幸運の鍵 第373話
《令和4年4月8日(金)》
物事を成し遂げようとすると、周囲の人や組織が助けてくれるものです。もちろん主体であるのは自分自身であり、自分が努力しないと何も始まりませんが、子供の頃であれば、高校に入るのも大学に入るのも、経済的に親が支えてくれます。社会に出ても、収入を得るための仕事は会社が組織として教育し、一人前になるまでサポートしますね。また金額的に十分かどうかは別にして、児童手当、生活保護、健康保険、年金…等々、国家として国民の生活を守る制度が整備されています。私達は長い人生において、様々な周囲からの助けにより生きているのです。しかし、あくまでも生きていく主体は自分自身です。誰かが守ってくれるのが当たり前と思ってはいけませんね。初代内閣総理大臣、伊藤博文は次のように言っています。
「いやしくも天下に一事一物を成し遂げようとすれば、命懸けのことは始終ある。依頼心を起こしてはならぬ。自力でやれ」
少し前に政治の舞台で、自助•共助•公助の論戦がありました。自助が主体になるのは冷たいなどという論調もありました。もちろん、自分だけでできないことは多々あります。私は震災を経験しましたが、避難先の小学校で、食べ物や飲み物、寝具等を皆で持ち合い、校庭には焚き火を焚いて助け合ったこと…それは共助の経験です。数日後、関西方面から医師や看護師が救援活動に来てくれました。そして自衛隊が水や食料を持ってきてくれたこと…それは公助の経験です。
人が生きていくためには、周囲の助けがなければ生きていけません。しかし、それは自分自身がしっかりと生きていくための努力を怠らないことが前提です。今、ウクライナ戦争が悲惨な状況に陥っています。日本に置き換えてみると、日米同盟によって日本に何かあったら米国が助けに来てくれることになっていますが、それはあくまでも日本が必死で抵抗した場合でしょう。わが国は平和国家なので…とか言って、戦いもしない状態なら、米国民は、どうしてそんな国のために自国の若者が命を賭けるのか…という世論が湧き上がることは当たり前のことです。
何事も生きていく上で大切なのは、自分の努力です。自分が一生懸命生きていく覚悟と努力を行動に示して初めて、家族も会社も、地域社会も国もサポートしてくれるということを忘れてはいけません。そして幸運も、自ら努力する人の所に訪れて来るのです。まさに「天は自ら助くる者を助く」ですね。
今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
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数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!