今日中にこの感覚が理解できるのかな…。


【探索開始】

友人M:
ちなみにどういう字を狙いたいとかあるの? 
聞いて理解できるかはわかんないけど。

おいぶ:
そうだなぁ、お店とかって許可取りが面倒くさいから、なるだけ外で見つけたいんよなぁ。

友人M:
めっちゃ現実的な目標じゃん。

おいぶ:
あと通行人が写っちゃうと大変だから人通りの少ないところを歩くことにはなるね。

友人M:
(これ本当に企画になる……??)


おいぶ:あ!!!!!

おいぶ:
見てみて、この看板!
いきなりすごいの見つけちゃった!!

友人M:
「この地下道は歩行者専用通路につき 自転車等を置かない事」…。
別に普通の看板じゃないの?

おいぶ:
気づかないかね? ここ!

おいぶ:異体字だ!!


友人M:
あぁ…言われてみれば…。

おいぶ:
「亊」って漢字初めて見た!楽しい〜!!
「事」自体もバランス良くて最高だけど、異体字も書いてて気持ちいいね〜!
思えば「津」の右側も同じなんだけど、「ラスト一画で全てが繋がる系」の字なんだよな〜!

友人M:
そんなドラマティックな字だったんだ。

おいぶ:
いいスタートダッシュを切れたな!
この調子でドンドン書いてくぞォ~!!




おいぶ:
それにしても、のどかでいい町だなー
ここは「大畑町」って言うんだ……

おいぶ:「大畑町」!!?


友人M:
何?急に大きい声出して

おいぶ:「親子文字」だ!!!!


友人M:??


おいぶ:
ほら!「田」が2回出てきた!!
いや、待てよ!どっちも要素でしかないわけだもんな!
どっちも大人か!!

友人M:
何?? ずっと何言ってるの??

おいぶ:
だから、「大畑町」って書くと「田」が2回出てくるじゃん?
でも「富田」みたいに親子ってわけじゃなくてどっちも大人なんだよ!
……言うなれば「兄弟文字」って感じか!

友人M:
よくわかんないけどお前が楽しいならいいよ


おいぶ:あ!!


友人M:
今度はどうしたの?

おいぶ:「車両出入口」!!!


友人M:
だから何なんだよ。

おいぶ:
みてみて!ここ!
「両出」の部分!!


おいぶ:「山」×3だ!!!!


友人M:
そんなにテンション上がることなのかわかんないけど…。
さっき言ってた「兄弟文字」ってやつ?

おいぶ:
たしかに「山」そのもの自体は出てこないんだけど、「出」って「山」すぎだしな…。これは「双子」カウントでいい気がしない?

友人M:
俺に聞かれても知らないよ。

おいぶ:
「両」は山を含んだ漢字なわけで、明らかに大人なんだけど、「出」が双子だとすればこれは「親子文字」に当てはまると思うんだよ。
食費とか大変だろうなぁ…。頑張ってほしい!

友人M:
「両出」に感情移入するやつ初めてみた



おいぶ:
さて、いろいろ歩き回ってそろそろお腹も減ってきたなぁー……


……あ。


友人M:
あれ、お店は行かないって言ってなかったっけ……?

友人M:
ねぇって…。

友人M:
おいぶ……??

ぷはぁ〜!!!!!!



友人M:
よかったね……。


おいぶ:
ちなみに流れで書いちゃったけど「麺」はめちゃくちゃ楽しい漢字だったな。
「しんにょう」とかと同じ「にょう」を部首に持つ漢字だけど、それがムギになってるのはお得感あっていいね!

友人M:
お得っていう扱いなんだ。

おいぶ:
お腹もいっぱいになったことだし、もうひと歩きしましょうか!



おいぶ:
しかし今日は暖かいね、すっかり春って感じだ

友人M:
たしかに、ちょっと汗ばんできたね

おいぶ:
あ………

友人M:
ん?

おいぶ:銭湯!!!



友人M:まさか……。


〜1時間後〜



ポチャァ〜〜ン(入浴の音)

友人M:
よかったね……。

おいぶ:
ちなみに撮影はできなかったけど、気になった文字は控えてきたよ。

友人M:
カタカナが多いね。選出理由はあるの?

おいぶ:
カタカナって基本的に力強く書けるから気持ち良い文字が多いんだけど、その中でも特にカクカクしたものを選んだ感じかな。
「仮設置」も角(かど)が多くて好きなんだよなぁ〜!

友人M:
一応理由はあるんだね……。


おいぶ:
さてさて、今度こそ歩こう!
お風呂入って喉乾いてきたし、ついでに何か飲み物でも……

…………!!

友人M:
……??
どうかしたの?

友人M:
あの……。

友人M:
もう好きにすればいいよ……。

おいぶ:うおおおおおおおおおお!!!!!!


宮崎名物チキン南蛮
博多鉄板餃子 5個
博多名物 皮串10本

ぷはぁ〜!!!!!!


おいぶ:
「皮串」っていいな、「皮」のコンボ感気持ちいいし、「串」も双子文字だ。

友人M:
急に分析するじゃん。

おいぶ:
今日はいろんな字を書いてみたけど、自分が好きな字の要素ってかなり「摂津富田」で説明できるんだよな。改めてこの字を好きになれてよかったよ

友人M:
理解できたかはわかんないけど、好きなものがあるのは良いことっぽいね。

おいぶ:
それだけでも伝わってよかったよ、今日はありがとうね


【まとめ】

と、いうことで。
書き散らしてまいりました。

正直この記事を書かなければこんなにいろんな文字を好きになれなかったかもしれません。そう思うと、些細なことでも能動的に好きになることがめちゃめちゃ大事なんじゃないでしょうか。

あと摂津富田がいいとこだった!!!!

きっと皆さんにも書いてて気持ち良い、好きな文字があると思います。
ぜひ探してみてくださいね。

それでは!!!!

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