【親子の会話】娘の真心~ステージアップ~
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先日、とても嬉しい出来事がありました。
夕方、アルバイトから帰ってきた同居中の長女が、そっと小さな紙袋を差し出しました。中には、可愛らしいケーキがひとつ。
「いつもの感謝を伝えたくて」――そう言って、アルバイトで得たお金で買ってきてくれたのです。
決して華やかなケーキではありません。けれど、背伸びすることなく、いまの自分にできる形で気持ちを伝えてくれたことが、何よりも胸に響きました。
娘がこんなふうに、感謝を伝えることができるようになったのだなぁ……そう思うと、心の奥がじんわり温かくなります。
正直、食べるのが惜しいくらいでした。でも、娘の思いを受け止めながら、ありがたく、ひと口食べては昔を思いだし、ひと口食べては目の前にいる娘の姿を見ながら、ゆっくりと味わいました。
…..気づけば、ケーキひとつ食べるのに1時間もかかっていました。
過去に「分け与える」気持ちについて記事を書きました。そのとき親として大切にしていたことが、娘にも自然と育まれていた――そのことが、今日の小さなケーキを通して伝わってきました。
甘さよりも、娘の成長が胸にしみた、忘れられないひとときでした。
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過去に書いた「分け与える気持ち」に関する記事はこちら(3話構成)
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