初心者から上級者まで分かるSia(シア)使い方ガイド
初心者から上級者まで分かるSia(シア)使い方ガイド

買われやすい場所・売られやすい場所を見つける、「価格構造」を科学するインジケーター
はじめに

Sia(シア)は、日米株プラチナプランを5か月以上継続している方向けの限定インジケーターです。
正式名称は Structure Insight Analyzer。
Siaは、チャート上で「どの価格帯が意識されやすいか」「どこで買いが入りやすいか」「どこで売りが出やすいか」を見るための価格構造分析インジケーターです。
ARIAが「買うか・売るか・保有するか」を判断する総合ツールだとすれば、Siaはその前に見る チャート上の地図 です。
ARIAは判断の司令塔。
Siaは場所を見つける地図。
この役割分担を最初に押さえておくと、Siaはかなり使いやすくなります。

1.初心者編
1-1. Sia(シア)とは何か

Siaは、株価チャートの中から 買われやすい場所・売られやすい場所 を見つけるためのインジケーターです。
たとえば、チャートを見ていると、
何度も反発している価格帯
一度下に抜けたように見えて、すぐ戻ってきた場所
上昇トレンドが続いているのか、崩れ始めたのか分かりにくい場面
ARIAでは買い候補に見えるが、今の株価が高いのか安いのか判断しにくい場面
があります。
Siaは、そうした場面で「今の価格はどの位置にいるのか」「買い手・売り手のどちらが優勢になりやすい場所なのか」を見やすくするための道具です。
Sia単体で「今すぐ買い」「今すぐ売り」と判断するものではありません。
あくまで、ARIAや自分の分析と組み合わせて使う 価格構造の補助ツール です。
1-2. ARIAとの違い

ARIAとSiaは、どちらもスイングトレードを助けるツールですが、役割が違います。
ARIAは、複数の指標を組み合わせて、トレード戦略を判断するためのツールです。
ARIAが見ているものは、たとえば以下です。
トレンドの強さ
短期の勢い
出来高
市場全体の地合い
損切りライン
利確目標
ポジション管理
過去のシグナル成績
つまりARIAは、その銘柄を今どう扱うか を判断するための司令塔です。
一方、Siaが見ているのは、もっとシンプルです。
株価が上昇構造なのか
下降構造なのか
どの価格帯で買われやすいのか
どの価格帯で売られやすいのか
今の価格が高い位置なのか、安い位置なのか
つまりSiaは、どこで戦うか を見るための地図です。
使い分けはこうです。

Siaで「場所」を確認し、ARIAで「判断」する。
この順番が基本です。
1-3. まず見るべき2つの表示
Siaを表示したら、初心者の方はまず右側の小さな表示を見てください。


特に見るのはこの2つです。
Sia Bias
Sia Last
Sia Bias

Sia Biasは、現在の価格構造の向きです。
表示される主な状態は以下です。

Bullishは「買い」という意味ではありません。
あくまで、価格構造としては上向きに見えやすい、という意味です。
Bearishも「売れ」という意味ではありません。
価格構造として下向きに見えやすい、という意味です。
Sia Last

Sia Lastは、直近で起きた重要イベントです。
たとえば、
Bull BOS
Bear CHOCH
Bull OB touch
Bullish Liquidity Sweep
Entered Discount
ARIA Bull Setup
のような表示が出ます。
これは「チャート上で直近何が起きたか」を教えてくれる欄です。
Sia Biasが「今の構造の向き」だとすると、Sia Lastは「直近の出来事」です。
この2つをセットで見ると、今のチャートがかなり読みやすくなります。
1-4. 基本用語を理解する
Siaには、価格構造を見るための専門用語がいくつか出てきます。
最初は全部を完璧に覚えなくて大丈夫です。
まずは「何を意味しているか」「なぜ見る必要があるか」だけ押さえてください。
HH / HL: 上昇構造のペア

