【忘却度10%】キャッシュトラック
2021年7月31日。
これはよく覚えてます。というのも1年以上コロナで休刊してた映画誌が、このときだけイレギュラーに復刊、その連載で取り上げたのがこの映画だったからです。
ガイ・リッチー&ジェイソン・ステイサム。
その原稿から抜粋しておきます。
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現金輸送車を扱う警備会社に転職してきたジェイソン・ステイサム。試験はギリギリのラインでの合格でしたが、あるとき強盗に襲われると、ビビりまくる同僚ジョシュ・ハートネットをほっといて、あっという間に敵6人をあの世行きに。
この「ジェイソン・ステイサムを舐めると、とんでもないことになる」というお約束っぷりに、「待ってました!」と手を叩きつつ、ちょっと笑いそうになりました。
他のシーンでは発煙筒の煙の中からジェイソン・ステイサムが現れると、強盗たちが恐れをなして何もせず逃げるというシーンまであります。「ジェイソン・ステイサム」という存在のフル活用。
ここもかっこいいシーンなのですが、私のようなジェイソン・ステイサム好きは、思わず吹き出してしまうかもしれません。
と、こんな話をしてると、もしかしたら、いつもの「トランスポーター」「アドレナリン」シリーズみたいな、テレビ東京午後のロードショーで見るとちょうどいい映画じゃないかと想像される方もいらっしゃるかもしれません。
でも「そういうことだったのか」と唸る、重くシリアスで見応えのあるドラマと展開がしっかりありますのでご安心を。(ってこの言い方、「トランスポーター」とかに失礼すぎ)
そして「ジェントルメン」のような瀟洒な感じやコメディ要素はないのですが、同じ事件がいくつかの視点から語られて真実が浮かびあがるくだりや、壮絶な銃撃シーン中に、リズミカルにその計画を立てるシーンの回想を挟み込んでいく展開など、ガイ・リッチー風味もちゃんとそこかしこにあります。
でもやっぱり、「ジェイソン・ステイサム映画」ですけどね。しかも最高の。
最後にジェイソン・ステイサム以外の俳優についても触れておくと、ジョシュ・ハートネットって、最初から最後までこんな雑に扱われる俳優だったっけということに驚きます。
そしてスコット・イーストウッドの冷血な悪役がすごくハマってたのも(こちらはいい意味で)驚きです。彼の両目のアップが効果的に使われてるのですが、完全に若いころのクリント・イーストウッドでした。

