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ラーメンに欠かせないレンゲの秘密|正しい使い方・歴史・名前の由来は?【知っているようで知らないシリーズ④】

この記事で伝えたい3つのこと

レンゲを使ったスマートなラーメンの食べ方
レンゲに隠された日本人ならではの意味
「レンゲの歴史」と「名前の由来」とは?

はじめに レンゲってどう使ってる?

ラーメンを食べるとき、当たり前のようについてくる“レンゲ”。
読者のみなさんは使っていますか?

先日投稿した尾道ラーメンの記事は、おかげさまで大好評でした。

一方で、僕のラーメンを食べる姿を見た家族が
「レンゲの使い方変じゃない?」
と言うのです(!)

僕はレンゲに麺を乗せて食べることが普通だと思っていたのですが、まわりに聞いてみると

「えっ? レンゲって、スープを飲むためじゃないの?」
と言う声や、
「具を乗せて食べるためじゃないの?」

など、さまざまな声が聞こえてきました。

レンゲの使い方って、人に聞いたこともないし、よく知らないです


「これって本当にスープ専用の道具?」
「麺をのせて食べるのはマナー? それとも邪道?」

そこで気になって調べてみると、レンゲには日本独自のマナーや歴史が隠れていました。

そこで今回は「知っているようで知らないシリーズ」第4弾として、レンゲの使い方から歴史、名前の由来まで掘り下げます。

読み終わった頃には、きっとレンゲを手にする目が変わるはずですよ。

1、レンゲの正しい使い方とマナーとは?

ラーメン店で出てくるレンゲ。
多くの人は「スープを飲むためのもの」と思っているかもしれません。

しかし、マナーとして推奨されているのは、実は麺を食べる際の補助として使う方法なんです。

1-1 麺をスマートに食べる“補助アイテム”だった

多くの人は「スープをすするためのもの」と考えていますが、実はマナー上は 麺を食べるときの補助 として使うことが望ましいとされています。

例えば、レンゲの上に麺を少し乗せてから口へ運べば、汁の飛び散りを防ぎ、音も控えめにできます。周囲への配慮を重んじる日本人らしいマナーですね。

ラーメンの麺を豪快にすする事は食べていて、気持ち良いかもしれませんが、スープが飛び散ったり大きな音がするなどして、周りの人が良い印象を持たない場合があります。

とは言え、これは日本独自の文化で中国を始めとした他の国で決まっているわけではありません。

これは日本人らしい周りに配慮したマナーですね。

1-2 いつから広まったのか

ラーメンが日常的に食べられたのは戦後からだと言われているので、昭和30年代ごろから定着したと言われています。

戦後は屋台のラーメンが増えて、食べる人が増えました

つまり、意外にもこの文化はまだ70年ほどの歴史しかない新しい習慣なんです。

1-3 レンゲの正しい持ち方は?

正しいレンゲの持ち方は、レンゲの溝の中に人差し指を入れ、柄の部分を親指と中指ではさむようにして持つことが基本となります。
(僕は今までずっと鉛筆持ちしてました💦)

レンゲのへこみは、人差し指を入れるためのもの

この持ち方をすれば安定し、片手で箸・片手でレンゲを持つ“二刀流スタイル”が完成します。

麺を箸でつかんだら、レンゲに軽くバウンドさせてから口に運んでみましょう。
これだけで、食べる姿がぐっと上品になりますよ。

1-4 具材はどうする?

麺だけでなく、野菜やチャーシューを一緒にレンゲにのせて「ミニラーメン」のようにして食べる人もいます。

ただし、これは場面によってはマナー違反とされることもあるので注意しましょう。

基本的には麺を中心にレンゲを使うのが無難です。

2、マナーが生まれた背景

2-1 日本人ならではの「配慮の文化」

もちろん、日本では麺を直接すすって食べる人も多く、それが決して「間違い」ではありません。

ラーメンは豪快にすすって食べるのも醍醐味ですが、フォーマルな席ではそうはいきません。

音や飛び散りを抑えるために“レンゲ+箸”という食べ方が広まったのは、まさに日本人が大切にしてきた 「他人への気遣い」 の表れだと言えるでしょう。

2-2レンゲの歴史と名前の由来

では、なぜこのような使い方が広まったのでしょうか。

レンゲ自体は古くから存在しており、平安時代に中国から伝わった食器です。

名前の由来は、形が蓮の花びらに似ていることから「散蓮華(ちりれんげ)」と呼ばれるようになったと言われています。

蓮華の花の形が由来なんですね

ただ、このレンゲの使い方を、誰がいつ頃から始めたのかがはっきりしていないそうです。

多い意見としては、ラーメンと結びつき、「麺をレンゲにのせて食べる」というマナーが広まった戦後のことと言われています。

→戦後の1950年代後半にレンゲの使用が一般化
→1960年代には「マナー」として定着

つまり、意外にもこの習慣は戦後の比較的新しい文化なんですね。

まとめ レンゲの使い方は配慮から

この記事を読んで、レンゲはただのスープ用スプーンではないことがわかっていただけたかと思います。

それは、日本人が育んできた「他者への配慮」の心が形になったものなのかもしれません。

今日から、いつものラーメンを食べる時、ぜひレンゲに注目してみてください。

きっと、一杯のラーメンがもっと美味しく、特別なものに感じられるはずです。


最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
みなさんはどうやってラーメンを食べていますか?
みなさんのスタイルをぜひコメント欄で教えてください。
今度ラーメンを食べる時に、普段意識していなかったレンゲの使い方について、気に留めてくれたら嬉しいです。


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