HH は Higher High の略です。
前より高い高値をつけた状態です。
これは「高値を更新できている」という意味です。
高値を更新できるということは、買い手の力がまだ残っている可能性があります。
HL は Higher Low の略です。
前より高い安値をつけた状態です。
これは「下がっても、前回より高い位置で買われた」という意味です。
押し目買いが入っている可能性を見るために重要です。
HHとHLが続くと、上昇構造が続いていると考えやすくなります。
LH / LL: 下降構造のペア

LH は Lower High の略です。
前より低い高値をつけた状態です。
これは「前回の高値まで戻せなかった」という意味です。
上値が重くなっている可能性を見るために使います。
LL は Lower Low の略です。
前より低い安値をつけた状態です。
これは「安値を更新してしまった」という意味です。
売り手が強くなっている可能性を見るために重要です。
LHとLLが続くと、下降構造が続いていると考えやすくなります。
BOS / CHOCH: 構造変化のペア

BOS は Break of Structure の略です。
重要な高値や安値を抜けて、価格構造がブレイクした状態です。
上方向のBOSなら、直近の重要な高値を抜けたという意味です。
下方向のBOSなら、直近の重要な安値を抜けたという意味です。
BOSは、トレンドが続いているか、構造が一段変化したかを見るために使います。
CHOCH は Change of Character の略です。
それまでの流れと違う方向に構造が変わり始めたサインです。
BOSが「構造の継続」を見るものだとすれば、CHOCHは「構造の性格が変わったかもしれない」と見るためのものです。
たとえば下落が続いていた銘柄で、上方向のCHOCHが出た場合、底打ちの初期サインになることがあります。
逆に上昇が続いていた銘柄で、下方向のCHOCHが出た場合、上昇の勢いが弱くなった可能性があります。
Bull OB / Bear OB: 反応しやすい価格帯

Bull OB は Bullish Order Block の略です。
買いが入りやすいと見られる価格帯です。
Siaでは、上方向の構造変化が起きる前にあった陰線の価格帯を、買いが意識されやすい場所として表示します。
Bull OBは「ここで必ず買う」という意味ではありません。
「ここまで下がってきた時に、反発するか確認したい場所」です。
Bear OB は Bearish Order Block の略です。
売りが入りやすいと見られる価格帯です。
Siaでは、下方向の構造変化が起きる前にあった陽線の価格帯を、売りが意識されやすい場所として表示します。
Bear OBも「ここで必ず売る」という意味ではありません。
「ここまで戻ってきた時に、失速するか確認したい場所」です。
Liquidity Sweep: だまし上げ・だまし下げのような動き
Liquidity Sweep は、高値や安値を一瞬抜けた後、終値では戻ってくる動きです。
たとえば、安値を一瞬下抜けて、すぐ価格が戻ることがあります。
これは、下に置かれた損切り注文を巻き込んだ後に、買いが入り直した可能性を見るために使います。
逆に、高値を一瞬上抜けてから戻る場合は、上にある注文を巻き込んだ後に、売りが出た可能性を見るために使います。
「だまし下げ」「だまし上げ」のような動きを、価格構造として捉えるための用語です。
EQ / Premium / Discount: 今の価格が高いか安いか

EQ は Equilibrium の略です。
直近の値動きレンジの中間地点です。
Siaでは、直近の高値と安値の間の真ん中をEQとして見ます。
EQより下にいる場合は、Discount側です。
EQより上にいる場合は、Premium側です。
Discount は、直近レンジの下半分です。
比較的、買いを検討しやすい位置として見ます。
Premium は、直近レンジの上半分です。
高値掴みに注意したい位置として見ます。
もちろん、Discountだから必ず買い、Premiumだから必ず売りではありません。
ただ、ARIAが買い推奨を出していても、価格がPremium側にいるなら少し慎重に見る、という判断材料になります。
1-5. Sia Last 12パターン早見表
Sia Lastには、直近で起きた重要イベントが表示されます。

