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タイのボクシング新旧世界王者がルンピニースタジアムに集結👊👊〜WBCチャンピオンズナイト(2021年12月6日)

この12月6日に、バンコクのルンピニースタジアムで、WBCチャンピオンズナイトというイベントが開催されました。コロナ禍の影響もあり、入場者を関係者のみ120人とした中で、タイの新旧WBC世界チャンピオンが一堂に会しました。このWBC世界チャンピオンについては、プロボクシングの世界王者のみで、WBCムエタイの世界王者は含みません。(2021年12月20日・某サイトにて掲載)

会場では、すでに故人となった世界王者や、所用で来られなかったサーマート・パヤクアルンさん、コンパヤック・ポープラムックさんなどを除き、19人の王者が顔を揃えました。

このイベントの主催はWBC(WBCアジア)ですが、タイでこのような催しが開かれたのは初めてのようです。今回、日本人で唯一、取材許可を得ましたので(他に申請者はいないと思います)、イベントの様子を紹介したいと思います。

WBCチャンピオンズナイト、このようなイベントはタイ初だそう
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集結したチャンピオンたち

会場ではチャンピオンが勢ぞろい


会場のルンピニースタジアムに着くと、まず入場者は全員、ATK検査を受けます。会場前で15分ほど椅子に座って、検査結果を待ちます。

私はイベント開始1時間前に到着しましたが、結果検査待ちの間に、チャンピオンたちが続々会場入りする姿も確認することができました。マスク越しでも、チャンピオン達はオーラがあり、すぐに誰が誰だか分かります。

ポンサックレック、チャチャイ、イーグル、パンヤ、オーレイドン、ウサナコーン

会場前で見かけたのは、一度取材させて頂いたチャチャイ・サーサクンさん、井岡一翔選手と対戦したオーレードン・シッサマーチャイさん、日本で何度も防衛戦を行ったポンサクレック・ウォンジョンカムさん、日本人選手と激闘を繰り広げたウィラポン・ナコンルアンプロモーションさんでした。


表彰式の様子


イベントでは、当日出席した19人の現、元世界チャンピオンが1人づつステージにあがり、表彰されました。

表彰の前に19人それぞれの3分程度の紹介ビデオが流れますが、懐かしい試合映像もあり、ボクシングマニアとしては感動しっぱなしです。

日本でもおなじみのシリモンコン・シンマナサックさんの紹介ビデオで、そのキャリアのクライマックスとなっていたのは、長嶋建吾さんとのWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチでした。

右から3番目にシリモンコンさん、その左はサマンさんナパさんは左から4番目

シリモンコンさんは日本で辰吉丈一郎選手に負けて世界王座を失いましたが、階級を上げて再度日本に乗り込み、衝撃のKOで長嶋さんを下し、世界王座に輝いて辰吉戦の無念を晴らした、というストーリーでした。

その後、マイケル・クラークとのアメリカでの激闘(WBCライト級挑戦者決定戦)を経て、100戦のキャリアを築いたと紹介映像はシメられていました。

元ストロー級王者ナパ・キャットワンチャイさんの表彰時では、懐かしい井岡弘樹戦、大橋秀行戦のビデオも流れました。

ステージ上はシーサケット

すでに故人となった5人のチャンピオンについてもビデオ紹介がありました。ポーン・キングピッチ氏、センサク・ムアンスリン氏、パヤオ・プーンタラット氏などですが、ポーン・キングピッチ氏の紹介ビデオは、日本のテレビでよく見たファイティング原田さんにラジャダムナンスタジアムでリベンジした映像で、海老原さんに衝撃初回KO負けの映像は流れませんでした。

