ミツマタ&イワウチワ群生地のハシゴ旅
栃木県には春を告げる花の群生地が数多くある。今回は茂木町にあるミツマタ群生地と那珂川町にあるイワウチワ群生地を歩いて来た。どちらも週末には多くの人が訪れるのでゆっくり鑑賞出来る平日に歩いた。
ミツマタ群生地
まずは茂木町のミツマタ群生地へ。駐車場にクルマを停めて未舗装の林道を歩き出す。清々しい空気の中であちらこちらの木々からウグイスの鳴き声が呼応する。群生地の入り口に近づくと甘い香りが漂っている。ミツマタの香りだ。
いよいよミツマタの遊歩道へ。足元はウッドチップを敷き詰めてあって歩きやすくなっている。緩やかに坂を登るとミツマタの黄色く丸い花が一つ二つ目に入る。「これがミツマタかぁ」と思いながら緩やかに右に曲がる小径を進むと「うぁ!コレコレ」と言う光景に出会う。小さな沢を挟んだ斜面一面が黄色く見える。群生地の迫力を実感する。

小径に覆い被さるミツマタのトンネル。間近に花を眺めながら甘い香りに包まれる。のんびりと30分ほどの遊歩道散歩を楽しんだ。山を歩きたい方はそのまま鶏足山〜焼森山の登山道を周遊しても楽しい。

管理協力入山料500円 駐車場に仮設トイレあり
イワウチワ群生地
イワウチワ群生地へ。烏山の街から那珂川沿いにクルマを走らせ那珂川町へ入るとすぐに富山舟戸イワウチワ群生地がある。未舗装の林道を奥まで進むと30台ほどの駐車場に着く。案内板に従い斜面を上がると入山受付がある。お目当てのイワウチワはさらに山の斜面を上がる。今年は多少開花が遅れているようで満開までにはまだ数日かかりそうだ。でも斜面を登るに従い可愛いピンクの花が迎れた。

緩く付けられた鑑賞ルートをのんびり歩いても良し、斜面の上部まで上がる健脚ルートに挑んでも良いだろう。今日はある理由が有って健脚ルートを選んだ。それはシュンランも楽しめると聞いたからだ。春を告げる花として文字通り「春蘭」と書く。華々しさは無いがイワウチワとは良い対比となる。

急な斜面に切られた階段を登る。徐々に斜面のイワウチワが花を開き始めて来た。麓より上の方が咲き揃っている感じだ。イワウチワとシュンランに見惚れながら階段を上り切る。尾根付近でもイワウチワを眺めながら鑑賞ルートと合流する。まだまだ蕾が目立つから咲き誇った時はさぞ見事な斜面になる事だろう。

麓まで下って来てショウジョウバカマの花畑をぐるっと周る。こちらもまた違った雰囲気の花が楽しめる。かなりの数の花が咲き並び見事な眺めだ。図らずも数種の花を楽しめたイワウチワ群生地だった。

入山料400円 駐車場に仮設トイレあり
