再生成時も署名だけ抜け落ちた|UHF-NT-063
提出媒体(映像):
https://youtu.be/WLSBmmHZ1y4
【注意】署名照合<99%は破棄してください。
記録コード:UHF-NT-063
通称:空署名稿(からしょめいこう)
封印難易度区分:Class-STANDARD
提出者コード:UHF-OBS/NT-08
カテゴリ:NT(名前・言語干渉型)
発見地
関東圏データ監理局の文書編纂端末にて、20██年█月の局間調査報告作成中に検出された。
周辺機器の監視ログには異常開始時刻前後で小規模な負荷変動が複数記録されていた。
存在の性質
1. 外見・形態
問題文書は監理局標準書式と完全一致し、段組・小見出しも同型。
ただ署名欄に限って空行が規定幅で挿入され、再生成時も必ず同位置に欠落が見られた。
2. 行動・反応
端末がオフライン状態でも自動入力され、ログには他局端末から転送と記録されるが、実際には生成・保存履歴がどの媒体にも残っていない。
3. 干渉(感覚異常等)
編集中の複数職員が「以前提出した感覚がある」と証言する一方、照合記録にその履歴は見つからず、再確認の際に記憶が曖昧化する例が多発。
封印理由
封印記録と99.8%以上一致する未署名文書が、複数端末へ同時に挿入された。
ODL-XF-366系断片ログとの短周期照合を繰り返し通過し、署名照合が不可能となったため封印対象に指定。
封印方法
監理局全端末に署名欠落構造検出時の自動暗号化機能を導入。
自動隔離した文書を物理メディアに集約し、署名照合不能な領域へ保存。
CDIL系照合率UIにより週次再照合を行い、閾値超過時は単位ごとに完全破棄を実施。
封印維持条件/代償
隔離以降も同様の文書が別形式で現れる頻度が徐々に増加。
照合統合局ログでは一時71%の照合率を記録し、担当者には隔月の署名訓練が義務付けられた。
封印区域では署名行が自動削除される例が報告され、維持に伴う負荷が増大しつつある。
封印室内でのみ視界が青色に反転したまま五秒続く。
禁止事項
当該署名欠落文書の部分引用
局間ネットワーク上での同形式報告の転送
文章構造を利用した再テンプレート化の試行
封印後の余波
封印後も提出フォルダから独立した複製が自動生成されている。
TEMP-LOG/NT-063には同期率67%で「署名:未解決コード」と表示されるログが散見された。
封印室内では一時的に視界が青色へ転移し、五秒間持続する現象が確認されている。
補助記録
異常体験談
読取時に「自分が以前書いたように見える」と複数職員が証言。照合では誰の履歴にも該当せず。
封印破綻報告
他局の隔離端末群で同文書が同期生成し、照合率87%の断片ログを複数検出。
観測断片ログ
署名行が欠落し「未解決コード」と表示、照合率67%。
現地資料
印刷ログ控えおよび署名未定義領域の構造比較図を保管中。