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3戦で世界王者となったセンサク・ムアンスリン

出席した19人、故人、未参加の4人、それぞれのビデオと表彰でなかなか長時間になりますが、著者のような古くからのボクシングマニアには飽きません。


イーグル京和と再会


表彰時に世界チャンピオンがそれぞれ、ステージ上で手短に挨拶をしました。イーグル京和さん(デーン・デュラパンさん)も表彰され、関係者への御礼を意を述べました。

イーグルさんは日本で活動して世界王者となった為、タイでは異色の選手と言えます。現在、パタヤでムエタイ・ボクシングジム、イーグルジムを開かれており、ジムは地元の練習生で賑わっています。

著者は4年前のナイスミドル挑戦時(東京フェイスで定期的に行われているキックボクシング版シニアファイト)に、イーグルジムで何度か練習させて頂いたことがあり、その時以来のイーグルさんとの再会となりました。

イーグルさんも著者のことを覚えて頂いていたようで、大変光栄でした。コロナ禍以降、パタヤも大変ご無沙汰していますので、再度の訪問(取材とムエタイ練習)をお願いしました。

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イーグルさんとポンサクレックさんの2ショット


スリヤンとタノンサックも出席


著者が何度か取り上げたウルフボクシングジムからも、スリヤントレーナー(元WBC世界スーパーフライ級チャンピオン、スリヤン・ソールンビサイ)も、タノンサック・シムシー選手と参加していました。

タノンサック選手とスリヤン

12月19日に自主興行・fight of the wolf No.4が開催されますが、メインに出場のタノンサック選手も試合に備えて仕上げているそうです。


ウィラポンの「チャンピオンの家」


他のチャンピオンについては、ウィラポンさんは、チャイヤプーム県で「チャンピオンの家」というタイ料理屋さんを経営されており、日本人ファンで訪問された人もいると思います。

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ウィラポン夫妻

最近は近隣のマハラサカム県で、ボクシングのコーチの仕事もしており、以前のように毎日「チャンピオンの家」で調理、接客はしていないとのことでした。

ウィラポンさんがコーチの仕事の際は、奥さまと娘さんがお店を切り盛りされているそうです。


チャチャイ・サーサクン、オーレイドンも出席


チャチャイ・サーサクンさんは、12月14日にプーケットでの防衛戦を控えるWBAミニマム級チャンピオン・ノックアウトCPフレッシュマート選手のトレーナーをしています。

ノックアウト選手とプーケット入りしながら、このイベントの為にバンコクに戻り、すぐにまたプーケットに帰るそうです。イベントに出席したWBCミニマム級現チャンピオンのパンヤ選手のトレーナーも担当しています。

プーケットと言えば、今回出席されたオーレイドン・シッサマーチャイさんもプーケット在住で、そちらでジムを開かれています。いずれ、プーケット取材も行いたいところです。


パンヤ、ワンヘン、シーサケット、サマン、ムアンチャイ


現役の選手(WBCチャンピオン)では、現チャンピオンのパンヤ・プラダブシリ選手、パンヤ選手との再戦(2022年1月予定)を控える前チャンピオンのワンヘン・CPフレッシュマート選手、カルロス・クアドラス選手との試合が先延ばしになっているシーサケット・ナコンルアンプロモーション選手が出席していました。他にもサマン・ソーチャトロンさん、ムアンチャイ・キティカセムさんの姿も見られました。


最高齢のベニス・ボーコーソー健在


今回出席したチャンピオンの中での最高齢は、1972年に世界王座に就いた元WBC世界フライ級チャンピオン、72歳のベニス・ボーコーソーさんでした。

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ファイティングポーズを決めるベニス・ボーコーソー

ベニス・ボーコーソーさんはこのイベントの目玉として、集合写真では常に真ん中で写られていました。ジャージでファイティングポーズをきめて、元気な姿を見せていました。

WBCのチャンピオン以外にも、WBAチャンピオンだったカオサイギャラクシーさんも招かれていました。カオサイさんは、タイのボクシング業界へ多大な貢献をしたということでWBCから表彰されました。

↑ ↑ タイのテレビで紹介されたチャンピオンズナイト(ナイトオブチャンピオンズ)の様子

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