ここでは、表示される主な12パターンを整理します。
以下、本記事では Bullish Liquidity Sweep を Bullish Sweep、Bearish Liquidity Sweep を Bearish Sweep と略記します。

この表は、慣れるまで何度も見返してOKです。
最初から全部を覚える必要はありません。
まずは、Bull系は上方向、Bear系は下方向、Premiumは高め、Discountは安め、とざっくり覚えてください。
1-6. 初心者が最初に見る順番
Siaを使う時、初心者の方は以下の順番で見るのがおすすめです。

1. Sia Biasを見る
まず、現在の構造がBullishなのか、Bearishなのか、Neutralなのかを見ます。
Bullishなら上方向の構造が優勢。
Bearishなら下方向の構造が優勢。
Neutralなら、まだ方向感がはっきりしない状態です。
2. Sia Lastを見る
次に、直近で何が起きたかを見ます。
BOSなのか、CHOCHなのか、OB touchなのか、Sweepなのかで意味が変わります。
3. EQより上か下かを見る
価格がEQより下にいるならDiscount寄り。
価格がEQより上にいるならPremium寄りです。
買いを考えるなら、一般的にはPremium側よりDiscount側の方が見やすくなります。
4. Discount / Premiumを見る
Discountにいるから必ず買うわけではありません。
Premiumにいるから必ず売るわけでもありません。
ただ、今の価格が「レンジの上の方なのか、下の方なのか」を知ることは大切です。
5. ARIAのスコアと合わせて判断する
最後にARIAを見ます。
Siaで場所を確認し、ARIAで判断する。
この順番が基本です。
2.中級者編
2-1. Sia Biasの使い方
Sia Biasは、現在の価格構造の向きです。
ただし、ここで大切なのは、Sia Biasを売買サインとして見ないことです。
Sia BiasがBullishだから買い、ではありません。
Sia BiasがBearishだから売り、でもありません。
Biasは、あくまで「今のチャート構造はどちらを向いているか」を見るためのものです。
Sia BiasとARIAが揃った時

たとえば、Sia BiasがBullishで、ARIAも買い推奨に近い状態なら、構造と総合判断が揃っていると見られます。
この場合は、買い候補として検討しやすくなります。
ただし、価格がPremium側にいる場合は、高値掴みに注意します。
Sia BiasとARIAが逆向きの時

Sia BiasがBearishなのに、ARIAが買いに近い場合もあります。
この時は、すぐに飛びつくのではなく、
まだ価格構造が整っていないのか
ARIAが先に改善を拾っているのか
Sia側でCHOCHやBOSが出るのを待つべきか
を考えます。
逆に、Sia BiasがBullishでもARIAが弱いなら、地合い・勢い・リスク管理の面でまだ不安がある可能性があります。
2-2. Sia Lastの読み方
Sia Lastは、直近で起きたイベントです。
イベントは大きく4種類に分けると理解しやすくなります。
1. 構造系
Bull BOS
Bear BOS
Bull CHOCH
Bear CHOCH

構造系は、チャートの流れが続いているのか、変わり始めたのかを見るための表示です。
BOSは構造ブレイク。
CHOCHは構造の性格変化。
この2つは、トレンドの継続や転換を考える時に重要です。
2. 反応系
Bull OB touch
Bear OB touch
Bullish Sweep
Bearish Sweep

反応系は、特定の価格帯で買い・売りが入りやすいかを見るための表示です。
Bull OB touchなら、買いが入りやすい価格帯に接触しています。
Bear OB touchなら、売りが入りやすい価格帯に接触しています。
Sweepは、だまし上げ・だまし下げのような動きを見るための表示です。
3. ゾーン系
Entered Discount
Entered Premium

