喋り一流、知識三流と言われた日から
社会人大学院に通い始めた頃、主任教授の根本祐二先生から「岡崎さんは、喋り一流、知識三流」と酷評されました。もう一人、アメリカに精通した教授からも「プレゼン能力は素晴らしい。でも知識量が圧倒的に足りない」と言われました。
褒めているのか刺しているのか分からない、絶妙な二段構えです。焼肉で言えば、最初に上タンを出して安心させてから、いきなり中本の北極ラーメンが出てくる感じです笑。胃が鍛えられます。
そして決定打が来ます。
「喋りやプレゼンは、練習しても上手になるのは難しい。その能力を持っているのは本当にすばらしいこと。それを活かしきれていないのがもったいない。活かすためには、知識、知識、知識。それを得るには、ホームワーク、ホームワーク、ホームワーク」
ここまで言われて、やるか、やらないかは自分の問題です。
怒られたことより、選択肢を突きつけられたことの方が怖い。人は、殴られるより、鏡を渡される方が効くのです。
18ヶ月、人生で一番「机に座った」時間
34歳から18ヶ月。たぶん人生で一番勉強したし、本を読んだと思います。
この期間で分かったことがあります。
知識は「飾り」ではなく「運転免許」だということです。
喋りはハンドルさばきに似ています。曲がる、止まる、加速する。見せ方としては大事です。
でも知識がないと、道路標識が読めません。目的地が分からないまま上手に運転しても、到着するのは「どこか」です。しかもだいたい、戻るのに高速代がかかります。
プレゼンが上手いのに中身が薄い。
これは一見、得をしているようで、実は借金です。信用を前借りしているからです。前借りは、いつか利息が付いて返ってきます。しかも地方の現場は、利率が高い。なぜなら、誤魔化しが効かないからです。
ゼロを1にできない。でも100を1にできる
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