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"ゴースト夫"に会いたくて〜老後に感謝!〜第25話

つい最近、生物学者の小林武彦先生のPIVOTを見て初めて「人間以外の生物は老いを経験せずに死ぬ。多くの生き物は、子孫を残すための繁殖行動が終わると同時に生物としての役割も終え、静かにこの世を去る。」ということを知りました。


今回はそれを知った時のショックを漫画にしてみました。


陸上動物で唯一与えられている「老後」というもののありがたみを、ほとんどの人たちは理解していないですよね。「老後=加齢の恐怖」のように考えてしまうから、世間では健康長寿でいるためのノウハウ的なことばかりが騒がれています。


健康のために毎日何歩歩こうじゃなくて、ただ歩くでもいいじゃない。楽しむために飲酒するんだから、何は何杯までとかどうだっていいじゃない。目的を持って何かをしなくたっていいじゃない、ただやりたいだって。


老後のために出回っているいろんな情報に惑わされてしまいがちだけれど、人間に与えられた「老後」という時間そのものに感謝すれば、その過ごし方に良い悪いもないと思うんですよね。


なんか、老後って65才過ぎたくらいのことを思っていたから、夫は72才で亡くなってしまい、ほとんど老後なく旅立ってしまったと思っていたんですが、私と出会った頃、すでに生物学的には老後だったのなら、リタイアしてこれからが楽しく過ごせるはずだったのにかわいそうなどと思う必要もないような気がしてきました。

夫の老後には私と一緒に楽しんだ時間が20年もあったのだから。


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