高性能ゲーミングPCや暖房器具で壁のコンセントが壊れたり火事になる?
nite(製品評価技術基盤機構)という独立行政法人は国が作った組織で、「自宅の火事を予防するために注意すべき事」を色々サイトやyoutubeの動画でアップしています。
上記のniteのyoutubeチャンネルは是非登録し、自分はもちろん家族も「これをやったら火事になってしまう」というのをそれぞれの動画でしっかり学んでください。
また、各動画は時々見返すようにもしましょう。
最近は寒くなってきたので電気や灯油のストーブを使う人も増えていくと思いますが、それらについても「意外な事で火事になる」というのを動画でアップしています。
・高性能ゲーミングPCで火事になる?
「電源タップはそのタップの最大容量(1200wか1500wの商品が多い)を超えたら火事になる」というのを知っている人は多いでしょう。
色々な機器をつなぎ、同時使用電力量がその値を超えるとタップが高熱になり発火し、そのまま火事になって自宅を全焼して失うという事になります。
この電源タップの最大容量については
私が出しているレトロゲーム機の火事対策本の中でも書いているように、「電源タップを購入してから年月が経過すると、より発熱しやすくなってしまうので、合計電力使用量にはくれぐれも注意しないといけない」というのがあります。
ケーブルは経年劣化すると電気が流れた時により発熱しやすくなる事があるのです。
たとえば製品として合計1200wまで耐えられる電源タップであっても、だいぶ長い年月そのタップを使い続けると合計が1000wを下回る状況でも高温により発火し、そのまま火事になって自宅や自分達の命、大切な物を失うという事になってしまうのです。
これについては上記のniteのyoutubeチャンネルでも注意を呼び掛ける動画が過去にアップされていたと思います。
実際に毎年起きている多くのタコ足配線による火事と家屋焼失については、「実際はその電源タップの使用可能合計ワット数より下回っていた」というケースもわりとあるのです。
多くの人達は「電源タップに記載の使用可能合計ワット数を下回れば問題ない」と思いこんでいますが、古くなった電源タップではその数値をもっと下回って考えないといけないのです。
こういうのもあるからこそ、「電源タップは数年ごとに買い替え推奨」となっています。
同じ電源タップを長く使い続けてはいけません。
・壁のコンセントも同時電力使用量が決まっている
電源タップ同様に壁のコンセントも同時電力使用量が決まっていて、一つのコンセントで合計1500wまでとなっています。
壁のコンセントの一つの穴ごとに1500wではなく、一般的な2穴や3穴のコンセントはその2穴や3穴の合計ワット数が1500wを下回るようにしないといけないのです。
1500wを超えてしまうと、
・壁のコンセントが高熱により壊れてしまう
・壁のコンセントが高熱になり発火し、そのまま自宅が燃える
というのがあるのです。
また、一度高熱により破壊されたコンセントはそのまま使用を続けるといつ出火するかわからない非常に危険なコンセントになってしまうため、きちんとした工務店にコンセントの交換をすぐに依頼する必要があります。
youtubeにコンセントの交換動画がアップされているからといって、電気工事の資格を持っていない人はコンセントの交換を自分では絶対にしないでください。
(火事の原因になります)
・高性能ゲーミングPCは接続方法を考えないといけない
高性能ゲーミングPCはその電力使用量がかなり高いため、壁コンセントや電源タップへの接続方法をきちんと考えないといけません。
RTX-5090とか搭載のPCの場合は瞬間使用電力量が800wくらいになる事もあります。
できれば高性能ゲーミングPCの場合は一つの壁コンセント(コンセントの穴ではなく壁のコンセント一つ)にPC本体を接続するだけにし、他の機器はそれ以外の壁コンセントのところへ接続するようにしてみましょう。
金銭的に余裕があるなら工務店に壁のコンセントを増やしてもらう工事をしてもらうのも良いかもしれません。
(エアコン用コンセントみたいにブレーカーも別にすると尚よい)
・電気式の暖房器具やドライヤーも使用に注意を
電気式の暖房器具は消費電力量がかなり高いため、これらは「絶対に電源タップや延長ケーブルを介して使用しない事」と各製品の説明書に記載されています。
しかし実際は電源タップや延長ケーブルを介して接続してしまっている人もいるようです。(かなり危険です)
これらも壁コンセントに接続して使用する場合、やはり「一つの壁のコンセントで合計1500wまで(2口でも3口でもその合計数)」というのを意識しないといけません。
電力使用量が大きい暖房器具を接続している壁コンセントの他のプラグ穴にそれなりに電力使用量がある機器や電源タップを接続してしまうと、合計ワット数が1500を超えて壁のコンセントを壊したり、発火して火事になってしまいます。
「電源タップの合計ワット数超え」には注意しても、「その合計ワット数が電源タップの経年劣化によりどんどん下がっていく」とか「壁のコンセントの方にも合計ワット数の制限がある」というのを知らない人はかなり多いのです。
その知らない事が原因で自宅を火事で失ったり、自分や家族の命を失くすという事にもなりかねません。
