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【読書感想文】「風の谷」という希望を読んで

私、小さい頃から国語という授業と科目が嫌いでした。成績も点数も高評価をもらったことがありません。活字が嫌いなわけではありませんが、でも国語は嫌いでした。でも、読書感想文だけは好きでした。大手新聞の書評なるコーナーもとても好きで子供の頃から読んでいたと思います。
今回は、我々の業界で話題になっている標記の本を読んでみての読書感想文を書いてみました。ご笑覧ください。

理論と現場のラップ、その間にある反省

『風の谷という希望』は、66万字、そして1.07kgという、片手で持ち続けるには筋トレが必要な重さの本でした。けれども、本の重さ以上に、私の中でずしりと響いたのは、その中に詰め込まれた「疎空間」の未来を本気で描こうとする意思の重さでした。

著者・安宅和人氏が示す「疎空間」の定義は、人口密度40人/km²以下のように物理的にスカスカな土地で、インフラや経済循環が成立しにくい場所。それを「地方」と単純に対比するのではなく、都市に負けない選択肢に作り変える。そのために、経済的自立、レジリエンス、求心力、文化価値創造という4本柱を据え、自然、インフラ、エネルギー、ヘルスケア、教育、食と農という6つの実装領域を組み合わせるという設計図が描かれています。

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