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【乳がん闘病コミックエッセイ】ep12:脱毛とウィッグ(アピアランスケア1)


第12話

今回の領収書

日日伴走記

CHOCO'S column

髪の毛がない自由

脱毛のイメージって、やっぱりドラマとか映画の影響が強くないですか?
でも実際は、人によって抜け方もタイミングもバラバラで、全部ツルッといくわけじゃないって、事前にいろんな体験談読んで知りました。

私の場合はというと、もともと毛量がハンパなく多いタイプでして。
美容院に行ったらショートなのに「これ1人分のウィッグ作れるのでは?」ってぐらい床に髪の毛落ちてるし、ドライヤーにもやたら時間かかる。
だから正直ちょっと、「脱毛したらドライヤー楽になるんじゃ?」くらいの期待もありました(笑)
しかもウィッグ好きなので、「これを機にいろいろ試しちゃお〜」っていうテンションも少しありました。

でもね、もちろんそう思える人ばかりじゃない。
髪ってほんと人によっては思い入れも大きくて、治療が終わったらまた生えるとわかってても、“元どおりになるかどうか”っていう不安があるのもすごく自然なこと。
私はたまたま、そういうタイプじゃなかったってだけです!

で、私が脱毛前にやったことといえば
・伸ばしてたボブをバッサリショートに
・今しかできない!って思って髪をめっちゃ傷める(笑)

長年ショートだったけど少し伸ばしてたんですよ。でも、毛量多いまま抜けるとか想像しただけで大変そうだったので潔くカット。
しかも「どうせ抜けるし今しかできん!」と、がっつりブリーチもやって髪色遊びました(笑)楽しかった〜!

実際、抜け始めたら予想以上の量で…早々に坊主に。
でも、坊主にしても“脱毛が止まる”わけじゃなくて、あくまで「抜ける髪が短くなるだけ」って感じです。そこは要注意!
私は寝るときネットキャップかぶって、風呂上がりは頭にコロコロ。
ちなみに坊主頭にコロコロしても、全然痛くなかったです(笑)

ウィッグは「リネアストリア」と「ブライトララ」で主に買いました。
理由は、医療用でも値段がお手頃で、人毛も人工毛もあって、デザインと色の種類がめっちゃ豊富だったから!
最初はボブ・ショート・ロング…ってテンション上がっていろいろ買ったけれど、結局よく使ったのは2つくらい…笑
とはいえ安価だったからこそ色んな髪型を試す勇気になったし、気分によって使い分けられるのは凄く楽しかったです。
髪の長さまで変えられるからヘアアレンジも楽しめました。

しかし抗がん剤開始が夏。夏のウィッグはめちゃくちゃ暑い!!
仕事以外ではインナーキャップ+ターバン巻いて外出してたので真夏の出番はそんなにありませんでした。

今のウィッグって、人工毛でも本当に自然!
量も多すぎず少なすぎず、中には生え際がフロントレース仕様になっていて、前髪を分けても違和感が少ないものもあります。感動モノです。
もちろんお金をかければ人毛の方が長持ちするし、自然な仕上がりにはなるけど、正直「しっくりくる1個」があれば十分だなって思いました。

余談ですが、脱毛は髪の毛だけが抜けるわけじゃなく全身の毛が抜けます。
髪の量だけじゃなく全身の毛量が異常量だった私。
眉毛もまつ毛も抜けたけどこんなに全身ツルツルなんて全身脱毛をした気分になってテンションあがりました。顔の産毛もなくなったので顔色は悪いけど化粧ノリは逆に良かったです。
抗がん剤治療後の今はモジャモジャ生えました。
髪の毛とまつ毛と眉毛以外はそのままでいてほしかったーー!

【CHOCO/ちょこ】
Instagram:https://www.instagram.com/choco_phototime/

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