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LUNA SEA 真矢の訃報に想うこと

今朝、残念なニュースが飛び込んできた。
闘病中であったLUNA SEAのドラマー真矢が亡くなったとのこと。
闘病を発表したことに対する記事を書いて半年ちょい、ちょうど1年前に東京ドームで元気にライブをしてたというのにこんなことになるのは非常に残念でならない。


私のLUNA SEAとの出会い

具体的な時期は明確には思い出せないが、中学生の頃にギターを始めいわゆる”ヴィジュアル系”と呼ばれる音楽が流行りだしていた頃、アルバムで言うとEDENやMOTHERあたりの頃だったと思う。

当時バンドブームだったこともあり、周りは何かしらの楽器を持っていたしTAB譜の載ったバンドスコアも大量に持っていた。

私の感覚ではMOTHERあたりまでは、”化粧”、”黒”、”攻撃的”、”妖艶”といったキーワードをそのまま音に出したような音楽性だったように感じている。
それが96年のSTYLEの頃から少しずつ化粧を落とし”せつなさと攻撃性を併せ持ったダークロック”という方向性を確立させていった。

当時高校生の頃に付き合っていた彼女がSLAVE(ファンクラブ会員)だったこともあり、UN ENDING STYLEツアーのライブには一緒に何度も足を運び、360度グルグル回るドラムセットでドラムソロを叩きまくる真矢も観てきた。
一般的には代表曲ROSIERが収録されたアルバムMOTHERが名盤とされるが、私はダークロックという形のピークを迎えたSTYLEこそが最高傑作だと今でも思っている。


長い空白期間

そこから私はかなり長い間LUNA SEAの音楽を聴くことは無かった。
RYUICHIが河村隆一としてソロ活動でクソ爽やかな歌を披露し、ソロアルバムが尋常じゃないほど売れたことも大きく影響していると思うが、アルバムSHINEの頃になると音楽性が”陰”から”陽”に変わっていき、”せつなさ”や”刺々しい攻撃性”が失われていったことで当時の私の好みとは少し外れていってしまった。
また、私の嗜好がハードロック/ヘヴィメタルの方にどっぷりハマっていったため、それしか聴かなくなったのも理由として大きい。

その間、LUNA SEAは「終幕」と呼ばれる長い解散期間に入りそこからの復活を果たし活動を再開するのだが、私が再度LUNA SEAをどっぷり聴くようになったのは割と最近だった。
今となってはSHINEも普通に聴けるし、再始動以降のアルバムも素晴らしい楽曲が多いことに気付かされた。アルバムLUVなんかは私の大好物な”せつなさ”要素がたっぷりで最高である。

私がLUNA SEAを最後に観たのは2024年9月に行われた「テレビ朝日ドリームフェスティバル」だった。
ロックバンドばかり出演する日で、LUNA SEAの他にHYDEやB'zの松本孝弘のソロプロジェクトでもあるTMGも出演するという事で観に行った。
25年以上ぶりに観るLUNA SEAは「RYUICHIのMCは相変わらずワンパターンだなぁ」なんて思いつつも変わらずカッコよかったのを今でも覚えている。


非常にタイトな真矢のドラム

昨年11月に行われたLUNA SEA主催のフェス「LUNATIC FEST. 2025」ではかつて真矢のローディーを務め直系の弟子である、元SIAM SHADEの淳士が闘病中の真矢に代わってドラムを叩いていた。

後に放送された映像でそれを観たのだが、「ドラマーが代わるとここまでバンドサウンドが変わってしまうのか」と驚いた。
と同時に「真矢のドラムは非常にタイトで引き締まった音を出していたのだな」と感じさせられた。
一音一打、あまり余韻を残さず歯切れの良い音を出す。LUNA SEAの音楽には欠かせない存在だったというのを改めて感じさせられた。


観たいアーティストは観れるうちに観よう

私が若かりし頃から聴いてきたアーティストたちは、もう60前後になってきている。
ここ数年、毎年誰かしら大好きなアーティストの訃報を聞くようになってしまい、自分も歳をとったなと痛感するのだが、「いつか観たい」と思っていたアーティストが居るのなら「いつか観れるだろう」ではなく「観れるチャンスがあるなら今観ておく」ことを強くお勧めする

真矢は56歳と信じられないくらい若く旅立って行ってしまった。
真矢は生前「LUNA SEAを絶対に止めないで欲しい」と願っていたようだし、LUNA SEAの活動はまだ続くのだろうけど真矢の居た頃のLUNA SEAはもう二度と観ることができない。
そういう意味でも一昨年ドリフェスで観れたことを今となっては本当に良かったと思う。

今日は真矢を偲びながらLUNA SEAの楽曲を聴くことにしよう。



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