ゾーン系は、現在価格がレンジのどの位置にいるかを見るための表示です。
Discountなら比較的安い側。
Premiumなら比較的高い側です。
4. ARIA連携系
ARIA Bull Setup
ARIA Bear Setup
ARIA連携系は、Sia側で条件が揃ったため、ARIAを確認する場面を知らせる表示です。
これは「買い」「売り」の最終判断ではありません。
ARIAのスコア、地合い、リスク管理を確認する合図です。
2-3. Bull OB / Bear OBの実践的な使い方

OBは、Order Blockの略です。
Siaでは、買いが入りやすい価格帯をBull OB、売りが入りやすい価格帯をBear OBとして表示します。
Bull OBの見方
Bull OBは、買いが入りやすいと見られる価格帯です。
価格がBull OBまで下がってきた時は、そこで反発するかを見ます。
ただし、Bull OBに触れたからすぐ買うのではありません。
見るべきことは、
反発しているか
出来高が増えているか
ARIAのスコアが崩れていないか
Sia BiasがBullishを保っているか
価格がDiscount側にいるか
です。
Bear OBの見方
Bear OBは、売りが入りやすいと見られる価格帯です。
価格がBear OBまで戻ってきた時は、そこで失速するかを見ます。
保有中の銘柄でBear OBにぶつかった場合は、利確や様子見の候補になります。
新規買いを考えている時にBear OBが近い場合は、上値が重くなる可能性があります。
2-4. Premium / Discount / EQの考え方

Siaでは、直近の値動きレンジを使って、価格の位置を3つに分けて考えます。
Premium
EQ
Discount
Discount
Discountは、直近レンジの下半分です。
比較的、買いを検討しやすい位置です。
ただし、下落が強い時はDiscountに入ったままさらに下がることもあります。
そのため、Discountに入っただけで買うのではなく、Bull OB、Bullish Sweep、ARIAのスコアなどを組み合わせて見ます。
Premium
Premiumは、直近レンジの上半分です。
高値掴みに注意したい位置です。
ARIAが買い推奨を出していても、価格がPremium側にいる場合は、少し慎重に見るのがおすすめです。
EQ
EQは、PremiumとDiscountを分ける中間地点です。
EQ付近は、買い手と売り手の力が中立に近い場所と考えます。
EQより下で買われるなら、押し目買いが入りやすい可能性があります。
EQより上で失速するなら、高値圏で売りが出ている可能性があります。
2-5. ARIA確認待ちラベルの正体

Siaには、ARIA確認待ちラベルがあります。
表示される主な文言は以下です。
セットアップ候補:ARIA確認
警戒セットアップ:ARIA確認
これは、Sia側で条件が揃ったため、ARIAを確認するタイミングを知らせる表示です。
セットアップ候補:ARIA確認
この表示は、主に以下のような条件が重なった時に出ます。
Sia BiasがBullish
価格がDiscount側
Bull OB touch、Bullish Sweep、Bull CHOCH、Bull BOSなどの上方向イベントが出た
意味としては、「買い候補として見てもよい場所に近づいたので、ARIAを確認しよう」です。
警戒セットアップ:ARIA確認
この表示は、主に以下のような条件が重なった時に出ます。
Sia BiasがBearish
価格がPremium側
Bear OB touch、Bearish Sweep、Bear CHOCH、Bear BOSなどの下方向イベントが出た
意味としては、「上値が重くなる可能性があるので、ARIAを確認しよう」です。
どちらも、Sia単体で売買を決めるサインではありません。
Siaが場所を知らせ、ARIAで判断する。
この流れを守ることが大切です。
2-6. ARIAとの組み合わせ例
ここからは、SiaとARIAをどう組み合わせるかを見ていきます。
例1: ARIA買い推奨 + Sia Bullish Bias

ARIAが買い推奨に近く、Sia BiasもBullishなら、総合判断と価格構造が揃っています。
この場合は、買い候補として検討しやすい状態です。
さらに価格がDiscount側にあるなら、より見やすくなります。
例2: ARIA買い推奨 + Sia Discount

