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マンサクが咲く山へ

 天気予報が連日スギ花粉の飛散が最盛期を迎えていると伝えて来る。アウトドア系の趣味を持つ者としては予報と睨めっこしながら遊ぶ算段をする。出来れば外に出たくないが、それと裏腹に身体を動かしたい気持ちが抑えられない。今日は午前中だけ晴れると聞いて近場の山にサッと行って帰って来ようと出かけて来た。
 登山口となる仏生寺の駐車場に着いたのが8:30。まずは本堂にご挨拶をして登山道へと向かう。仏生寺は日光開山の祖『勝道上人』の生誕の地となっている。

仏生寺

 この登山道の路端には『新四国霊場』の石碑が建てられていて霊場巡りが出来る様だ。因みに最初のピーク「錫杖峰」には67番の石碑が建っていた。ここからはこれから向かう浅間山が目視出来る。

新四国霊場石碑

 登山道を進み分岐を右に折れ浅間山へと向かう。途中『マンガン坑跡』という標識が気にはなったがとりあえず山頂方面へと向かう。小さな石祠がある浅間山山頂は見晴らしもよく我が住む町を眺める事が出来る。その先には薄っすらと日光連山も見えている。

浅間山からの眺め

 大政山へと向かうために歩いて来た道を引き返すが、やはり『マンガン坑跡』が気になる。行かずに後悔するのも嫌なので足を向ける。5分ほどで『マンガン坑跡』に着いた。大きな洞穴の様だが人工的な採掘跡なのだろうね、たぶん。

気になるマンガン坑跡標識
これがマンガン坑

 登山道に戻り大政山山へと向かう。北コース、南.中央コースと記された分岐がある。北コースをいけば大政山へすんなり行けそうだがなるべく同じ道を歩きたくない思いから南.中央コースへと向かう。いきなり急な下り坂を下り何と三谷地区からの登山口に降りて来てしまった。まあコレも良し。

三谷地区登山口

 中央コースを辿り大政山へと登り返す。途中、稜線に上がり北コースと合わせると大政山山頂も間近。大きな山頂表示板があり『だいしょうざん』と振り仮名がある。『おおまさやま』だと思っていたが見事に間違っていた。

大政山表示と三角点

 大政山から来た道を引き返し中央コースとの分岐を北コースに進む。ロープが張られた結構な下り坂を降りる。降り切った所に『無言坂』と記されていた。確かにコレを登るなら無言になるだろう。

無言坂

 程なくコース外の分岐に出会う。正規ルートから外れて『マンサクの丘』へと向かう分岐だ。今の時期しか見られないマンサクの花を見るためこちらのコースへと足を進める。
 マンサクの花を見たいとは言いながら未だ見たことも無い。「マンサクの丘」というくらいなのでウメやサクラの様にごっそり集団で咲いているものと思っていたら全く違った。途中のベンチで休んでいた登山者に「それがマンサクですよ」と教えられて初めて目にした。たぶん誰もいなかったら通り過ぎていただろう。「コレがマンサクかぁ」と写真に撮る。思いがけず春蘭にも出会い満足して下山。ルート表示はないもののしっかりとした登山道を下り里まで降りて無事クルマまで帰って来た。

マンサクの花
春蘭

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