ARIAが買い推奨でも、価格がPremium側にあると高値掴みのリスクがあります。
一方、SiaでDiscount側にいるなら、比較的買いを検討しやすい位置です。
この時にBull OB touchやBullish Sweepが重なると、ARIA確認待ちの候補になります。
例3: ARIA買い推奨 + Bull OB反発

ARIAが買い推奨に近く、価格がBull OBで反発している場合、買いが入りやすい場所で実際に反応している可能性があります。
この時は、
Sia BiasがBullishか
価格がDiscount側か
ARIAのスコアが高いか
損切りラインまでの距離が許容できるか
を確認します。
例4: ARIA買い推奨でもSiaが警戒を出すケース

ARIAが買いに近くても、Sia側で以下のような状態なら慎重に見ます。
価格がPremium側
Bear OBに接触
Bear CHOCHが出ている
Bearish Sweepが出ている
この場合は、買い判断を急がず、もう少し価格構造が整うのを待つ選択もあります。
3.上級者編
3-1. BOSをトレンド転換ではなく構造変化として読む

BOSは、重要な高値や安値を抜けた状態です。
ただし、BOSが出たからすぐトレンド転換とは限りません。
BOSは、あくまで構造が一段変化したサインです。
上方向のBOSが出た場合、次に見るのは「その後の押し目」です。
価格が一度下がってきた時に、Bull OBやDiscount側で支えられるかを見ると、エントリー候補が整理しやすくなります。
逆に、下方向のBOSが出た場合は、戻りでBear OBにぶつかって失速するかを見ます。
上級者は、BOSを単発イベントとしてではなく、次の押し目・戻り売りの準備として使います。
3-2. HL / HH / LH / LLで波の質を見る
波の質を見る時は、HH、HL、LH、LLをセットで見ます。

S強い上昇構造
強い上昇構造では、HHとHLが続きます。
高値を更新し、下がっても前回より高い位置で買われる。
この流れが続く限り、買い手が優勢と考えやすくなります。
弱い下降構造
下降構造では、LHとLLが続きます。
前回の高値まで戻せず、安値を更新してしまう。
この流れが続くと、売り手が優勢と考えやすくなります。
HLが崩れた時
上昇構造で重要なのはHLです。
HLが守られている間は、押し目買いが入っている可能性があります。
しかしHLが崩れると、上昇構造が弱くなった可能性があります。
その時にBear CHOCHやBear BOSが重なるなら、警戒度は上がります。
3-3. Liquidity Sweepの使い方
Liquidity Sweepは、高値や安値を一瞬抜いた後、終値では戻ってくる動きです。
簡単に言うと、だまし上げ・だまし下げのような動きです。

Bullish Sweep
Bullish Sweepは、安値を一瞬下抜けた後、終値で戻ってくる動きです。
これは、下に置かれた損切りを巻き込んだ後に、買いが入り直した可能性を見るために使います。
Discount側でBullish Sweepが出た場合、底打ち候補として注目します。
Bearish Sweep
Bearish Sweepは、高値を一瞬上抜けた後、終値で戻ってくる動きです。
これは、上に置かれた買い注文や損切りを巻き込んだ後に、売りが出た可能性を見るために使います。
Premium側でBearish Sweepが出た場合、上値が重くなる候補として注目します。
3-4. Siaをエントリー精度向上に使う
Siaは、エントリーの精度を上げるために使えます。
ただし、繰り返しますが、Sia単体で売買判断をするものではありません。
基本の流れは以下です。

ARIAで候補銘柄を見つける
Siaで価格の場所を確認する
Discount / Premium / EQを見る
Bull OB / Bear OBを見る
BOS / CHOCH / Sweepを見る
最後にARIAでスコア・リスク・地合いを確認する
買いを検討するなら、
ARIAが強い
Sia BiasがBullish
価格がDiscount側
Bull OBで反発
Bullish Sweepが出ている
といった条件が重なるほど、見やすくなります。
一方で、条件が揃わない時は無理に入らないことも大切です。
スイングトレードでは、「分かりやすい場所まで待つ」ことも戦略です。
3-5. Webhook / Data Window連携について
Siaには、上級者向けにWebhookとData Window用の出力も用意しています。

Webhookイベント
Webhookでは、Siaの構造イベントを `SIA_CONTEXT_*` という形式で送れるようにしています。
たとえば、
SIA_CONTEXT_BULLISH_STRUCTURE
SIA_CONTEXT_BEARISH_STRUCTURE
SIA_CONTEXT_BULLISH_OB_TOUCH
SIA_CONTEXT_BEARISH_OB_TOUCH
SIA_CONTEXT_DISCOUNT_ZONE
SIA_CONTEXT_PREMIUM_ZONE
SIA_CONTEXT_ARIA_BULLISH_CHECK
SIA_CONTEXT_ARIA_BEARISH_CHECK
などです。
`SIA_CONTEXT_` と付けているのは、ARIAの売買判断シグナルと混同しないためです。
Siaは「構造の情報」。
ARIAは「判断の情報」。
外部連携でも、この役割分担を分けて扱えるようにしています。
Data Window出力
Data Windowには、Siaの状態を数値として出力しています。
主な出力は以下です。
Sia Bias
Sia Zone
Sia Bullish OB Touch
Sia Bearish OB Touch
Sia Bullish Sweep
Sia Bearish Sweep
Sia ARIA Bullish Check
Sia ARIA Bearish Check
これらは、将来的に通知、検証、スクリーニング、記録用データとして使いやすくするためのものです。
詳しい自動化や通知連携については、別記事で扱う予定です。
3-6. Siaを使う時の注意点
Siaは便利なツールですが、万能ではありません。
使う時は、以下の点に注意してください。
Sia単体で売買判断しない
Siaは価格構造を見るツールです。
Sia BiasがBullishだから買う、Sia LastにBull OB touchが出たから買う、という使い方はおすすめしません。
必ずARIAや自分の分析と合わせて判断してください。
シグナルではなく構造を見る
Siaの表示は、売買シグナルというより、チャート上の構造情報です。
どこが買われやすいか。
どこが売られやすいか。
今の価格が高い位置か、安い位置か。
こうした「場所」を見るために使います。
決算・材料・地合いも確認する
個別株は、決算、業績修正、IR、金利、指数の動きなどで大きく動きます。
Siaで良い形に見えても、決算直前や悪材料が出た直後は注意が必要です。
地合いや総合判断はARIA、ファンダメンタルズは別の分析と組み合わせてください。
薄商い銘柄では過信しない
出来高が少ない銘柄では、価格構造がきれいに機能しないことがあります。
少しの売買で価格が大きく動くため、OBやSweepがだましになりやすくなります。
流動性が低い銘柄では、Siaの表示を過信しすぎないようにしてください。
3-7. まとめ

Siaは、買われやすい場所・売られやすい場所を見つけるための価格構造インジケーターです。
Siaが見るのは「場所」です。
ARIAが見るのは「判断」です。
Siaで価格構造を確認し、ARIAでトレード判断を行う。
この組み合わせによって、スイングトレードの見方はかなり整理しやすくなります。
初心者の方は、まずSia BiasとSia Lastを見るだけで十分です。
慣れてきたら、OB、Sweep、Premium / Discount、EQを組み合わせて見てください。
さらに上級者の方は、ARIA確認待ちラベルやWebhook、Data Window出力を使って、自分なりの検証や通知にもつなげられます。
Siaは、チャートの未来を当てるための魔法ではありません。
ただし、どこで買いが入りやすいのか、どこで売りが出やすいのかを整理する地図としては、とても強力です。
ARIAという司令塔と、Siaという地図。
この2つを組み合わせて、より納得感のあるトレード判断につなげてください。
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